思うこと、つらつらと

自転車 全般
12 /08 2013
タンブラの方では既にReblogさせて頂いていたのですが、こちらでも転載させて頂きます。

BJの記事を、テースケさんなりに書いていらっしゃるのですが、こちらの方が咀嚼されて読みやすいので。
以下、転載。

【MTBはなぜ廃れたか。】


http://tamalpais.bikejournal.jp/?p=244

~~~
MTB業界のタブーのようなもので、このような内容を自転車雑誌が正面から取り組むことはまずあり得ません。さすがBJ。

~~~

さて、海外の例を紹介しましたが、国内はどうなんでしょうか?難波先生が言うように、WC ARAIの終焉と共に、急激にバブルが弾けたのは衆目の一致するところです。

DHバイクはフレーム単体で20~40万円が基本で、フロントのサスペンションは20万円?。そして前後のサスペンションにフレームのビボット類は定期的なメンテナンスを要求して来ますし、タイヤは富士見で週末に本気で走るとローテーションを地味やっても実売7000円のタイヤが最低1本は交換が必要になるでしょうし、リフト券だってもちろん必要。走れば走るほどお金が掛かります。

そして、イノベーションは進化しており、WCレベルでDHフレームはカーボン化の真っ最中、自分が買ったDHバイクの陳腐化は凄まじいスピードで進むのです。ロードバイクなら去年のフレームと今年のフレームで、ロゴを消してブラインドテストをしても、よっぽどの評論家レベルの人じゃないと違いを明確に指摘するのは無理でしょうが、DHフレームは劇的に進化します。じゃぁ、新しいの買おうと思って古いのを手放そうと思っても、二束三文なのです。これはサイクリーやヤフオクを覗くと冷酷な現実が見えます。

ネガティブな面ばかり書いてきましたが、イノベーションとは凄いもので、多くの先人達が人体実験的に壊しまくってきたお陰で、最近のMTBは本当に壊れません。そして、驚くほど安くなっています。ひと昔前なら、本当に激しく乗る人であれば、それなりのブランドの、それなりのモデルを買わないとお話にならなかったのですが、BJにも書いてある通り、セールで20万円の自転車は15年前の100万円のMTBを余裕で超える性能を持っていると僕は真剣に思っています。

なので、お金が掛かるからMTBは流行らないんだ、というのは我々業界人の詭弁、言い訳だと思います。また、みんなお金が無くて車が無いからレースいけない、というなら、シクロクロスの会場は車で埋め尽くされていますし、最近は安いカーシェアをスマートに使うという方法もあります。

じゃぁ、なぜMTBは過去のブームがリバイバルする気配を見せないのか?これは最近の世間の不寛容というか、ネットですぐに炎上する風潮も理由の一つかと思います。メッセンジャーカルチャーの周囲の人達が楽しくノーブレでピストに乗っていたら、間違ってブームになって法規制までされてしまう。大井埠頭で楽しくロードレースごっこしてたら、ロードがブームになりすぎてTVにまで特集されて炎上する。とうとう、法律で定められた警報器(ベル)を取付していなかったら入店を断る自転車店まで現れました。

なので、ひょっとしたら、メーカー、問屋、小売店などの業界側はMTBをもっと売りたい、流行らせたいと強く願っているのかもしれないですが、ユーザーレベルでは迷惑なのかもしれません。ブームが来ると、今までひっそり楽しんでいた「極上のトレール」の入り口には路駐が溢れ、トレールは荒らされ、そしてある日の朝、MTB禁止の看板が・・。

なので、MTBは廃れたというよりも、アングラなスポーツに戻った、というのが真相のような気がします。実際、MTBでトレールライディングしてる人達のブログは、具体的な地域、山の名前などは一切書かないのが常識であり、秘密結社のような雰囲気さえします。

MTBは秘密の遊びです。もちろん、秘密じゃないスタイルもあります。お金を払えばそれなりに楽しめる、ガイドのスタイルだってあります。でも、あなたがもし海外のフィルムを見て、それと同じようなスタイルで、しかも完全合法で国内で楽しもうと思ったら、それは不可能です。不法侵入を始め、数々の不法行為に手を染める犯罪行為となります。

やはり、MTBは今でもその原点である、Mt.Tamの頂上でジョイントを一服吸って、ハイになりながらボロいクランカーで山を下る、そんなアンチ・エスタブリッシュメントな遊びなのです。アメリカという国が凄いと思うのは、そんなヒッピーが生んだスポーツに、ちゃんと投資やアドバイスして一大ビジネスにした人がいた、ということです。

そして、もっと言うなら日本ではMTBが生まれなかっただろうと言うことです。いわゆるハイカーなど、エスタブリッシュメント側の人達に潰されて終わりだったでしょう。

中学生の時、裏ビデオ(もちろんVHS)が友人から回ってきて、親が不在の時にドキドキしながらこっそり見ましたよね?そんなプリミティブな悪いことをしてるドキドキ感、そして背徳感がMTBです。法律を100%守って生きて行きたい、そんな聖人君子の方にはお奨めいたしません。

長々と書きましたが、短い人生、楽しいことをやろう、ということです。MTBは業界側が色々画策しても、あまりにも楽しいので、逆に乗ってる側の人達が「盛り上がってない死んだフリする」位、その楽しさを秘密にしておきたいのです。

~~~
(via:facebook.com

R0017224.jpg


色々な考えの方がいるでしょうから、一般的に的を得ているとは書けませんが、
僕の中では、かなり的を得ていると思いました。

また、自転車で商売をなさっている方が書かれているということの意味、とても大きいと思います。
よくぞ本音を書いてくれたなと、思います。
(輪界以外の方が、コソコソ言ってるのとは次元が違うと思う)


私事ですが、以前からやってきたHP&Blogを合わせると、このBlogで4つめで(並行してやっていたものは除く)、
以前は「MTBの楽しさを広められたら!」なんて、純粋に感じていた時期もありました。
(今も、全く無くなった訳ではありませんよ!)

しかしながら、
余所から金儲けのためにやって来た、MTBガイドが問題を起こし「自転車走行禁止」なんて看板が設置されてしまう現在、

「アンダーグラウンドで楽しむので十分」、そんな風に思い始めているのが正直な気持ちです。
これがいいことなのか、悪いことなのかは自分では分からないけど、ただただ疲れてしまったんだよね...

そんなこともあり、100%楽しめないのが何だか無性に悔しくてね。
まっ、自転車が楽しいことに変わりはないし、十分に準備して必ずやり返してやるけどね。

腹の底から「ガハハ!」って笑いながら、ライド出来る日を取り戻すために。
スポンサーサイト