ヘッドチューブのクラックの修繕

カスタム&メンテナンス
04 /02 2017
今週末は忙しくて、自転車に乗ることは出来ませんでした(涙)。
今日は最後のスノーライドのチャンスだっただけに、残念無念で御座います。

残念無念と言えば、悲しいかなヘッドチューブにクラックの入ってしまった Model-C 。
インテグラルヘッドだとね~、逝く時はヘッドチューブが逝ってしまうという...

そこで、クラックの修繕をしました。

R0017664.jpg

最初に断っておきますが、このフレーム本来の乗り方をするのであればヘッドチューブの差し替えが正解でしょう。

しかし僕的には、街乗り程度で使用することを前提での修繕と言うことで、溶接にて対応しました。

R0017686.jpg

先ずは下準備で、塗装の除去。
テーパー部はかなり肉厚なのですが、しっかりクラックが入っていますね。

R0017677.jpg

今回Tig溶接機でのクラック修理に辺り難しい点は一つ、ヘッドチューブのベアリング勘合部と言うことで裏側に溶けた母材が出ることが好ましくない事。

通常部のフレームのクラックの修繕であれば、チューブの裏側にも若干孕(はら)む位が強度的に良いのでしょうけど、そうも行かないのです。

本来であれば十分に母材を溶かしこんだ後、ベアリング勘合部を旋盤でさらえれば完璧なんでしょうけどね...

なので、はみ出したくない箇所には銅板を密着させます。
アークの熱で母材が溶けても、銅板で裏打ちされているので最低限の孕みで済むのです。

R0017695.jpg

ハイ、溶接しました(一人なので画像は無し)。
クラックに沿ってナメ付けしてから、棒差しして盛りました。

R0017696.jpg

ディスクグラインダーで粗削りしてからヤスリ、ペーパーと仕上げて行きます。
おうっ!綺麗になりましたね♪

R0017700.jpg

クロモリ・フレームは壊れても道具さえあれば修理が可能だから、海外で旅をするような人には必須なんだろうな。
交流アークの手溶接では流石に厳しいだろうけど、直流なら薄物でもなんとかなりそうだし。

MTBに於いても兄貴の Monkey 98SH なんて、オリジナルのパイプなんて2本くらいしか残ってないって言ってた(通称:ゾンビバイク)。

フレームが折れても、パイプの差し替えが可能ですからね。

R0017702.jpg

熱を加えたので、リン酸処理液でパーカライジングしてからリペイント♪

素直に同じ色でタッチアップするのも詰まらないので、この自転車の差し色であるゴールドorイエローでペイントすることに。

イメージとしてはヘッドチューブ=ペンキの缶のイメージで、黄色のペンキがはみ出して垂れているイメージ。
「ペンキ スプラッシュ」でググった画像を基にペイントし始めたけど難しいね。

結局塗料を多めに塗って、実際に垂らして再現しました。
ちょっとヤリ過ぎたかな(笑)。

鉄フレーム最高♪

R0017708.jpg


26 Ain’t Dead !
Ibis flies in with budget carbon wheel option & wide 26″ rims

e1adfe5b-f96e-45e1-97c1-8512f33e6cf1l0001 - コピー
(via: bikerumor.com)

国内だと瀕死の26インチだけど、そのうち揺り返しが来るんじゃないかな!?

スポンサーサイト