Fメカ・シフターを、ドロッパーポストのリモート・レバーに(実践編)

カスタム&メンテナンス
04 /06 2016
以前紹介した、Fメカ・シフターを、ドロッパーポストのリモート・レバーに ですが、実践してみました♪

~ 最初に断わって置くことが数点 ~

・実践する際は自己責任でお願いします、動作しなくても当方は責任を負いかねます。

・使用するドロッパーポストによりワイヤーの引き量は異なるため、物によっては有効な引き量を確保出来ない場合も。
 当方も未だドロッパー本体が届かない為、実際に試していません。

・当記事の画像を参考にすれば組めないことは無いと思いますが、内部構造は想像以上に複雑です。
 心配な方は、作業工程ごとに写真に収めておくことをお勧めします。


今回使用するのは、SRAM X-7 Trigger Shifter 、勿論Fメカ用のシフターです。

現在は変速系をシマノに総入れ替えしたので、9速時代の Deore のシフターを引っ張り出して来たのですが、
オプチカル・インディケーターでしたっけ?野暮ったいので、SRAMにしました(笑)。

DSCF1706.jpg

先ずは、上下2分割構造なのでボルト4本を外し、カバーを外しましょう。

DSCF1716.jpg

上カバーを外した状態です。
ぜんまい状のスプール・スプリングは使用するので、外して保管しておきましょう。

DSCF1708.jpg

中心部のボルトを上下にレンチを掛け、緩めます。
画像上側がレバーとダイキャスト製の本体、画像下側がスプールとベース・プレート。

DSCF1709_20160405122309db1.jpg

先ずはスプールの方を分解して行きます。

赤い樹脂の部分が、実際にワイヤーを巻くスプールです。
載っているだけなので、引っ張れば外れます。

DSCF1711.jpg

ベース・プレートから、スプールの乗っていたカム板を外します。
この2つの位置関係は、良く覚えておきましょう。

ベース・プレートにハイスピン・カシメで挟まれてスライドする部品が、コントロール・スライダーです。
コントロール・スライダーの2つの爪がカム板と組み合わされ、ラチェット機構及びリリース機構を構成します。

DSCF1713.jpg

ベース・プレートから、不要なリリース・レバー類とコントロール・スライダー・スプリングを外します。
リリース・レバーは、ピンを抜けば分解することが可能です。

DSCF1714.jpg

ベース・プレートから、不要な部品を取り除いた状態です。

DSCF1722.jpg

一方、レバーからはスプリングを外します。
このスプリングが在ると、組み辛いため外してしまいます。

因みにレバーのリターン・スプリングは、最初に外したスプール・スプリングが兼ねます。
分解作業は、ここまでです。

DSCF1725.jpg

ココからは、組み立て作業になります。
回転部・摺動部にはグリスアップしていますが、その作業は常識の範囲内で行えば良いと思います。

先ずは本体にレバーをセットします。

DSCF1727.jpg

その上にベース・プレートを載せます。
レバーのダボとの位置関係に注意。

DSCF1729.jpg

スプールをカム板にセットして、ベース・プレートに嵌めます。
丸印同士が組み合わさるように載せます。

因みに、スプールとカム板は、正規の位置でしか組めないようになっています。

DSCF1731.jpg

上下から挟むように、ボルト止め。
この間、レバーのダボとカム板のスリットの位置関係がズレないように注意。

DSCF1733.jpg

最後に、スプール・スプリングを掛けて終了です。
後は、上カバーを取り付けて復元します。

DSCF1737.jpg

ワーヤーは改造前と同様、この穴から入れればOKです。

DSCF1741.jpg

リリース・レバーを外した場所に穴が開くので、異物が入るのを防止する意味で蓋をしておきましょう。
アルミテープでも貼って置けば、いいんじゃないですかね。

DSCF1743.jpg

さて、今回は一番簡単な方法で行ってみました。
凝り性な方は、不要な部分を削ったりしても良いのではないでしょうかね。

僕も最初は、スライド・コントローラーも外してしまおうかと考えていたのですが、
レバーのストローク規制にも関係しているので、今回はこのままで組んで見ました。


未だドロッパーポストに付けて実際に使用していないのですが、現時点での考察。

○ : 流石に元々がシフターですから、操作性はこれを上回る物はないでしょう。

× : 多くの場合で、ドロッパー付属のレバーと比べると重くなると思います。

シフターは想像以上に丈夫に造られているようですし、X-7 は本体がアルミダイキャスト製なのでね~。
レバーがアルミ製なのは、嬉しいんだけど。

X-9やX-0のシフターなら、もう少し軽いかもしれないけど勿体ない?
残念、調べて見たらX-7、X-9、X-0のシフターの重量は皆同じでした(笑)。

DSCF1745.jpg

今回外した部品です(総重量7g)。

DSCF1747.jpg

実際に山で走りながらレバーを操作するのが難しいと思っている方は、試してみる価値はあると思います。
ご清聴、ありがとうございました。

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