ヘッドチューブのクラックの修繕

カスタム&メンテナンス
04 /02 2017
今週末は忙しくて、自転車に乗ることは出来ませんでした(涙)。
今日は最後のスノーライドのチャンスだっただけに、残念無念で御座います。

残念無念と言えば、悲しいかなヘッドチューブにクラックの入ってしまった Model-C 。
インテグラルヘッドだとね~、逝く時はヘッドチューブが逝ってしまうという...

そこで、クラックの修繕をしました。

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最初に断っておきますが、このフレーム本来の乗り方をするのであればヘッドチューブの差し替えが正解でしょう。

しかし僕的には、街乗り程度で使用することを前提での修繕と言うことで、溶接にて対応しました。

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先ずは下準備で、塗装の除去。
テーパー部はかなり肉厚なのですが、しっかりクラックが入っていますね。

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今回Tig溶接機でのクラック修理に辺り難しい点は一つ、ヘッドチューブのベアリング勘合部と言うことで裏側に溶けた母材が出ることが好ましくない事。

通常部のフレームのクラックの修繕であれば、チューブの裏側にも若干孕(はら)む位が強度的に良いのでしょうけど、そうも行かないのです。

本来であれば十分に母材を溶かしこんだ後、ベアリング勘合部を旋盤でさらえれば完璧なんでしょうけどね...

なので、はみ出したくない箇所には銅板を密着させます。
アークの熱で母材が溶けても、銅板で裏打ちされているので最低限の孕みで済むのです。

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ハイ、溶接しました(一人なので画像は無し)。
クラックに沿ってナメ付けしてから、棒差しして盛りました。

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ディスクグラインダーで粗削りしてからヤスリ、ペーパーと仕上げて行きます。
おうっ!綺麗になりましたね♪

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クロモリ・フレームは壊れても道具さえあれば修理が可能だから、海外で旅をするような人には必須なんだろうな。
交流アークの手溶接では流石に厳しいだろうけど、直流なら薄物でもなんとかなりそうだし。

MTBに於いても兄貴の Monkey 98SH なんて、オリジナルのパイプなんて2本くらいしか残ってないって言ってた(通称:ゾンビバイク)。

フレームが折れても、パイプの差し替えが可能ですからね。

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熱を加えたので、リン酸処理液でパーカライジングしてからリペイント♪

素直に同じ色でタッチアップするのも詰まらないので、この自転車の差し色であるゴールドorイエローでペイントすることに。

イメージとしてはヘッドチューブ=ペンキの缶のイメージで、黄色のペンキがはみ出して垂れているイメージ。
「ペンキ スプラッシュ」でググった画像を基にペイントし始めたけど難しいね。

結局塗料を多めに塗って、実際に垂らして再現しました。
ちょっとヤリ過ぎたかな(笑)。

鉄フレーム最高♪

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26 Ain’t Dead !
Ibis flies in with budget carbon wheel option & wide 26″ rims

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(via: bikerumor.com)

国内だと瀕死の26インチだけど、そのうち揺り返しが来るんじゃないかな!?

フォークのブレーキ台座カット

カスタム&メンテナンス
03 /13 2017
「未だやっているのか」と言われそうですが、下駄足自転車の続きです。
どうにもサスフォークだと勿体ない気がして、リジッドフォークを組むことにしました。

取りあえず手元にあるディスク台座付きのリジッドフォークは、コレ。
GIANT のトラ車のフォークです。

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しかし丁度ディスクブレーキ移行への過渡期だったため、Vブレーキ台座も付いているんです。
コイツが、どうしても許せなかった(笑)...

と言うことで、ディスク・グラインダーで削ってしまいましょう♪

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アルミを削っても、鉄と違い火花は出ません。
だから何だか、削り辛いような変な感じですね。

でも、ホレこの通り。

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手加工の手間を減らすため、腕に自信があればギリギリまでグラインダーで削ると楽です。
決して削り過ぎないよう、面を確認しながら削り込みます。

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次いで手加工で仕上げます。

先ずは棒ヤスリで凸凹を削ります。
この時点では、ヤスリは縦方向(フォークで言うと上下方向)にヤスリ掛けします。

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ある程度凸凹が無くなったらペーパーヤスリを帯状に切って、フォークに巻き付けるようにして円周方向のRを出して行きます。

素人でも、これ位いまでは仕上げられます♪

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この後はリペイントの準備で、塗装を剥離しました。
今日は、ここまで。

Monkey の 98 に、ここまで肩下の短いフォークを組んだことないけど、どうだろうか...

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本日ワークショップ・モンキーの今泉さんより、新モデルのフレームの概要を聞くことが出来ました(98 じゃないよ)。

待ちに待ったフレームです♪
これから開発スタートと言うことで、オジサン頑張って働きます!!

ナロー/ワイド用チェーンリングガード

カスタム&メンテナンス
03 /07 2017
僕も以前は、フロント・ダブルにバッシュガードと言う組み合わせで長く楽しんでいました。

んがんが、ナロー/ワイド・チェーンリングの登場でフロント・シングルが当たり前になりました。

しかし、先日のバニーホップでの倒木越えの話ではないですが、ガードは欲しいんだよね。
実際に倒木をバニーで越えていても、状況はそれこそ様々ですからチェーンリングにヒットすることも珍しくない。

そうだ!バッシュガード付ければイイぢゃん!
なんで、今まで付けようと思わなかったんだろ(笑)。

そもそもフロントシングル用のチェーンリング自体が小さいってのもあるし、軽量化の為ってのもね。
だったら必要な分だけ残して、切っちゃえ!!

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バッシュガードを付けるのに辺り、以前使っていたバッシュを引っ張り出します。
左は RaceFace の 36T用、右は STRAITLINE の 32-34T用。

同じバッシュでも左は障害物に対し滑らせるタイプ、右はトライアル的に岩場で引っ掛けても使えるタイプですね。

36T用だと大きいかなとも思ったのですが、殆ど使った記憶のない RaceFace を加工することにしました。

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加工なんてカッコイイこと言っちゃってますが、ぶった切るだけです!

「流石 RaceFace、いいジュラルミン使っているぜ!」なんて言いながら、あっという間です♪

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切断面で怪我をしないよう、切れなくなったヤスリで作ったササッパ(笹葉)でバリを取ります。

以前Blogで「ササッパ」と書いたところ関西でも同じ呼び名が使われているそうで、職人さんの間では日本全国で通用しそうですね(笑)。

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因みに今回はコンターマシンが現状使えない関係で、レシプロソーを使用しました。
レシプロソーがあると車のバンパーがサクサク切れるので、コアな車いぢりをされている方は是非(笑)。

あとアルミのヤスリ掛けをする際にはヤスリの目詰まりを防ぐために、チョークの粉を付けると目詰まりを防げますよ。
アルミ製の電車の加工をやっている友人から聞きいた、トリビアっす♪

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取り付けには、フロント・トリプル用の長いチェーンリング・ボルトで。
コレ、結構重要。

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付きました!!
僕の場合、倒木を超える時は右クランクが前なのでコレでOK。

付いているチェーンリングは30Tです。
う~ん、36T用だと一寸大きすぎたかな?

取りあえず使ってみて、様子をみましょう♪

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不要になったバッシュが余っている方には、オススメですね。
いらない情報ですが、当たり前ですがもう1セット出来ますし(笑)。

クランクは、トリプル用のクランクが付け易いですね。

クラウンレースが抜けない!?

カスタム&メンテナンス
01 /08 2017
今日は午後から雪の予報。
堅実に早朝から走るか、それとも雪の降り始めに合わせて走るか...

明日が休みなら後者でも良いかと思ったけど、堅実に走ることに決めました。

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何度も通った場所なのに、初めて小さな祠が在ることに気付きました。
何かのお告げでもあるんじゃ!?

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雪が降る前だからって訳でもないだろうけど、いつも以上の静けさ...
ここでコーヒーでも飲みながら、雪が降り出すのを待ってもいいかな?なんてね。

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家に戻ってから、お使い用自転車の組み付けを進めます。
フォークを組み替えるために、クラウンレースをクラウンレースリムーバで抜こうとしましたが抜けません。

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良く見るとリムーバの爪が嵌るべき、フォーククラウンとクラウンレースの間に噛んでいません。
傷がついている所は、クラウンです。

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そう僕は知らなかったのですが、OSステアラーをテーパーヘッドで使うためのクラウンレースだと、鍔(ツバ)が大きすぎてリムーバが使えないんですね。

因みにコレはTANGEの、1-1/8"コンバータークラウンレースと言うやつです。

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貧乏性なので再び使うことも想定して、丁寧に抜くこととします。
そんな時は直接ハンマーやタガネでは叩かず、パーツの材質よりも柔らかい金属を当てがって叩いてやります。

例えば銅や真鍮、アルミニウム等柔らかい金属ですね。
まあね、銅棒でコツコツ順調に抜けていたんですが、少々イライラして真鍮棒に換えたら見事凹みましたけどね。

こういう時、「短気は損気」って意味が良く分かるのです(笑)。
僕の場合、段取りもしっかり済んでいるのに作業でイライラして失敗するパターンが多いです、反省。

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勿論、OSステアラーにOS用クラウンレースの組み合わせなら問題ありません。
でもグイグイとクサビを食い込ませる訳ですから、クラウンがカーボンやマグネシウムだと傷にはなるよね。

そう考えるとMTBでも、インテグレーテッド・クラウンレースが普及しないかなあ。
みんな面倒だとは感じていないんだろうか?

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暗くなる前に、近所のトレイルでワンチャンあるかと思いましたが、降り始めて30分で真っ白です。
今日は降る勢いが強すぎて、諦めました。

最初から雪で降り始めたなら、土も湿っていないのでトレイルも傷めづらいんだけどね。

でもベテランライダーは、大切なトレイルの出入り口にはタイヤ跡を付けないようにエントリーするんだよ。

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もう、道も真っ白です。
どれくらい積もるだろうか...

Monkey A-10 寄り道仕様

カスタム&メンテナンス
01 /03 2017
正月休み中に、A-10 を組み直しました♪

フロントフォークは R/S Sector のダンパーが昇天したので、SR suntour Duro に組み替え。
カートリッジダンパーは、ロースピード・コンプレッションを幅広く調整できるRCカートリッジに戻しました。

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当初はシングルスピードで組む予定でしたが、最適なギヤ比が未だ分からないので多段仕様に。
でも、ただの多段仕様ではありません!

シートポストにグリップシフト(ツイストシフター)を装着。
訳あって、女性の前では変速禁止です(わかるよね)。

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いや、タダの色物では御座いません!
最適なギヤ比が決まれば、取り外しも簡単♪

RDを外し、あとはインシュロックを2つ「チョキン」と切れば外れます。

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シフター自体はパッチンで止めてあるので、ワンタッチで取り外し可能。
全部自作ですが、こういう時の為に古いパーツも捨てられないのです。

我ながら、ゴイスー。

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スプロケットは、ロード用の軽量でクロスレシオな物。

因みにRDもグリップシフトも、X-0で御座います♪
チタンだよカーボンだよ、捥げたら泣くよ。

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なんか最近、デカいスプロケットを見慣れているせいか、小振りなスプロケットが新鮮。
シングルスピードにするつもりだけど、使い勝手が悪くなければ多段でも良くなって来たような(笑)。

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早くコイツで、寄り道ライドしたいですね♪

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山本幸平選手が SR suntour のフォークで走ることになり、東京オリンピックの楽しみが増えましたね!

しかし現状、国内代理店が取り扱うフォークの種類をかなり絞っているので、それが残念ですね。
EPIXON で言うと、LO-RC カートリッジ採用モデルは国内取り扱いはなくて、廉価版のLO カートリッジ版のみとか...

ただね~、これはユーザー側にも責任?もあるのかな。
兎に角「安価で使える」というのが、EPIXON の選択基準になってしまっていることは間違いないよね。

だから売れ筋のモデルしか入れなくなるのは、仕方ないとも言えるのかな?

でも代理店も頑張って欲しいよな~、他メーカーと競合出来る高性能モデルも存在するんだからさ。