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名栗ふれいあい公園 じてんしゃ広場 パンプトラック



今日は休暇を取りました。
用事を済ませてから、隣町である飯能市の名栗ふれあい公園にあるパンプトラックに行ってみました。

地元にあったローカルが管理していたパンプトラックは、地主さんに土地を返却する関係で無くなってしまったからね。
なんとなく、バームを「ギュイーン」って周る感覚を久しぶりに味わいたいなと。

到着してみると、凄く綺麗に管理されているコースでした。
素晴らしい、管理されている方々に感謝です。

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~利用のしかた~の看板に目を通してから、コースを利用しましょう♪

今日は平日だし気温は30℃、利用者は僕だけでした(笑)。
ロードバイクは平日にも関わらず沢山見掛けましたけどね。

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トラックのコンディションも良好!!
土のトラックが踏み固められてカチカチになると、タイヤのブラックマークが付きますからね。

勿論、ブレーキを故意にロックさせて付くブレーキ跡ではなく、タイヤが押し付けられてブラックマークが付くんですよ。
クローズドなコースとは言えトラックを痛めるので、トレイルと同様ブレーキを故意にロックさせる行為はナンセンスでしょう。

何よりも、管理してくれている人が居るからこその、このコンディションなのです。

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これだけタイトなバームだと、コーナー中盤から後半は、後輪だけに荷重が掛かっていると言っても過言ではない位い後ろ乗りになりますね。

地元にパンプトラックを作り始めた10年位前、初めてボール(180度以上回り込むバーム)を走って何度も飛び出してしまって、ノリさんから「バイクの後輪に乗らないと飛び出しちゃうよ」と言われたのを思い出す。

最終的にはブレーキレスで走っていたけど(クローズドなコースです)、今はそんな無茶は出来ないな(笑)。

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今回、暑くて短時間で切り上げてしまったんだけど、奥にもコースを造成中?でした。

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コチラは、練習用のレーンかな?

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最後にトラックにブラシ掛けくらい出来ればと思ったのですが、メンテは管理されている方々がやられているようですし、特にゲシることもなかったので、利用を終わらせて戴きました。

個人的な感想としては、コブとコブの間隔が近めなのでMTBでも十分に楽しめますが、BMXの方が楽しそうかな?
後はバームの後のステップアップ状のコブ、「どう処理するのが正解なのか」ポンコツな僕では短時間では分かりませんでした。

いや~、兎に角暑かった。
これからの季節は雑草に悩まされるかと思います、このような素晴らしいコースを管理されている方々に感謝です。

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今日は自転車ネット界隈では、日本のフレームビルダーにTIGを扱える方が少ないと話題になっていましたね。

僕が驚いたのは、自転車の専門学校でフレームビルダーを目指す方にTIGの指導をしていないと言うことでした。
別にロウ付けが悪いとかではなく、一般的な工業製品に於いて薄物で精度を要求される物の溶接はTIGが基本だからです。

ロシアのジェットエンジンの溶接なんて、人間がアルゴンガスの雰囲気中に入って溶接するんですよ。
当たり前ですが、トーチにはノズルを付ける必要がないんですね(笑)。

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(via: gelio.livejournal.com)

例えば、現在はカーボン製が主流ですがレース用の車やモトバイクのスペースフレームを作る場合TIGが基本で、ロウ付けは先ず稀でしょう。
勿論アースポイントとして真鍮ワッシャーを付ける等、局所的には用いられると思いますが。

今更国内でTIG溶接でフレームを作っても海外製には勝てないという話もありますが、国内でオーダーフレームを作る意義としてビルダー(ウエルダー)さんと密に話し合えるというメリットもあるかと思います。

価格だけでは語れない付加価値ですかね、オーダーフレームってそういうものだと思うし(勝手に想像)。

例えばモンキーさんのフレームに於いては、TIG溶接フレームとロウ付けフレームを棲み分けて作られていらっしゃる。

具体的には、台湾でTIG溶接したフレームと、国内でロウ付けされたフレーム。
ある程度まとまった数をロット生産するレディーメイドであるTIGフレームは、国内ロウ付けフレームよりも安価。

但し国内でTIG溶接でオーダーフレームを作れば、ロウ付けフレームと変わらない価格になってしまうことは加筆しておきましょう。
あくまでも低価格を実現している真の要因は量産することで、TIG溶接の方が量産に向いていることも確かです。

もう一つの差別化として、近似したスケルトンとチュービングでも乗り味にも違いが出ると。
シャッキリと軽く走るTIGフレームに対し、柔らかく角の取れた乗り味になるロウ付けフレーム。

ノリさん曰く、「柔らかいと言ってもグニュグニャではないよ」と言っていましたが(笑)。

僕が勝手に想像するに、TIG溶接は溶加棒を差しながら母材自体を溶かして付けて行くのでパイプ自体が全て分子レベルで結合している。
対するロウ付けはパイプ自体は厳密に言うと付いていなくて、ロウ材がパイプやラグの間に入り込んで固めている。

パイプに使われるスチールと真鍮ロウとでは物理的特性が異なりますから、結合部の剛性に違いが出ることもあるのでしょう。

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新進気鋭のフレームビルダーを目指す次世代の方々には、伝統の技術も大事だと思うけど、あまり縛られないで欲しいななんて勝手に思ってしまいます。

まあロウ付けを得意とされているビルダーさんでも仮付けではTIGでなんてのもあると思いますし、TIGフレームでもワイヤー受け等の小物はロウ付けもあるしね(笑)。

両方できれば適材適所で、より理想に近いモノ造りが出来るってことなんですかね。

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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

tag : MTBパンプトラック名栗

プロフィール

Danny T

「首都圏の秘境」と呼ばれる地を走る、雑食系バイカーのBLOGです♪

過去に腰椎骨折、椎間板ヘルニアでも、楽しく乗ります!

Author:Danny T


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