Odyssey Twombolt Crank

カスタム&メンテナンス
06 /21 2015
また自転車雑誌が一冊、休刊になるとか。
MTBの記事が無いこともあり、僕は一度も買ったことのない雑誌ですが、寂しい気がします。

僕は古い人間だからってのもありますが、紙媒体には良い面もあると思うんです。

ネットで調べれば大抵のことは済んでしまいますが、ターゲットを絞って検索するが故に「ふるいに掛けられた情報」ですよね。
効率を優先するのであれば、それも良いのかもしれませんが、「将来有益になりうる情報」を見逃してしまうかもしれない...

その点紙媒体の雑誌は、本人が見たかった情報以外も視野に入りますから、意外な展開にも繋がりやすいかなと。
「こんなのも面白そう♪」 とかね!


さてさて梅雨時は、メンテナンスの季節でしょう!
今日はスリート用バイクの、クランクの清掃&グリスアップを行いました。

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Odyssey Twombolt Crank ですが、なかなか面白い機構を採用しているのです。
一般的なMTBerの皆さんは、ストリートバイクのパーツに触れることって少ないと思うので、紹介しちゃいます。

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一般的な 2pc や 3pc クランクのように、クランクアームに「割り」が入っていないんですね。

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構成部品は、こんな感じ。

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そう、このクランクは6枚の Wedge (くさび)を使用してクランクシャフトとアームを締結するのです。
クリーニング前で、汚くてごめんなさい。

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この wedge、組みやすいように Wedge Cluster Assembly Band と呼ばれる、ゴムバンドで束ねられているのですが、
クリーニングをしながら「切っちゃいそうで嫌だなあ」と思っていたら、案の定切れましたです、ハイ。

組立性向上の為のバンドなので無くても大丈夫ですが、wedge は片側がテーパーで、裏面は平面なので要注意。

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勘合状態です。

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ロッキングボルトを締め付ければOKです。
締め付けトルクの指定は特になく、一般的な6mmアーレンキーのロングを使用して締め付けろという指示です。

ロッキングボルトを締め付けると、クランクアームを締め付けすぎてBBの回転が悪くなりそうですが、
wedge によりベクトルの方向が変わるので、常識範囲内の締め付けでは問題ありません。

面白い機構ですよね♪
構成部品も少ないし、クランクアームに割りが入っていませんから、強度的にも有利。

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因みに現在のストリートバイクは、ドライブトレインのコンパクト化が一般的です。
セクションや障害物に、ヒットする確率も下がりますからね。

故に、リアコグも限界まで小さくなっている関係で(最小9T)、フリーボディー外側筐体とコグが一体化しています。
コグボディー交換は、スナップリングを外すことで交換可能になっています。

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メカの知識もそうなんですが、色々なジャンルをかじると、ライディングの幅も広がりますよ♪
バイクに乗せられているのではなく、あくまでも乗り手がコントロールする(したい)。

最新のバイクは良く出来ていますからね~。
一皮むける為には、視野を広げてみるのも一つの手かもしれませんね♪

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オマケ
180 x 2 で、360 ってコトで(滝汗)。



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