バーンナウト
知人から、「ブログどうしたの?」とも聞かれるのですが。
ある意味、バーンナウト。
9月11日(土)放送の「世界ふしぎ発見」は、秩父ですよ!!
では、近況つらつらと。
コロナ感染、なかなか収まらない物ですね...
緊急事態宣言下と言うこともあり、家族の了承が下りないのでグループライドも出来ないし、他県のバイクパークにも行けない。
仕事の方もコロナ渦の影響か、医療機器関係の仕事が増えているのですが、ステンレス系は表面処理をしない物が多いので取り扱いにも気を遣かって手間が掛かるんですよね。

お盆休みはようやく休めたかと思えば、ずーっと雨...
んでも自転車歴だけは長いので、雨でも乗れる場所は知っているんです。
しかしコロナの蔓延が始まってからBBQをする方が増え始めました、雨でも大丈夫なので。
お盆休みも最終日までBBQで酒盛りしている方達に占領?されてしまい、最終日の夕方にようやく帰ったかと思えば、この有様。
この後、役場の方達が訪れてゴミを撤去して、BBQ禁止の看板と共にバリケードが築かれました(涙)。
ここは僕の土地ではないから占拠していたことは仕方ないとして、せめてマナーは守ろうよ。
MTBもそうだけど、こうやって楽しませて貰えていた場所がマナーの悪い奴らによって使えなくなる。
「えっ?山って皆のものでしょ?」、「所有者なんていんの?」、こんなMTBerが実際に居るんだから怖いんだよね。

他県のバイクパークにも行けないので、MTBでは市内のサイクルパークに行く機会が増えました。
スラロームコースやダージャンなら、やっぱり26インチが楽しいですね!
ってことで?もう投資することもないだろうと思っていた26インチバイクですが、やっぱり乗っている自転車には手を入れたくなりますよね~。
26インチバイクはシングルスピードで乗っていますが、バーチカルエンド故にチェーンテンショナーが必要です。
過去に何度も記事を書いていますが、クラッチ付きのリアディレイラーを使ったり、Alfineのテンショナーを加工して使ったりして来ました。
それでも不満は無かったのですが、やはり重量面で気になったりしていたので新たにチェーンテンショナーを購入してみました。
本当は以前紹介した、クラッチ付きのSB ONE G3C DH CHAIN TENSIONER が欲しかったんですよ。
しかし、コチラは購入可能なルートに無かったので断念しました。

(via: sbonebikeparts.com)
んで、コレが今回購入した REVERSE Components の Colab ChainTensioner。
「Colab By SB ONE」のロゴ通り、SB ONE のOEMっぽいですね。
勿論クラッチは付いていないのですが、テンションが高めなので今の所はチェーン落ちは無し。
それよりも、ケージまでCNC切削でツールマークが残されていたりでお買い得感はありました(笑)。

ついでにコグも(送料が勿体ないので)REVERSE Componentsを購入してみました。
HGフリーボディーに喰いつきにくいよう、幅が広くなっているのですが最低限なので結構軽いです。
なかなか国内には入って来ないパーツが多いですが、MTBは市場が小さいから仕方ないのかな~。
でも入って来なければ、海外から買うしかないんですよ!?

そうそう、シングルスピードに関してですが何かの役に立てば。
トラックエンドでディスクブレーキの場合、ディスクブレーキのIS台座が長穴になっているフレームがありますよね。
台座が長穴の場合、通常のようにボルトにワッシャーだけで締結すると座面が狭いことが原因で面圧が上がり過ぎてボルトが潜り、クラックが入る要因になりますよ。
こういった長穴の場合、厚ワッシャーを使うのが機械組み立ての基本なんです。
ボルトが潜ることの防止だけでなく、位置決めをする際に一度凹みが出来ると微調整しても求芯力が働き戻ってしまうことも防止できるのです。
なかなか、自転車メーカーでやっている所は無いと思いますけどね~。
機械設計や精密機械組立をしている方なら、基本なんですけどね。

Eurobike 2021が盛り上がっていますが、それ以外でも面白いアプローチをしている人が居て面白い。
コチラは、リアユニットが直線運動するようにリニアガイド(LMガイド)を内蔵しているフレーム。
LMガイドとは「Linear Motion Guide」のことで、直線運動部はスムースに動き、その他の方向のガタは殆どない精密なガイドのことです。
産業機械では一般的に各種ベッドやテーブルのスライド部に使われたり、1軸ロボットのロッドの先端に付き位置決めを行うことが多い重要な部品です。

(via: pinkbike.com)
MTBのような泥にまみれる場所に使って大丈夫かと思うかもしれませんが、産業機械でもかなり過酷な条件下でも使われていたりします。
スライド部にはワイパーが付いてダストを掻き分けますし、内部にはボールリテーナーが入っていて内部をボールベアリングが循環していて、グリスニップルからグリスを注入すれば古いグリスを押し出しメンテ可能です。
余談ですが、流石にセラミックの粉塵に曝されていたりすると厳しいですね。
焼きの入ったベットよりも硬度の高い粉塵に曝されると、流石に摩耗は免れません。
以前レーザーでセラミックウエハーをカットする装置のXYテーブルにガタが出て、中国の現場でXYテーブルを下ろしてLMガイドとボールネジを交換したことがありました。
現地にある油圧のハンドフォークを使ってXYテーブルを持ち上げたりと大変な作業だったけど、昼食は食堂で職人が刀削麺を作っているのを生で見れるのが楽しかった。
油そばみたいな麺もあったけど目玉焼きが載っていたりして、結構美味しかった。
他のメンバーは現地社員と同じ食事はダメって人が多かったけど、僕は結構大丈夫でした。
最終日に、空港で飲んだドリンクに入っていた氷でお腹を壊したけどねー。

でも、Yety 303でもLMガイドが使われていたから大丈夫でしょ!
Yetyのは世界のTHK製ですね → コチラ
THKは、本当に世界のTHKですねー。
これまた中国で、EMS世界2位のペガトロン社で仕事をさせて頂いた時に、同じフロアから日本語が聴こえて来てね。
そしたら、THKの営業さんだったかな。
その晩、日系企業の社員が一緒に飲んで、何故かTHKさんが全額払ってくれて「流石世界のTHKさんだなー」って本当に思いました。
いやー、ペガトロン社は本当にセキュリティーも厳しくて、帰りは守衛所前で車のトランクの中までチェックしてましたね。
今では、入れてくれって言っても入れてくれないだろうなあ(爆)。

あと、最近デフォルトになりつつあるケーブル内装式のフレーム、皆さんグロメット(ケーブルホールの蓋)に困ったりしてませんか?
僕のフレームのグロメットはゴム製だったんだけど、僅か1年で劣化してグズグズのボロボロになって使用不可に。
硬質樹脂や金属製の蓋なら問題ないんだろうけど、樹脂部品は劣化しますからねー。
ショップ経由で代理店に問い合わせて貰ったけど、音沙汰無しみたいで...
これだから、代理店は。

仕方ないので代替品を探します。
しかし、他メーカーのグロメットを流用しようにも寸法の記載が無い、専用品ですからね。
では、電材の汎用品(規格品)で探そうにも、国内だと円形の膜付きグロメットはあるものの、楕円の小さいサイズのグロメットとなると皆無なんですよ。
しかーし、流石世界の工場・中国です。
中国のメーカーなら、ニッチな形状・サイズとも揃っていて助かりました。
海外から部品を調達することを毛嫌いする輪界の方の意見も理解できるけれど、ユーザーとしては欲しい物が買えないから海外から取り寄せている場合も多いんじゃないかな。
ケーブル内装式フレームで長く乗りたいって人は、フレーム購入時にグロメットも確保して置いた方が安心かもね。
しかし、1年で形が無くなるほど劣化するって(涙)。

ある意味、バーンナウト。
9月11日(土)放送の「世界ふしぎ発見」は、秩父ですよ!!
では、近況つらつらと。
コロナ感染、なかなか収まらない物ですね...
緊急事態宣言下と言うこともあり、家族の了承が下りないのでグループライドも出来ないし、他県のバイクパークにも行けない。
仕事の方もコロナ渦の影響か、医療機器関係の仕事が増えているのですが、ステンレス系は表面処理をしない物が多いので取り扱いにも気を遣かって手間が掛かるんですよね。

お盆休みはようやく休めたかと思えば、ずーっと雨...
んでも自転車歴だけは長いので、雨でも乗れる場所は知っているんです。
しかしコロナの蔓延が始まってからBBQをする方が増え始めました、雨でも大丈夫なので。
お盆休みも最終日までBBQで酒盛りしている方達に占領?されてしまい、最終日の夕方にようやく帰ったかと思えば、この有様。
この後、役場の方達が訪れてゴミを撤去して、BBQ禁止の看板と共にバリケードが築かれました(涙)。
ここは僕の土地ではないから占拠していたことは仕方ないとして、せめてマナーは守ろうよ。
MTBもそうだけど、こうやって楽しませて貰えていた場所がマナーの悪い奴らによって使えなくなる。
「えっ?山って皆のものでしょ?」、「所有者なんていんの?」、こんなMTBerが実際に居るんだから怖いんだよね。

他県のバイクパークにも行けないので、MTBでは市内のサイクルパークに行く機会が増えました。
スラロームコースやダージャンなら、やっぱり26インチが楽しいですね!
ってことで?もう投資することもないだろうと思っていた26インチバイクですが、やっぱり乗っている自転車には手を入れたくなりますよね~。
26インチバイクはシングルスピードで乗っていますが、バーチカルエンド故にチェーンテンショナーが必要です。
過去に何度も記事を書いていますが、クラッチ付きのリアディレイラーを使ったり、Alfineのテンショナーを加工して使ったりして来ました。
それでも不満は無かったのですが、やはり重量面で気になったりしていたので新たにチェーンテンショナーを購入してみました。
本当は以前紹介した、クラッチ付きのSB ONE G3C DH CHAIN TENSIONER が欲しかったんですよ。
しかし、コチラは購入可能なルートに無かったので断念しました。

(via: sbonebikeparts.com)
んで、コレが今回購入した REVERSE Components の Colab ChainTensioner。
「Colab By SB ONE」のロゴ通り、SB ONE のOEMっぽいですね。
勿論クラッチは付いていないのですが、テンションが高めなので今の所はチェーン落ちは無し。
それよりも、ケージまでCNC切削でツールマークが残されていたりでお買い得感はありました(笑)。

ついでにコグも(送料が勿体ないので)REVERSE Componentsを購入してみました。
HGフリーボディーに喰いつきにくいよう、幅が広くなっているのですが最低限なので結構軽いです。
なかなか国内には入って来ないパーツが多いですが、MTBは市場が小さいから仕方ないのかな~。
でも入って来なければ、海外から買うしかないんですよ!?

そうそう、シングルスピードに関してですが何かの役に立てば。
トラックエンドでディスクブレーキの場合、ディスクブレーキのIS台座が長穴になっているフレームがありますよね。
台座が長穴の場合、通常のようにボルトにワッシャーだけで締結すると座面が狭いことが原因で面圧が上がり過ぎてボルトが潜り、クラックが入る要因になりますよ。
こういった長穴の場合、厚ワッシャーを使うのが機械組み立ての基本なんです。
ボルトが潜ることの防止だけでなく、位置決めをする際に一度凹みが出来ると微調整しても求芯力が働き戻ってしまうことも防止できるのです。
なかなか、自転車メーカーでやっている所は無いと思いますけどね~。
機械設計や精密機械組立をしている方なら、基本なんですけどね。

Eurobike 2021が盛り上がっていますが、それ以外でも面白いアプローチをしている人が居て面白い。
コチラは、リアユニットが直線運動するようにリニアガイド(LMガイド)を内蔵しているフレーム。
LMガイドとは「Linear Motion Guide」のことで、直線運動部はスムースに動き、その他の方向のガタは殆どない精密なガイドのことです。
産業機械では一般的に各種ベッドやテーブルのスライド部に使われたり、1軸ロボットのロッドの先端に付き位置決めを行うことが多い重要な部品です。

(via: pinkbike.com)
MTBのような泥にまみれる場所に使って大丈夫かと思うかもしれませんが、産業機械でもかなり過酷な条件下でも使われていたりします。
スライド部にはワイパーが付いてダストを掻き分けますし、内部にはボールリテーナーが入っていて内部をボールベアリングが循環していて、グリスニップルからグリスを注入すれば古いグリスを押し出しメンテ可能です。
余談ですが、流石にセラミックの粉塵に曝されていたりすると厳しいですね。
焼きの入ったベットよりも硬度の高い粉塵に曝されると、流石に摩耗は免れません。
以前レーザーでセラミックウエハーをカットする装置のXYテーブルにガタが出て、中国の現場でXYテーブルを下ろしてLMガイドとボールネジを交換したことがありました。
現地にある油圧のハンドフォークを使ってXYテーブルを持ち上げたりと大変な作業だったけど、昼食は食堂で職人が刀削麺を作っているのを生で見れるのが楽しかった。
油そばみたいな麺もあったけど目玉焼きが載っていたりして、結構美味しかった。
他のメンバーは現地社員と同じ食事はダメって人が多かったけど、僕は結構大丈夫でした。
最終日に、空港で飲んだドリンクに入っていた氷でお腹を壊したけどねー。

でも、Yety 303でもLMガイドが使われていたから大丈夫でしょ!
Yetyのは世界のTHK製ですね → コチラ
THKは、本当に世界のTHKですねー。
これまた中国で、EMS世界2位のペガトロン社で仕事をさせて頂いた時に、同じフロアから日本語が聴こえて来てね。
そしたら、THKの営業さんだったかな。
その晩、日系企業の社員が一緒に飲んで、何故かTHKさんが全額払ってくれて「流石世界のTHKさんだなー」って本当に思いました。
いやー、ペガトロン社は本当にセキュリティーも厳しくて、帰りは守衛所前で車のトランクの中までチェックしてましたね。
今では、入れてくれって言っても入れてくれないだろうなあ(爆)。

あと、最近デフォルトになりつつあるケーブル内装式のフレーム、皆さんグロメット(ケーブルホールの蓋)に困ったりしてませんか?
僕のフレームのグロメットはゴム製だったんだけど、僅か1年で劣化してグズグズのボロボロになって使用不可に。
硬質樹脂や金属製の蓋なら問題ないんだろうけど、樹脂部品は劣化しますからねー。
ショップ経由で代理店に問い合わせて貰ったけど、音沙汰無しみたいで...
これだから、代理店は。

仕方ないので代替品を探します。
しかし、他メーカーのグロメットを流用しようにも寸法の記載が無い、専用品ですからね。
では、電材の汎用品(規格品)で探そうにも、国内だと円形の膜付きグロメットはあるものの、楕円の小さいサイズのグロメットとなると皆無なんですよ。
しかーし、流石世界の工場・中国です。
中国のメーカーなら、ニッチな形状・サイズとも揃っていて助かりました。
海外から部品を調達することを毛嫌いする輪界の方の意見も理解できるけれど、ユーザーとしては欲しい物が買えないから海外から取り寄せている場合も多いんじゃないかな。
ケーブル内装式フレームで長く乗りたいって人は、フレーム購入時にグロメットも確保して置いた方が安心かもね。
しかし、1年で形が無くなるほど劣化するって(涙)。

スポンサーサイト