「神になったオオカミ~秩父山地のオオカミとお犬様信仰~」

フィールドノート
07 /26 2017
今日は葬儀の為、代休扱いでの休み。
天気さえ良ければ、午前中は色々と出来たのですが「ザーザー」降りの雨でやんす(涙)。

んが短い人生は限られている!時間は出来るだけ有効に使いたいので、雨でも影響のない展示会に行って来ました。

埼玉県立 川の博物館で開催されている、平成29年度特別展「神になったオオカミ~秩父山地のオオカミとお犬様信仰~」です。

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僕の住む秩父地方は、古来より狼信仰が盛んな地域でした。
諸説あるかも知れませんが、農作物を荒らす獣を捕食する「里山の食物連鎖の頂点」である狼は、益獣として崇められたのでしょう。

そんな狼を「神の使い」として狛犬の代わりとして祀る神社は秩父山地一帯に集中しており、その数は21社を数え、全国的にも珍しいことなのだそうです。

根っからの「秩父っ子」の僕にとっては、ありふれた光景であり、当Blogでも時々モデルになって貰っている位い秩父の人間にとってはポピュラーな存在でもあるのです。

また今世紀に入っても「ニホンオオカミ目撃情報」は散見しており、特に10年ほど前に秩父山地で撮影された通称「秩父山犬」は専門家が検証しても「ニホンオオカミとの相違点は認められない」との見解が発表されるなど、ロマンを感じます。

僕自身山深く分け入った時など、「この山深さならニホンオオカミが生息する環境を許容しているのではないか?」と思わせてくれる時もあります。

そして且つての食物連鎖の頂点であるニホンオオカミが絶滅したことで、捕食対象であった鹿や猪の個体数が目に見えて増加していることも肌を持って感じる次第であります。

面白いと思ったのは、猟師の家では狼の頭骨や毛皮が「魔除け」として祀られていたようで、狐憑き(きつねつき)のお祓い用に狼の頭骨がレンタルされていた帳簿があったことです。

現代の常識から見ると、キツネもオオカミも同じイヌ科の動物ですからね。

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展示会の開催期間は7/15日~9/3日ですが、8/20日までは日本国内で3体のみ確認されている学術的にも貴重なニホンオオカミの剥製が展示されています。
※会場内は写真撮影禁止です。

尚当展示会を見学するには、入園料 大人410円と駐車料金300円が掛かります。
展示会自体の規模はこじんまりとしていて、全てのパネルに目を通しても1時間ほどで見学は十分でしょう。

あくまでも個人的な感想ですが、自転車乗りの方は自転車で訪れた方がお得?かも知れませんね(笑)。

今日は平日で営業開始と同時に訪れたのですが、僕の他にも熱心な見学者がいらっしゃいました。
ニホンオオカミに興味がある方は是非♪

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