タケボウチューン バイクワークス
フロントフォークの内部を変更するために、高い技術力で有名な福岡の「タケボウチューン バイクワークス」さんにお世話になりました。
当初は依頼を受けて頂けるか分からなかったので、自分で海外から部品を調達する選択も考えたのですが、油脂類も新たに揃える必要があったのと、カートリッジ・ダンパーがブラダ式なのでプロに相談させて頂きました。
ボトムケースやエアーチャンバーのメンテなら慣れていますが、ブラダ式はやったことが無いし、ブラダが破れてしまって部品が無かったらアウトですからね。
余談だけど、その点ROCKSHOXのモーションコントロール・ダンパーなんて長く使えるよね。
Oリングさえ出ればOH可能だし、スタンチオン径が同じなら最新のモーションコントロール・ユニットを組むことも出来るし。
以下、こんな流れでした。
・先ずはメールで作業を受けて頂けるか相談し、その後PDFで見積書が送られて来ます。
・見積内容でOKなら、良く洗浄し(ここ大事)、宅急便でフォークを発送。
・作業が終わるとPDFで作業報告書が送られてくるので、記載の内容や振込先等よく確認しましょう。
・OKなら振込先に送金し、明細又は取引履歴の画像を送って確認して頂いて、宅急便にて返送という流れです。
いや~、仕事内容は勿論、対応もプロフェッショナルで感心しました!!

僕ね以前の経験から、輪界の一部のメーカーさんはプロフェッショナルさに欠ける印象を持っていたんですよ...
お世話になっているショップ経由で依頼している、ママパパさんやダーフリさんはちゃんとした印象ですけど。
あるメーカーのフロント・フォークですが、カートリッジ・ダンパーのリコールの際に代理店に対応して貰った際の事です。
カートリッジ・ダンパーが緩むと言う内容だったので、緩まないようオーバートルクで締め付けたのでしょう、コンプレッション・ダイアルが固くて回らない状態で帰って来ました。
直接の原因はオーバートルクでの締め付けだけど、動作確認をしていないのが一番まずいよね。
他の業界ならあり得ない...
また、ドロッパーポストを購入してラジアル方向のガタが異常なので、代理店に点検・修理依頼したらガタは無くなったけど伸び切らない物が帰って来ました、しかも新品なのにボルトの頭がナメた状態で...
結局、ショップのご厚意で返品して貰い、差額で別のメーカーの製品を購入させて頂きました。
もう、僕はガッカリしてしまった訳ですよ。
輪界の技術レベルなんて、こんなものなんだと...
MTB好きって、結構な確率で車やモーターサイクルも好きだったりしますよね♪
だから本業が、加工屋さんや、メカニックの方も多いんじゃないかな。
僕の場合は、周りにグループAラリーカーのワークスエンジンを組んでいた人や、ホンダやスズキの2輪のエンジンの試作品を切削してる現場とかがあったのでね。
以前も書いたけど、係長が仕事中に自分のモーターサイクルのクランクシャフトをVブロックに載せて、ダイヤルゲージでバランス取りしてたり(仕事中だぞオイ)。
並列2気筒90ccのエンジンのピストンが手に入らないから、ラジコンやら草刈り機のピストンを流用とか(家でやれ)。
会社のデスクに、ピストンが転がっている光景。

でも今回タケボウさんにお世話になって、考えが変わりました。
技術がある所には、ちゃんとあるんだと。
素晴らしい仕事、ありがとうございました。

グリーンシーズンまであと1か月半位ですが、滝沢サイクルパークのファンライドエリアは盛況ですね。
立派なトレーニングコースが出来たお陰で、以前問題になっていた「スキルに差が有るライダーが同じコースを走る事によるトラブル」も緩和されるんじゃないかな。
先日のこと、僕と同じくらいの年齢の方かな?カーボンのフルサスで前後FOXのFACTORYのサスで「カッコいいな!」と思って拝見していました。
しかし、バイクに乗せられて「飛ばされているようなジャンプ」だったので、見ていて少しハラハラしてしまいました。
2回ほど転倒され、2回目はなかなか起き上がれないほどのダメージのようでした。
僕の頭を過ったのが、この方が初心者だったかは存じ上げないけど、ネットで定期的に話題になる「初心者に勧めるのはフルサスか?ハードテールか?」と言うお題。
勿論、予算が許すのであれば僕もフルサスを薦めるのに異論はありません。
ただ、最近のフルサスは高性能なのでバイク任せで走れてしまう反面、バイクでカバー出来る範囲を超えてしまった際に、基礎が出来ていないとコントロール不能になるようなシーンを見掛ける気がするんです。
だからと言って、HTなら安全なのかと言われれば違うけど、HTの場合人間の限界の方が先に来ますから。
ゲシればガツンと衝撃が来るし、フロントを下げ過ぎればサスがボトムして「ヒヤッ」っとするし。
HTの場合、少しのヒヤリやヒントを積み重ねて、徐々に限界を上げて行くことが可能と言うか...
高性能なフルサスの場合、いきなりどうにもならない状態に持って行かれることがあると言うか...
限界が高いけど限界を超えるとテクがないと立て直せないピュアレーシングカーと、限界は低いけどコントローラブルなスポーツカーみたいな?
まあフルサスだろうがHTだろうが、本人が欲しい自転車を買うのが一番なんですけどね。
ただ、高性能なMTBが初心者にとって最適なのかと問われると、どうなのかな?って思わせられた出来事でした。
一番大事なのは、バイクの種類に関係なく自身のコントロール下に置くことなんでしょうね。
言うのは簡単でも一番難しいことだし、何より怪我無く楽しみたいですね。
お前はフルサス乗ってないだろと言われそうですが、10年ぶりにフルサス乗ってます。
ホント良く出来ていて、10年前のMTBとは別物ですね。
調子良すぎて、買って2日でディレイラーハンガー曲げてリム凹ませて、暫く乗れませんでしたけど。

1か月で、2個もハンガー頼むことになるなんて思いませんでした。
当初は依頼を受けて頂けるか分からなかったので、自分で海外から部品を調達する選択も考えたのですが、油脂類も新たに揃える必要があったのと、カートリッジ・ダンパーがブラダ式なのでプロに相談させて頂きました。
ボトムケースやエアーチャンバーのメンテなら慣れていますが、ブラダ式はやったことが無いし、ブラダが破れてしまって部品が無かったらアウトですからね。
余談だけど、その点ROCKSHOXのモーションコントロール・ダンパーなんて長く使えるよね。
Oリングさえ出ればOH可能だし、スタンチオン径が同じなら最新のモーションコントロール・ユニットを組むことも出来るし。
以下、こんな流れでした。
・先ずはメールで作業を受けて頂けるか相談し、その後PDFで見積書が送られて来ます。
・見積内容でOKなら、良く洗浄し(ここ大事)、宅急便でフォークを発送。
・作業が終わるとPDFで作業報告書が送られてくるので、記載の内容や振込先等よく確認しましょう。
・OKなら振込先に送金し、明細又は取引履歴の画像を送って確認して頂いて、宅急便にて返送という流れです。
いや~、仕事内容は勿論、対応もプロフェッショナルで感心しました!!

僕ね以前の経験から、輪界の一部のメーカーさんはプロフェッショナルさに欠ける印象を持っていたんですよ...
お世話になっているショップ経由で依頼している、ママパパさんやダーフリさんはちゃんとした印象ですけど。
あるメーカーのフロント・フォークですが、カートリッジ・ダンパーのリコールの際に代理店に対応して貰った際の事です。
カートリッジ・ダンパーが緩むと言う内容だったので、緩まないようオーバートルクで締め付けたのでしょう、コンプレッション・ダイアルが固くて回らない状態で帰って来ました。
直接の原因はオーバートルクでの締め付けだけど、動作確認をしていないのが一番まずいよね。
他の業界ならあり得ない...
また、ドロッパーポストを購入してラジアル方向のガタが異常なので、代理店に点検・修理依頼したらガタは無くなったけど伸び切らない物が帰って来ました、しかも新品なのにボルトの頭がナメた状態で...
結局、ショップのご厚意で返品して貰い、差額で別のメーカーの製品を購入させて頂きました。
もう、僕はガッカリしてしまった訳ですよ。
輪界の技術レベルなんて、こんなものなんだと...
MTB好きって、結構な確率で車やモーターサイクルも好きだったりしますよね♪
だから本業が、加工屋さんや、メカニックの方も多いんじゃないかな。
僕の場合は、周りにグループAラリーカーのワークスエンジンを組んでいた人や、ホンダやスズキの2輪のエンジンの試作品を切削してる現場とかがあったのでね。
以前も書いたけど、係長が仕事中に自分のモーターサイクルのクランクシャフトをVブロックに載せて、ダイヤルゲージでバランス取りしてたり(仕事中だぞオイ)。
並列2気筒90ccのエンジンのピストンが手に入らないから、ラジコンやら草刈り機のピストンを流用とか(家でやれ)。
会社のデスクに、ピストンが転がっている光景。

でも今回タケボウさんにお世話になって、考えが変わりました。
技術がある所には、ちゃんとあるんだと。
素晴らしい仕事、ありがとうございました。

グリーンシーズンまであと1か月半位ですが、滝沢サイクルパークのファンライドエリアは盛況ですね。
立派なトレーニングコースが出来たお陰で、以前問題になっていた「スキルに差が有るライダーが同じコースを走る事によるトラブル」も緩和されるんじゃないかな。
先日のこと、僕と同じくらいの年齢の方かな?カーボンのフルサスで前後FOXのFACTORYのサスで「カッコいいな!」と思って拝見していました。
しかし、バイクに乗せられて「飛ばされているようなジャンプ」だったので、見ていて少しハラハラしてしまいました。
2回ほど転倒され、2回目はなかなか起き上がれないほどのダメージのようでした。
僕の頭を過ったのが、この方が初心者だったかは存じ上げないけど、ネットで定期的に話題になる「初心者に勧めるのはフルサスか?ハードテールか?」と言うお題。
勿論、予算が許すのであれば僕もフルサスを薦めるのに異論はありません。
ただ、最近のフルサスは高性能なのでバイク任せで走れてしまう反面、バイクでカバー出来る範囲を超えてしまった際に、基礎が出来ていないとコントロール不能になるようなシーンを見掛ける気がするんです。
だからと言って、HTなら安全なのかと言われれば違うけど、HTの場合人間の限界の方が先に来ますから。
ゲシればガツンと衝撃が来るし、フロントを下げ過ぎればサスがボトムして「ヒヤッ」っとするし。
HTの場合、少しのヒヤリやヒントを積み重ねて、徐々に限界を上げて行くことが可能と言うか...
高性能なフルサスの場合、いきなりどうにもならない状態に持って行かれることがあると言うか...
限界が高いけど限界を超えるとテクがないと立て直せないピュアレーシングカーと、限界は低いけどコントローラブルなスポーツカーみたいな?
まあフルサスだろうがHTだろうが、本人が欲しい自転車を買うのが一番なんですけどね。
ただ、高性能なMTBが初心者にとって最適なのかと問われると、どうなのかな?って思わせられた出来事でした。
一番大事なのは、バイクの種類に関係なく自身のコントロール下に置くことなんでしょうね。
言うのは簡単でも一番難しいことだし、何より怪我無く楽しみたいですね。
お前はフルサス乗ってないだろと言われそうですが、10年ぶりにフルサス乗ってます。
ホント良く出来ていて、10年前のMTBとは別物ですね。
調子良すぎて、買って2日でディレイラーハンガー曲げてリム凹ませて、暫く乗れませんでしたけど。

1か月で、2個もハンガー頼むことになるなんて思いませんでした。
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tag : タケボウチューンサスペンションサービス