タケボウチューン バイクワークス
フロントフォークの内部を変更するために、高い技術力で有名な福岡の「タケボウチューン バイクワークス」さんにお世話になりました。
当初は依頼を受けて頂けるか分からなかったので、自分で海外から部品を調達する選択も考えたのですが、油脂類も新たに揃える必要があったのと、カートリッジ・ダンパーがブラダ式なのでプロに相談させて頂きました。
ボトムケースやエアーチャンバーのメンテなら慣れていますが、ブラダ式はやったことが無いし、ブラダが破れてしまって部品が無かったらアウトですからね。
余談だけど、その点ROCKSHOXのモーションコントロール・ダンパーなんて長く使えるよね。
Oリングさえ出ればOH可能だし、スタンチオン径が同じなら最新のモーションコントロール・ユニットを組むことも出来るし。
以下、こんな流れでした。
・先ずはメールで作業を受けて頂けるか相談し、その後PDFで見積書が送られて来ます。
・見積内容でOKなら、良く洗浄し(ここ大事)、宅急便でフォークを発送。
・作業が終わるとPDFで作業報告書が送られてくるので、記載の内容や振込先等よく確認しましょう。
・OKなら振込先に送金し、明細又は取引履歴の画像を送って確認して頂いて、宅急便にて返送という流れです。
いや~、仕事内容は勿論、対応もプロフェッショナルで感心しました!!

僕ね以前の経験から、輪界の一部のメーカーさんはプロフェッショナルさに欠ける印象を持っていたんですよ...
お世話になっているショップ経由で依頼している、ママパパさんやダーフリさんはちゃんとした印象ですけど。
あるメーカーのフロント・フォークですが、カートリッジ・ダンパーのリコールの際に代理店に対応して貰った際の事です。
カートリッジ・ダンパーが緩むと言う内容だったので、緩まないようオーバートルクで締め付けたのでしょう、コンプレッション・ダイアルが固くて回らない状態で帰って来ました。
直接の原因はオーバートルクでの締め付けだけど、動作確認をしていないのが一番まずいよね。
他の業界ならあり得ない...
また、ドロッパーポストを購入してラジアル方向のガタが異常なので、代理店に点検・修理依頼したらガタは無くなったけど伸び切らない物が帰って来ました、しかも新品なのにボルトの頭がナメた状態で...
結局、ショップのご厚意で返品して貰い、差額で別のメーカーの製品を購入させて頂きました。
もう、僕はガッカリしてしまった訳ですよ。
輪界の技術レベルなんて、こんなものなんだと...
MTB好きって、結構な確率で車やモーターサイクルも好きだったりしますよね♪
だから本業が、加工屋さんや、メカニックの方も多いんじゃないかな。
僕の場合は、周りにグループAラリーカーのワークスエンジンを組んでいた人や、ホンダやスズキの2輪のエンジンの試作品を切削してる現場とかがあったのでね。
以前も書いたけど、係長が仕事中に自分のモーターサイクルのクランクシャフトをVブロックに載せて、ダイヤルゲージでバランス取りしてたり(仕事中だぞオイ)。
並列2気筒90ccのエンジンのピストンが手に入らないから、ラジコンやら草刈り機のピストンを流用とか(家でやれ)。
会社のデスクに、ピストンが転がっている光景。

でも今回タケボウさんにお世話になって、考えが変わりました。
技術がある所には、ちゃんとあるんだと。
素晴らしい仕事、ありがとうございました。

グリーンシーズンまであと1か月半位ですが、滝沢サイクルパークのファンライドエリアは盛況ですね。
立派なトレーニングコースが出来たお陰で、以前問題になっていた「スキルに差が有るライダーが同じコースを走る事によるトラブル」も緩和されるんじゃないかな。
先日のこと、僕と同じくらいの年齢の方かな?カーボンのフルサスで前後FOXのFACTORYのサスで「カッコいいな!」と思って拝見していました。
しかし、バイクに乗せられて「飛ばされているようなジャンプ」だったので、見ていて少しハラハラしてしまいました。
2回ほど転倒され、2回目はなかなか起き上がれないほどのダメージのようでした。
僕の頭を過ったのが、この方が初心者だったかは存じ上げないけど、ネットで定期的に話題になる「初心者に勧めるのはフルサスか?ハードテールか?」と言うお題。
勿論、予算が許すのであれば僕もフルサスを薦めるのに異論はありません。
ただ、最近のフルサスは高性能なのでバイク任せで走れてしまう反面、バイクでカバー出来る範囲を超えてしまった際に、基礎が出来ていないとコントロール不能になるようなシーンを見掛ける気がするんです。
だからと言って、HTなら安全なのかと言われれば違うけど、HTの場合人間の限界の方が先に来ますから。
ゲシればガツンと衝撃が来るし、フロントを下げ過ぎればサスがボトムして「ヒヤッ」っとするし。
HTの場合、少しのヒヤリやヒントを積み重ねて、徐々に限界を上げて行くことが可能と言うか...
高性能なフルサスの場合、いきなりどうにもならない状態に持って行かれることがあると言うか...
限界が高いけど限界を超えるとテクがないと立て直せないピュアレーシングカーと、限界は低いけどコントローラブルなスポーツカーみたいな?
まあフルサスだろうがHTだろうが、本人が欲しい自転車を買うのが一番なんですけどね。
ただ、高性能なMTBが初心者にとって最適なのかと問われると、どうなのかな?って思わせられた出来事でした。
一番大事なのは、バイクの種類に関係なく自身のコントロール下に置くことなんでしょうね。
言うのは簡単でも一番難しいことだし、何より怪我無く楽しみたいですね。
お前はフルサス乗ってないだろと言われそうですが、10年ぶりにフルサス乗ってます。
ホント良く出来ていて、10年前のMTBとは別物ですね。
調子良すぎて、買って2日でディレイラーハンガー曲げてリム凹ませて、暫く乗れませんでしたけど。

1か月で、2個もハンガー頼むことになるなんて思いませんでした。
当初は依頼を受けて頂けるか分からなかったので、自分で海外から部品を調達する選択も考えたのですが、油脂類も新たに揃える必要があったのと、カートリッジ・ダンパーがブラダ式なのでプロに相談させて頂きました。
ボトムケースやエアーチャンバーのメンテなら慣れていますが、ブラダ式はやったことが無いし、ブラダが破れてしまって部品が無かったらアウトですからね。
余談だけど、その点ROCKSHOXのモーションコントロール・ダンパーなんて長く使えるよね。
Oリングさえ出ればOH可能だし、スタンチオン径が同じなら最新のモーションコントロール・ユニットを組むことも出来るし。
以下、こんな流れでした。
・先ずはメールで作業を受けて頂けるか相談し、その後PDFで見積書が送られて来ます。
・見積内容でOKなら、良く洗浄し(ここ大事)、宅急便でフォークを発送。
・作業が終わるとPDFで作業報告書が送られてくるので、記載の内容や振込先等よく確認しましょう。
・OKなら振込先に送金し、明細又は取引履歴の画像を送って確認して頂いて、宅急便にて返送という流れです。
いや~、仕事内容は勿論、対応もプロフェッショナルで感心しました!!

僕ね以前の経験から、輪界の一部のメーカーさんはプロフェッショナルさに欠ける印象を持っていたんですよ...
お世話になっているショップ経由で依頼している、ママパパさんやダーフリさんはちゃんとした印象ですけど。
あるメーカーのフロント・フォークですが、カートリッジ・ダンパーのリコールの際に代理店に対応して貰った際の事です。
カートリッジ・ダンパーが緩むと言う内容だったので、緩まないようオーバートルクで締め付けたのでしょう、コンプレッション・ダイアルが固くて回らない状態で帰って来ました。
直接の原因はオーバートルクでの締め付けだけど、動作確認をしていないのが一番まずいよね。
他の業界ならあり得ない...
また、ドロッパーポストを購入してラジアル方向のガタが異常なので、代理店に点検・修理依頼したらガタは無くなったけど伸び切らない物が帰って来ました、しかも新品なのにボルトの頭がナメた状態で...
結局、ショップのご厚意で返品して貰い、差額で別のメーカーの製品を購入させて頂きました。
もう、僕はガッカリしてしまった訳ですよ。
輪界の技術レベルなんて、こんなものなんだと...
MTB好きって、結構な確率で車やモーターサイクルも好きだったりしますよね♪
だから本業が、加工屋さんや、メカニックの方も多いんじゃないかな。
僕の場合は、周りにグループAラリーカーのワークスエンジンを組んでいた人や、ホンダやスズキの2輪のエンジンの試作品を切削してる現場とかがあったのでね。
以前も書いたけど、係長が仕事中に自分のモーターサイクルのクランクシャフトをVブロックに載せて、ダイヤルゲージでバランス取りしてたり(仕事中だぞオイ)。
並列2気筒90ccのエンジンのピストンが手に入らないから、ラジコンやら草刈り機のピストンを流用とか(家でやれ)。
会社のデスクに、ピストンが転がっている光景。

でも今回タケボウさんにお世話になって、考えが変わりました。
技術がある所には、ちゃんとあるんだと。
素晴らしい仕事、ありがとうございました。

グリーンシーズンまであと1か月半位ですが、滝沢サイクルパークのファンライドエリアは盛況ですね。
立派なトレーニングコースが出来たお陰で、以前問題になっていた「スキルに差が有るライダーが同じコースを走る事によるトラブル」も緩和されるんじゃないかな。
先日のこと、僕と同じくらいの年齢の方かな?カーボンのフルサスで前後FOXのFACTORYのサスで「カッコいいな!」と思って拝見していました。
しかし、バイクに乗せられて「飛ばされているようなジャンプ」だったので、見ていて少しハラハラしてしまいました。
2回ほど転倒され、2回目はなかなか起き上がれないほどのダメージのようでした。
僕の頭を過ったのが、この方が初心者だったかは存じ上げないけど、ネットで定期的に話題になる「初心者に勧めるのはフルサスか?ハードテールか?」と言うお題。
勿論、予算が許すのであれば僕もフルサスを薦めるのに異論はありません。
ただ、最近のフルサスは高性能なのでバイク任せで走れてしまう反面、バイクでカバー出来る範囲を超えてしまった際に、基礎が出来ていないとコントロール不能になるようなシーンを見掛ける気がするんです。
だからと言って、HTなら安全なのかと言われれば違うけど、HTの場合人間の限界の方が先に来ますから。
ゲシればガツンと衝撃が来るし、フロントを下げ過ぎればサスがボトムして「ヒヤッ」っとするし。
HTの場合、少しのヒヤリやヒントを積み重ねて、徐々に限界を上げて行くことが可能と言うか...
高性能なフルサスの場合、いきなりどうにもならない状態に持って行かれることがあると言うか...
限界が高いけど限界を超えるとテクがないと立て直せないピュアレーシングカーと、限界は低いけどコントローラブルなスポーツカーみたいな?
まあフルサスだろうがHTだろうが、本人が欲しい自転車を買うのが一番なんですけどね。
ただ、高性能なMTBが初心者にとって最適なのかと問われると、どうなのかな?って思わせられた出来事でした。
一番大事なのは、バイクの種類に関係なく自身のコントロール下に置くことなんでしょうね。
言うのは簡単でも一番難しいことだし、何より怪我無く楽しみたいですね。
お前はフルサス乗ってないだろと言われそうですが、10年ぶりにフルサス乗ってます。
ホント良く出来ていて、10年前のMTBとは別物ですね。
調子良すぎて、買って2日でディレイラーハンガー曲げてリム凹ませて、暫く乗れませんでしたけど。

1か月で、2個もハンガー頼むことになるなんて思いませんでした。
tag : タケボウチューンサスペンションサービス
おんしりんバイクパーク
先月オープンした、山梨県富士吉田市の「おんしりんバイクパーク」に行ってみました。
MTB乗りなら直ぐに気付くと思いますが、「ふじてん」とも近いんですよね。
「ふじてん」で3時間券、「おんしりん」で2時間券で、濃い一日なんてプランも良さそうですね♪

しかし、山梨県が熱いですねー!!
ふじてん、おんしりん、南アルプス立沼マウンテンバイクパーク、カルノーサ・インドアバイクパーク、そして先日オープンした山梨MTBベースオートキャンプ場。
ゴイスー!!
しかし、MTBフォッサマグナには笑ったけど、こんな便利なMAPもありがたいですね!
さて脱線が過ぎましたが、「おんしりん」と言えば全国的にも未だ珍しい、スイスのベロソリューションズ社が設計したアスファルト全舗装型パンプでしょうか?
「おんしりん」よりも前に出来た、仙台の「新地パンプトラック」に行ってみたいと思っていたのですが、なかなかね。
10年前は平日に社内で仕事をして、土曜の朝5時に秩父を出て、青森の弘前の客先に午後入りで入り仕事をして日曜に帰るとかやっていたからとも思うけど...
でも、あんなこと(時間外労働200時間とか)はもう出来ないから、「おんしりん」が出来てくれて良かったですよ。
3時間位の運転なら、全然問題なしです!!

バイクパークは高速道路脇に立地していますので、コンビニは近くにはありません。
運転していて看板は見えなかったけど、道路から青々とした芝生とアスファルトのトラックが見えるので大丈夫です。
駐車場は割と広めですが、公園の利用者も使うので、あまりバイクパークの駐車場みたいに出店を広げるのは自重した方が良い気がしました。
僕自身、「そんなに出店を広げなければ、あと何台か停められるのに」と思うことが、各地であるので...
酷いのだと、道の駅の駐車場で駐車スペースをバイクスタンドで占有している奴がいますからね。

駐車場から向かって左手に、受付とレンタルバイクの建屋があります。
因みにテントは、休憩用のスペースです。
パンプトラックのコース内で休んでいると邪魔になってしまうし、他のライダーがコースインして良いのか分かり辛いので、休憩はテントでするよう言われました(その通りだと思います)。

初めての人は、コース規約を読み、誓約書を記入、渡されたカードに名前を記入します。
コース利用料は、大人2時間で2000円でした(詳しくは、おんしりんのサイトで自分で確認してください)。

受付が終ると、初めての方はスタッフさんの説明を看板の前で受けてから、コースに入ることが可能になります。

尚、最後に名前を記入したカードは、ラミネート加工されて自分用の利用者受講証となるので、ライドが終って帰る前に受付に寄り受け取りましょう。

施設関連では、綺麗なトイレがコース脇に設置されています。

自販機は、トイレ裏にありました。
また、現在も新しい施設が工事中で、今後どんな施設になって行くのか楽しみですね。

コース概要ですが、先ずはパンプトラック。
前記した通り、アスファルトで全舗装されたパンプトラックとキッズコースが併設されています。
画像は、メインコースの方です。
コース入り口にある看板を良く読み、スタート地点からコースインします。
コース上に進行方向がマーキングされているので、逆走しない為にも従いましょう。
走って見ての感想は、一見凄く深いバームに見えるのですが、スピードの乗りが良いので、これくらい深い方が走り易いと思います。
逆にスピードが乗せられない方やランバイクには、バームが立ち過ぎているのでキッズコースがお勧めです。

いやー、アスファルトのパンプトラックには意外と慣れが必要だなと、個人的には感じました。
先ずアスファルトだと転倒すると「擦りおろしりんご」になって、顔着すると顎が削れちゃう気がして(爆)。
ダートだとあまり気にならないゲシリも、アスファルトだと気になってしまいますね。
スペアのリムが欲しくても、国内に在庫無いみたいだし(そこ?)。
そういった精神面での慣れが、若干必要かなって思いました。
走り込める環境にあるのなら、走り込んで慣れるしかないですね。
あとはパンプトラックだけを純粋に楽しむなら、スリックやセミスリックタイヤを履いた、ダージャンバイクやBMXレーサーが良い気がしました。
トレイル用MTBでも楽しめるけど、コブが深いのでリアタイヤがお尻に擦るし、フォークのストロークが長いと速度域が上がったり、スタミナが切れて来るとフロントの抑えが効かなくなって来るんですよね。
ですからトレイル用MTBで走るなら、長くても120mmストローク位が良い気がしました。
僕は140mmストロークだったので、疲れて来るとフロントが抑え込めなくて暴れてしまい、失速してしまいましたね。

次いで、トレイルコースです。
トレイルコースは6本あり、分類的には初級3本、中級3本でした。
トレイルコースを下れば登り返さないといけない訳でして、登り返し用のルートもあるので看板を見て進行方向に注意して楽しみましょう。
走って見ての感想は、訪れる前から聞いてはいたのですが、土のトラックではなく砕石を敷き詰めた「砂利道」なんです。
どうして砂利道なのかは推測の域を出ないのですが、メンテナンス頻度を下げる目的なのかな?と思いました。
ユーザー目線で見ると、かなり評価は分かれると思います。
走り慣れた人なら分かると思うけれど、深く浮いた砂利道はスリッピーでトリッキーなんですよね。
折角奇麗にバームがついていたり、プッシュするコブがあったとしても、体重を路面に預けきれないんですよね。
コース自体も短めなんですが、現状のコースレイアウトでトラックが締まった土であれば、結構楽しめると思うだけに残念に感じました。
走りながら、スピード出し過ぎを抑制するための砂利道なのかと考えたけど、これって初級者がゆっくり走っても怖いと思う人は怖いと思うだろうし、やっぱりメンテナンス性を重視したのかな?と言う結論です。

最後に、SNSで「おんしりんに1台だけ自転車を持って行くとしたら、何が正解か」なんてのがあったので僕なりの見解。
初見で全てを楽しむと言う条件であれば、トレイル用MTBが良い気がします。
ハードテールならプッシュも入り易いですし、僕もそうしました。
2回目以降であれば、パンプトラックとトレイルコースのレベルを天秤に掛け、レベルの高いコースであるパンプトラックに合わせDJ用MTBかBMXレーサーを選ぶかな?
2台積みOKなら、「ふじてん」用で下り系MTB、「おんしりん」用でDJ MTB or BMXレーサーが考え得る最高の贅沢かな(笑)。
ただ前記したけど、トレイルコースが土のコースになれば、DJ系MTBでも楽しく走れそうなので、今後の展開次第と言うことで。
2時間券の都合で、キッズ、スキルアップ、トレイル初級コースは割愛させて頂きました。
MTB乗りなら直ぐに気付くと思いますが、「ふじてん」とも近いんですよね。
「ふじてん」で3時間券、「おんしりん」で2時間券で、濃い一日なんてプランも良さそうですね♪

しかし、山梨県が熱いですねー!!
ふじてん、おんしりん、南アルプス立沼マウンテンバイクパーク、カルノーサ・インドアバイクパーク、そして先日オープンした山梨MTBベースオートキャンプ場。
ゴイスー!!
しかし、MTBフォッサマグナには笑ったけど、こんな便利なMAPもありがたいですね!
さて脱線が過ぎましたが、「おんしりん」と言えば全国的にも未だ珍しい、スイスのベロソリューションズ社が設計したアスファルト全舗装型パンプでしょうか?
「おんしりん」よりも前に出来た、仙台の「新地パンプトラック」に行ってみたいと思っていたのですが、なかなかね。
10年前は平日に社内で仕事をして、土曜の朝5時に秩父を出て、青森の弘前の客先に午後入りで入り仕事をして日曜に帰るとかやっていたからとも思うけど...
でも、あんなこと(時間外労働200時間とか)はもう出来ないから、「おんしりん」が出来てくれて良かったですよ。
3時間位の運転なら、全然問題なしです!!

バイクパークは高速道路脇に立地していますので、コンビニは近くにはありません。
運転していて看板は見えなかったけど、道路から青々とした芝生とアスファルトのトラックが見えるので大丈夫です。
駐車場は割と広めですが、公園の利用者も使うので、あまりバイクパークの駐車場みたいに出店を広げるのは自重した方が良い気がしました。
僕自身、「そんなに出店を広げなければ、あと何台か停められるのに」と思うことが、各地であるので...
酷いのだと、道の駅の駐車場で駐車スペースをバイクスタンドで占有している奴がいますからね。

駐車場から向かって左手に、受付とレンタルバイクの建屋があります。
因みにテントは、休憩用のスペースです。
パンプトラックのコース内で休んでいると邪魔になってしまうし、他のライダーがコースインして良いのか分かり辛いので、休憩はテントでするよう言われました(その通りだと思います)。

初めての人は、コース規約を読み、誓約書を記入、渡されたカードに名前を記入します。
コース利用料は、大人2時間で2000円でした(詳しくは、おんしりんのサイトで自分で確認してください)。

受付が終ると、初めての方はスタッフさんの説明を看板の前で受けてから、コースに入ることが可能になります。

尚、最後に名前を記入したカードは、ラミネート加工されて自分用の利用者受講証となるので、ライドが終って帰る前に受付に寄り受け取りましょう。

施設関連では、綺麗なトイレがコース脇に設置されています。

自販機は、トイレ裏にありました。
また、現在も新しい施設が工事中で、今後どんな施設になって行くのか楽しみですね。

コース概要ですが、先ずはパンプトラック。
前記した通り、アスファルトで全舗装されたパンプトラックとキッズコースが併設されています。
画像は、メインコースの方です。
コース入り口にある看板を良く読み、スタート地点からコースインします。
コース上に進行方向がマーキングされているので、逆走しない為にも従いましょう。
走って見ての感想は、一見凄く深いバームに見えるのですが、スピードの乗りが良いので、これくらい深い方が走り易いと思います。
逆にスピードが乗せられない方やランバイクには、バームが立ち過ぎているのでキッズコースがお勧めです。

いやー、アスファルトのパンプトラックには意外と慣れが必要だなと、個人的には感じました。
先ずアスファルトだと転倒すると「擦りおろしりんご」になって、顔着すると顎が削れちゃう気がして(爆)。
ダートだとあまり気にならないゲシリも、アスファルトだと気になってしまいますね。
スペアのリムが欲しくても、国内に在庫無いみたいだし(そこ?)。
そういった精神面での慣れが、若干必要かなって思いました。
走り込める環境にあるのなら、走り込んで慣れるしかないですね。
あとはパンプトラックだけを純粋に楽しむなら、スリックやセミスリックタイヤを履いた、ダージャンバイクやBMXレーサーが良い気がしました。
トレイル用MTBでも楽しめるけど、コブが深いのでリアタイヤがお尻に擦るし、フォークのストロークが長いと速度域が上がったり、スタミナが切れて来るとフロントの抑えが効かなくなって来るんですよね。
ですからトレイル用MTBで走るなら、長くても120mmストローク位が良い気がしました。
僕は140mmストロークだったので、疲れて来るとフロントが抑え込めなくて暴れてしまい、失速してしまいましたね。

次いで、トレイルコースです。
トレイルコースは6本あり、分類的には初級3本、中級3本でした。
トレイルコースを下れば登り返さないといけない訳でして、登り返し用のルートもあるので看板を見て進行方向に注意して楽しみましょう。
走って見ての感想は、訪れる前から聞いてはいたのですが、土のトラックではなく砕石を敷き詰めた「砂利道」なんです。
どうして砂利道なのかは推測の域を出ないのですが、メンテナンス頻度を下げる目的なのかな?と思いました。
ユーザー目線で見ると、かなり評価は分かれると思います。
走り慣れた人なら分かると思うけれど、深く浮いた砂利道はスリッピーでトリッキーなんですよね。
折角奇麗にバームがついていたり、プッシュするコブがあったとしても、体重を路面に預けきれないんですよね。
コース自体も短めなんですが、現状のコースレイアウトでトラックが締まった土であれば、結構楽しめると思うだけに残念に感じました。
走りながら、スピード出し過ぎを抑制するための砂利道なのかと考えたけど、これって初級者がゆっくり走っても怖いと思う人は怖いと思うだろうし、やっぱりメンテナンス性を重視したのかな?と言う結論です。

最後に、SNSで「おんしりんに1台だけ自転車を持って行くとしたら、何が正解か」なんてのがあったので僕なりの見解。
初見で全てを楽しむと言う条件であれば、トレイル用MTBが良い気がします。
ハードテールならプッシュも入り易いですし、僕もそうしました。
2回目以降であれば、パンプトラックとトレイルコースのレベルを天秤に掛け、レベルの高いコースであるパンプトラックに合わせDJ用MTBかBMXレーサーを選ぶかな?
2台積みOKなら、「ふじてん」用で下り系MTB、「おんしりん」用でDJ MTB or BMXレーサーが考え得る最高の贅沢かな(笑)。
ただ前記したけど、トレイルコースが土のコースになれば、DJ系MTBでも楽しく走れそうなので、今後の展開次第と言うことで。
2時間券の都合で、キッズ、スキルアップ、トレイル初級コースは割愛させて頂きました。
tag : MTBBMXパンプトラックおんしりんバイクパーク
異世界グラベル
少し前にSNSで、
「昔はFoesやNicolaiのファクトリーで働いている日本人が居たので情報が入り易かったけど、今は居ないのかな?」
なんて呟いている方が居るのを見掛けました。
そう言えば昔のNicolaiのオフィシャルムービーに、旋盤を担当している日本人の方が映っていたのを思い出しました。
はて、あの動画は見れるのかな?なんてネットで探したものの見付からず...
BGMで「ニコラ~イ♪」って、ダミ声で歌っているのが印象的な動画だったのですが。
ネットで見つからず諦め掛けたものの、もしやと古いハードディスクを見ると、ちゃっかり保存してありました♪
2005年の動画でしたが、この頃からアメリカンメーカーのMTBよりも、Nicolaiが好きだったんですねヴォク。
あっ、他にも.243Racingのオフィシャルムービーも保存してありましたよ。
折角なので、アップロードしてみました。
問題あれば削除して貰うつもりなので、見てみたい方は見れるうちにどうぞ!!
異世界グラベルを走って来ました。
地元に、こんな林道があるなんて最高です!!






少し前に、夜に花火が上がったので「今日は、どこの祭りだい?」なんて妻と話したのですが、今日TV番組の「バナナサンド」を見て疑問が解決しました。
バナナマンの設楽さん(学年はいっこ下だけど)が3人を地元秩父を案内して、最後にサプライズで花火を上げていたんですね(笑)。
何処の花火屋さん担当だったんだろ。
「昔はFoesやNicolaiのファクトリーで働いている日本人が居たので情報が入り易かったけど、今は居ないのかな?」
なんて呟いている方が居るのを見掛けました。
そう言えば昔のNicolaiのオフィシャルムービーに、旋盤を担当している日本人の方が映っていたのを思い出しました。
はて、あの動画は見れるのかな?なんてネットで探したものの見付からず...
BGMで「ニコラ~イ♪」って、ダミ声で歌っているのが印象的な動画だったのですが。
ネットで見つからず諦め掛けたものの、もしやと古いハードディスクを見ると、ちゃっかり保存してありました♪
2005年の動画でしたが、この頃からアメリカンメーカーのMTBよりも、Nicolaiが好きだったんですねヴォク。
あっ、他にも.243Racingのオフィシャルムービーも保存してありましたよ。
折角なので、アップロードしてみました。
問題あれば削除して貰うつもりなので、見てみたい方は見れるうちにどうぞ!!
異世界グラベルを走って来ました。
地元に、こんな林道があるなんて最高です!!






少し前に、夜に花火が上がったので「今日は、どこの祭りだい?」なんて妻と話したのですが、今日TV番組の「バナナサンド」を見て疑問が解決しました。
バナナマンの設楽さん(学年はいっこ下だけど)が3人を地元秩父を案内して、最後にサプライズで花火を上げていたんですね(笑)。
何処の花火屋さん担当だったんだろ。
山窩
自転車乗りにとっては、なんとも微妙な天気が続きますね。
まあ一日中自由に走れるのであれば、色々と選択肢があるとは思うのですが中々ね。
昨年までは、こんな天気であれば迷わずロードバイクで林道を走っていたのですが、近場の林道は殆ど訪れてしまったので...
んで、林道マニアが「異世界グラベル」と呼ぶ林道に行くか、古道探索か迷いましたが、薄日が出て来たので後者にしました。
そうそう、これだけネットが普及して情報が簡単に手に入るようになったのに、林道マニアが所在を確認できない林道が秩父にあると数年前に話題になってね。
種を明かせば、地理的な問題の他に、地元の人間や釣り師が呼ぶ俗称とかね(笑)。
まあ実際にも、走破するには難易度の高い林道ではあるんですけどね。
でも、「何でもググれば苦労なく知る事の出来る」このご時世に、ちょっとロマンのある話も良いよね♪

今回探索したのは、且つて集落と集落を結んでいた3km程の古道。
既に両集落とも廃集落になっており、本来の目的としては使われていないと思われますが、長い間使われた道なので踏み跡は濃く残っていると確信していました。

本来の用途では使われなくなった道ですが、戦後に植林された杉林なので倒木があってもなんとかなります。
それに樹高が高ければ、蜘蛛の巣が無くて快適です。


今回は標高の高い方の入り口が良く分からなかったので(後で理由が分かる)、登り勾配のルートで踏み跡を辿ります。
ひたすら自転車を押したり担いだりで登っていると、突如前方の視界が明るくなりました。
峠です。
いつ見ても鞍部にある峠は、こんな感じで美しい。

いつものセオリー通りなら、この後は快適な下りが待っている筈だったのですが...
峠の向こう側にある廃集落、且つての集落の名残で樹高の高い木が無い為一面シダ類に覆われていました。
それに加えて、ツングースカの大爆発の如く杉の木が折り重なるように倒れ、道を塞いでいました。
自転車を担ぎ、なるべく倒木の少ない方向に誘われるように向かうと、意図せず廃屋の跡地に。
割れたガラスが散乱し、下手をすれば釘を踏みにく可能性もあるでしょう。
急いで廃屋跡地から出ようとすれば、自転車が倒木に引っ掛かり、引き止められているようで気味が悪い。
ようやく折り重なった倒木で塞がれていた踏み跡の続きを見つけ、目的の林道に出て一安心。
しかし、この林道も廃林道でした。
いつもなら「もう林道に出るのか」と名残惜しく感じますが、今日は林道が恋しかった。
久しぶりに、しびれた山サイになりました。

突然ですが、且つて日本の山々に実在していた、山窩(サンカ)と呼ばれた人々をご存知ですか?
この春に山窩を題材とした映画「山歌」が公開され、近隣の映画館で公開されるのを待っているのですが未だ見れていません。
僕は数年前に、こちらで山窩について知りました。
秩父の山窩についての読み物です、興味のある方はどうぞ → 最後の山窩
山の妖精タケさん、魅力的ですね。
映画の方も、小向なるさん演じるハナの雨の中で歌うシーンは、健康的なエロティシズムに溢れ美しいらしいですよ。
まあ一日中自由に走れるのであれば、色々と選択肢があるとは思うのですが中々ね。
昨年までは、こんな天気であれば迷わずロードバイクで林道を走っていたのですが、近場の林道は殆ど訪れてしまったので...
んで、林道マニアが「異世界グラベル」と呼ぶ林道に行くか、古道探索か迷いましたが、薄日が出て来たので後者にしました。
そうそう、これだけネットが普及して情報が簡単に手に入るようになったのに、林道マニアが所在を確認できない林道が秩父にあると数年前に話題になってね。
種を明かせば、地理的な問題の他に、地元の人間や釣り師が呼ぶ俗称とかね(笑)。
まあ実際にも、走破するには難易度の高い林道ではあるんですけどね。
でも、「何でもググれば苦労なく知る事の出来る」このご時世に、ちょっとロマンのある話も良いよね♪

今回探索したのは、且つて集落と集落を結んでいた3km程の古道。
既に両集落とも廃集落になっており、本来の目的としては使われていないと思われますが、長い間使われた道なので踏み跡は濃く残っていると確信していました。

本来の用途では使われなくなった道ですが、戦後に植林された杉林なので倒木があってもなんとかなります。
それに樹高が高ければ、蜘蛛の巣が無くて快適です。


今回は標高の高い方の入り口が良く分からなかったので(後で理由が分かる)、登り勾配のルートで踏み跡を辿ります。
ひたすら自転車を押したり担いだりで登っていると、突如前方の視界が明るくなりました。
峠です。
いつ見ても鞍部にある峠は、こんな感じで美しい。

いつものセオリー通りなら、この後は快適な下りが待っている筈だったのですが...
峠の向こう側にある廃集落、且つての集落の名残で樹高の高い木が無い為一面シダ類に覆われていました。
それに加えて、ツングースカの大爆発の如く杉の木が折り重なるように倒れ、道を塞いでいました。
自転車を担ぎ、なるべく倒木の少ない方向に誘われるように向かうと、意図せず廃屋の跡地に。
割れたガラスが散乱し、下手をすれば釘を踏みにく可能性もあるでしょう。
急いで廃屋跡地から出ようとすれば、自転車が倒木に引っ掛かり、引き止められているようで気味が悪い。
ようやく折り重なった倒木で塞がれていた踏み跡の続きを見つけ、目的の林道に出て一安心。
しかし、この林道も廃林道でした。
いつもなら「もう林道に出るのか」と名残惜しく感じますが、今日は林道が恋しかった。
久しぶりに、しびれた山サイになりました。

突然ですが、且つて日本の山々に実在していた、山窩(サンカ)と呼ばれた人々をご存知ですか?
この春に山窩を題材とした映画「山歌」が公開され、近隣の映画館で公開されるのを待っているのですが未だ見れていません。
僕は数年前に、こちらで山窩について知りました。
秩父の山窩についての読み物です、興味のある方はどうぞ → 最後の山窩
山の妖精タケさん、魅力的ですね。
映画の方も、小向なるさん演じるハナの雨の中で歌うシーンは、健康的なエロティシズムに溢れ美しいらしいですよ。
お盆休みは予定変更で、近場のグラベル林道へ
突然ですが、お盆休みのライドと言えば忘れられない出来事がありまして...
Mongooseに乗っていた時だったので、今からちょうど10年前の8月。
翌週に兄貴達と早朝ライドをやる予行演習で、ソロで朝の4時から走り始めた時のことです。
何気なくヒルクライムのルートから寄り道して、橋の下を流れる川を眺めました。
すると川の浅瀬で、白のワンピースを着た少女が大の字になって水浴びをしていて、偶然目が合ってしまったんです。
輪郭もはっきりと見えていたので、恐らく4時半頃の明るさだったと思います。
少女は慌てて起き上がると、上流の方向に河原を走り去って行きました。
こんな話をお盆時にすると、見てはいけない物を見てしまったのでは?と言われそうですが、あれは間違いなく人間でした(笑)。
その場所は日中は子供たちの遊び場ですし、人目もあり早朝に涼んでいたのでしょう。
ただ僕自身が、その体験が強烈過ぎて、あの日走ったルート自体は思い出せるものの、何故橋に立ち寄ったのかとか、他の記憶が抜け落ちていると言うか、上書きされてしまっているというか...
今誰かに「君が見た物は本当に人間だったのか?」と強く問われると、夢のことだったような気すらしてしまうんです。
案外、様々な言い伝え等は、こんなものなのかも知れませんね。
山を走っていると、色々なことがあるよね。
↓その翌週のライド。ウエアラブルカメラなんて未だ無くて、コンデジを縛り付けていたから酷い映像ですが。
さて折角のお盆休みだけど、結局2日間しか休みが取れませんでした。
陽の長いこの時期に、年に一度くらいはビッグルートを走りたいと計画していただけに残念。
20km弱ダートの下りが続き周回出来る、素晴らしいルート。
関東にだって、まだまだ中津川林道を超えるスケールの林道があるんですよ。
そんな貴重な休みは有効に使いたいものですが、生憎の天気。
常設コースにも行きたいが、先日パルコール嬬恋でズブ濡れになったので、走るならドライな路面が恋しい。
秩父滝沢のMTBコースなら走れると思うけど、ダージャンと合わせないと直ぐに飽きてしまうんだよね。
何度か濡れて「ツルテカ」のバームで痛い目にあっているので、やっぱりドライでないと楽しめそうもない(今朝、滝沢に向かうHさんのトランポが前を走っていたな)。
そこで、市内のグラベル林道を走る事にしました。
林道が無数にあるので、まだまだ未踏の林道があるので楽しい。
MTBで走るトレイルと違って、僕の場合グラベルは同じ場所を何度も走るのは飽きてしまうんだよね。
これだけ走っていても、まだ未踏の林道があるって素敵なことなのです♪

この林道は開放的で、鬱蒼とした秩父の林道っぽくない林道。
天候もあるけど、気温も20℃位しかなくて涼しくて最高でした。

眺望も素晴らしい。
取りあえずもう1本走る予定だったので足早に走破してしまったが、もう少しゆっくり走っても良かったかな。





最後は古道を通って、集落に下りて行く。
この道も且つては重要な道だった為、立派な石垣に守られていました。

途中でボトルを落とし泥だらけになってしまったので予備のボトルに換えて、次の林道へ。
こちらはシングルトラックを介し、別のグラベル林道に接続出来るんだけど、時期的に藪が凄くて諦めました。
下草が枯れた頃に、完抜きしたいですね。



Lal Bikesが開発したSuper Drive、ニコライが対応フレームNucleon 16を発表する等、現在主流の外装式ディレイラーの方式からの脱却の流れになると面白いのですが。


(via: pinkbike.com)
海外のMTBer達がSuper Driveについて、どう見ているのか興味があったのでフォーラムを覗いてみました。
やはり皆、現在主流の外装式ディレイラーの装着位置から来る「ヒットし易さ」には嫌気が刺していることは間違いなくて、その点については評価しているようです。
でも、どうせディレイラーの位置を変えるなら、重量物であるディレイラーとカセットスプロケットをイナーシャの影響の少ない車体中心部へ持って行けという意見が多いですね。
そうなるとリアルMTBerは、Trinity方式を支持するのかな?

(via: pinkbike.com)
でも細かいことを抜きにすると、これをマグネシウム製のストレスメンバーになるケースに収めると、HONDAの内装式ミッションなんですよね...
色々言われたHONDAのミッションですが、シマノの特許といい、最適解だったのかもしれませんね。

こんなの見ていたら、くすぶっていた内装式熱が再発しそう。
今乗っているフレーム、内装式やベルトドライブ大好きなメーカーだし。
まあ、スルーアクスル対応のAlfineが出ない限り、そんなこともないだろうけど(笑)。
Mongooseに乗っていた時だったので、今からちょうど10年前の8月。
翌週に兄貴達と早朝ライドをやる予行演習で、ソロで朝の4時から走り始めた時のことです。
何気なくヒルクライムのルートから寄り道して、橋の下を流れる川を眺めました。
すると川の浅瀬で、白のワンピースを着た少女が大の字になって水浴びをしていて、偶然目が合ってしまったんです。
輪郭もはっきりと見えていたので、恐らく4時半頃の明るさだったと思います。
少女は慌てて起き上がると、上流の方向に河原を走り去って行きました。
こんな話をお盆時にすると、見てはいけない物を見てしまったのでは?と言われそうですが、あれは間違いなく人間でした(笑)。
その場所は日中は子供たちの遊び場ですし、人目もあり早朝に涼んでいたのでしょう。
ただ僕自身が、その体験が強烈過ぎて、あの日走ったルート自体は思い出せるものの、何故橋に立ち寄ったのかとか、他の記憶が抜け落ちていると言うか、上書きされてしまっているというか...
今誰かに「君が見た物は本当に人間だったのか?」と強く問われると、夢のことだったような気すらしてしまうんです。
案外、様々な言い伝え等は、こんなものなのかも知れませんね。
山を走っていると、色々なことがあるよね。
↓その翌週のライド。ウエアラブルカメラなんて未だ無くて、コンデジを縛り付けていたから酷い映像ですが。
さて折角のお盆休みだけど、結局2日間しか休みが取れませんでした。
陽の長いこの時期に、年に一度くらいはビッグルートを走りたいと計画していただけに残念。
20km弱ダートの下りが続き周回出来る、素晴らしいルート。
関東にだって、まだまだ中津川林道を超えるスケールの林道があるんですよ。
そんな貴重な休みは有効に使いたいものですが、生憎の天気。
常設コースにも行きたいが、先日パルコール嬬恋でズブ濡れになったので、走るならドライな路面が恋しい。
秩父滝沢のMTBコースなら走れると思うけど、ダージャンと合わせないと直ぐに飽きてしまうんだよね。
何度か濡れて「ツルテカ」のバームで痛い目にあっているので、やっぱりドライでないと楽しめそうもない(今朝、滝沢に向かうHさんのトランポが前を走っていたな)。
そこで、市内のグラベル林道を走る事にしました。
林道が無数にあるので、まだまだ未踏の林道があるので楽しい。
MTBで走るトレイルと違って、僕の場合グラベルは同じ場所を何度も走るのは飽きてしまうんだよね。
これだけ走っていても、まだ未踏の林道があるって素敵なことなのです♪

この林道は開放的で、鬱蒼とした秩父の林道っぽくない林道。
天候もあるけど、気温も20℃位しかなくて涼しくて最高でした。

眺望も素晴らしい。
取りあえずもう1本走る予定だったので足早に走破してしまったが、もう少しゆっくり走っても良かったかな。





最後は古道を通って、集落に下りて行く。
この道も且つては重要な道だった為、立派な石垣に守られていました。

途中でボトルを落とし泥だらけになってしまったので予備のボトルに換えて、次の林道へ。
こちらはシングルトラックを介し、別のグラベル林道に接続出来るんだけど、時期的に藪が凄くて諦めました。
下草が枯れた頃に、完抜きしたいですね。



Lal Bikesが開発したSuper Drive、ニコライが対応フレームNucleon 16を発表する等、現在主流の外装式ディレイラーの方式からの脱却の流れになると面白いのですが。


(via: pinkbike.com)
海外のMTBer達がSuper Driveについて、どう見ているのか興味があったのでフォーラムを覗いてみました。
やはり皆、現在主流の外装式ディレイラーの装着位置から来る「ヒットし易さ」には嫌気が刺していることは間違いなくて、その点については評価しているようです。
でも、どうせディレイラーの位置を変えるなら、重量物であるディレイラーとカセットスプロケットをイナーシャの影響の少ない車体中心部へ持って行けという意見が多いですね。
そうなるとリアルMTBerは、Trinity方式を支持するのかな?

(via: pinkbike.com)
でも細かいことを抜きにすると、これをマグネシウム製のストレスメンバーになるケースに収めると、HONDAの内装式ミッションなんですよね...
色々言われたHONDAのミッションですが、シマノの特許といい、最適解だったのかもしれませんね。

こんなの見ていたら、くすぶっていた内装式熱が再発しそう。
今乗っているフレーム、内装式やベルトドライブ大好きなメーカーだし。
まあ、スルーアクスル対応のAlfineが出ない限り、そんなこともないだろうけど(笑)。