カインドショック KSP-861

カスタム&メンテナンス
06 /01 2016
ドロッパーポストの選択には迷う所ですが、φ27.2mmのシートポストのバイクに乗っている人には結構シビアな問題...

僕が今まで使ってみたφ27.2mm対応のドロッパーポストです。

KINDSHOCK KSP-850 → 元祖ドロッパーポストで現役使用中(重い・サスペンション機能付き)
・X-FUSION HILO → 1年間お借りしましたが、動きが渋い
KOWA Speeddropper PERRY → 初期不良で修理に出すも、返品の運びに
KINDSHOCK LEV272 → 継続使用中だが、高確率で動作不良を起こす


残るはTHOMSON位いなのですが、あえてKSP-861を購入して見ました(笑)。

最初に断わって置きますが、競技志向の方には全く向いていません。
重くてサスペンション機能付き、その分安価ですが。

しかし2010年に購入したKSP-850は、簡単なグリスアップで壊れることなく動き続けています。
そういう割り切った物を求めている方向けの、レポです。

今回はリモートレバー付きのKSP-861を選択、手元で操作するタイプはKSP-860になります。
リモートレバー付きでも1万円、無しなら7千円位で購入出来ます(笑)。

DSCF1831.jpg

およっ、付属のリモートレバーの出来が思っていたよりも良さそうです。
ODIのロックオングリップ対応で、しかもフレキシブルケーブルが付いてる!!

DSCF1833.jpg

板金物ですがタイコの受けが首を振る等、良く考えられています(タイコが干渉するので可動域は狭いが)。
LEV272はカーボン製だったけど、必要にして十分ですね。

少し前のポストで作成したシフター改リモートレバーは、重いので却下(笑)。

DSCF1838.jpg

ヤグラの部分は、KSP-850時代と変わりなし。
残念なのが1ボルト方式、2ボルト方式ならM5のボルトでも十分だし締結力も高い。

M10のボルトを使っているのでチタン製に交換しようと思ったけど、キャップの外径が小さくなっている特殊品。
現状、旋盤を自由に使える環境にないのでいずれ。

DSCF1834.jpg

KSP-850からの一番の変更点が、インナーの形状。
850は8角形のチューブでしたが、860では円形のチューブになっていて内側にキーが入っているのかな?

シールは硬質のプラ製で、8角形の時よりもましだけど密封性は期待できないな(笑)。
それとシールが硬質なのが影響しているのか、ポストが上下する際のベクトルが作用してトップキャップのネジが緩む。

インナーがスチール製なので重いんだと思うけど、このチューブの中にガス・スプリングが入っている訳で、
アウターがφ27.2mmなのを考えると、コスト面以外にも強度的にスチールの方が安心ってことなんでしょ。

DSCF1836.jpg

リモートレバーを付けて見ました。

付属のフレキシブルケーブルのお蔭で、無理なくケーブルを引き回せます。
ちょっと安っぽいのでね、気になる人はDIA-COMPE製に交換すればいいんじゃないかな。

DSCF1894.jpg

本体は、こんな感じになります。
シルバーのインナーも、意外とカッコイイと思いました。

DSCF2140.jpg

少しだけ問題?もあって、リモートのケーブルを前側に引き回す関係で、シートクランプは小振りな物がマスト。
折角追加で購入した CHROMAG のシートクランプでしたが、昔買った Mr.contorol のクランプに換えました。

多分、もう少しポストを出せばクリアランスを稼げるのだと思うのですが、短足な僕には無理です(笑)。

DSCF2134.jpg

使ってみての感想です。

○ メリット
・ 安い。
・ 信頼性が高い、確実に上下する(苦笑)。
・ 好みもあるだろうが、ポストが伸びるスピードが速い。
・ リモートケーブルはKNAPSで引っ掛けるので、本体からリモート・ケーブルを外すのが容易。

○ デメリット
・ 他のドロッパーポストと比較すると重い。
・ サスペンション機能が付いているので、ライダーの体重によっては沈む。
・ 慣れれば問題ないが、ポストを縮めるのにコツがいる。
・ 使い込んでみて分かったが、トップキャップが直ぐに緩む(対策検討中)。

DSC_0256.jpg


総括すると、以上のデメリットを理解した上で使用する分には十分に使えると思います。
特にサスペンション機能については、体重が70kgを超える方は確実にポストが沈みます。

要はこのポスト、事務用の椅子と同じ機構なんですよ。
価格も他の物と比較しても、1/3以下の値段です。

全てを理解した上で、欲しいと思った方のみに購入をオススメします(笑)。
僕的には、もう1本買って置こうかなと思っています。

と言うのも、今後はφ27.2mmのシートポスト径が採用されることは少なくなって行くと思われるので、
新規でφ27.2mmのドロッパーポストが作られることは、まず稀だと思うからです。

DSCF2142.jpg

勝手な夢想だけど...
サスペンション機能を取り除いて、ヤグラを2ボルト式に換えて、インナーをチタン製に。

こんな仕様で作ってくれたら、最高なんだけどな♪

道具は、出来る限りシンプルな機構の物が好きです。
同じカインドショック製でも LEV272 は、内部機構が凝り過ぎているのが動作不安定の要因の一つと考えます。

スポンサーサイト