規格に翻弄されるな、乗りこなせ!
今週は土曜日にショップの朝ライドに参加出来ず、残念でした。
久しぶりに、皆とワイワイ乗りたかったなあ。
でも今日、妻が軽トラ(MT)の運転の練習がしたいと言うので付き合っていたら、ハナーBrosの兄を見掛けました。
ネオンイエローのHTフレームが凄く目立っていましたが、妻は前園社長に似ていると言っていました!
今日は午前中に、3本のトレイルを走って来ました♪

今週はSNSで、MTBを始める方にフルサスを薦めるかHTか?が話題になっていましたね~。
初心者でもライド自体を楽しむ余裕が生まれるフルサスを薦めると言うのも、勿論賛同出来る!
しかしMTBを始めるには、先ずMTBを買うという儀式がある訳で...
例えば、凝り性で予算に余裕がある方であればフルサス一択だと思いますが、「楽しそうで始めて見たいけど、続くか心配...」って方も多いのではないでしょうか?
後者のような方にはHTなら同じコンポを採用していてもフルサスと比較して安価だし、もしMTBに飽きてしまっても通学・通勤にも使えて無駄にならないかも。
また最近の27.5"+ や29"でちょい太めのタイヤを履く様なHTは、旧来の26"MTBよりも遥かに操安性も向上しているので、MTB沼に嵌っても十分に楽しめるんじゃないかな?と言うのが個人的な感想です。
今年は上記のようなモデルが豊作で、特にRockyMountainのGrowlerなんて最高だと思うな。
あとは、初心者からステップアップをして行きながら楽しむことが出来る、多彩なトレイル等の環境。
これが一番重要でしょ。
そして、みんな良く知っていると思うけれど、MTB沼に嵌れば結局フルサスもHTも両方欲しくなりますから(笑)。

あと、日本でHTが人気の理由についてですが...
日本の急峻な山を担ぎ上げる為とか、アプローチの林道でのペダリング性を考慮してとか色々な理由はあると思うけれど、僕個人の理由としては先ず単純に「楽しい!」というのと(笑)、ランニングコストもあるのかな。
僕の周りの奴らは息をするようにトレイルを走っているから、MTB遊びの性質上壊れたり消耗品も必然的に多くなる。
僕は決して裕福な訳ではないけれど、自宅も建てたし車も2台所有しているから、自転車に全てを捧げるような世捨て人ではありませんし、やっぱりランニングコストは気になるよね。
フルサスに乗っていた時は1年ごとにベアリングを打ち換えて居たし、リアユニットのカンもヒットさせて凹んで泣いたしね。
その点HTはパーツ点数が少ないし、何より稼働率が高いのは年中乗っているMTBerには案外重要なのかもね。
ってことで?日本の地形・環境や、リアルMTBerのお財布事情が理由ってことで(笑)。
※上記は、あくまでも個人的な考察です。

現在、リアハブにはSunRingle DEMON HUB を使っています。
もともとはDJ用のヘビーデューティーなハブなので、10年選手なタフな奴です。
ところがどっこいリアは、135mmx12mmスルーアクスルと言う不遇な奴なんです。
現在主流の148mmx12mmや前規格の142mmx12mmも、長く君臨していた135mmx10mmと比較したら確実に短命だろうと言われていますが、135mmx12mmの不遇さと言ったら比じゃないよ(号泣)。

でもね、スルーアクスルって意外と?拡張性があるんです。
ハブの胴付寸法とディスクブレーキの座面の寸法さえ把握していれば、何とかなることが多い。
例えば、画像下段のアダプターを挿入すれば135mmx10mmQRとして使えるし、外径12mm内径10mmのパイプを加工すればM10の貫通ボルト止めも可能になる。
画像中段はフロントの100mmx15mmスルー・ハブに挿入してQRとして使う物だし、画像上段はフロント15mmスルー・ハブに挿入して12mmスルーとして使えるように加工したアルミパイプです。

今では個人消費者向けに、規格パイプの寸法指定で切り売りしてくれる業者さんも増えて来ていますしね。
因みに、このアルミパイプはネットで寸法指定で購入したもので、メンテナンス・スタンドを改造するのに使いました。

あとはベンチレースでも十分なので旋盤があれば、大概の事には対応出来るのではないでしょうか?
バイトも端面、V溝、突っ切り、面取り、芯押し台にドリルチャックがあれば十分でしょう。
画像は僕が使っていた旋盤だけど、こんなの必要なくて、ベンチレースさえあれば夢が広がりますね!
但しスローアウェイは別として、ハイスのバイトはデフォルトでは切削出来なくて"すくい"を入れる&2番を逃がす等加工が必要なので、双頭グラインダー出来れば片側はダイアモンドの付いた物が必要になります。
また現在は、個人向けに持ち込みでアルミにアルマイト処理や、スチール系ではガス軟窒化処理等してくれる業者さんもありますから、自作派の人には良い時代になりましたよね。

これは、僕の工具箱の中に入っていたカラーの一部です。

んで135mmx12mmの両側に3mmのカラーを入れて、142mmスルーのフレームに使っています。
実際には141mmなので片側0.5mmづつ狭いですが、クロモリフレームなら問題ないしキャリパーも調整範囲内で問題ないです。

148mmx12mmスルーのBoost対応フレームに142mmx12mmスルーのハブを使う際に使うアダプターもアマゾン等で購入出来ますが、ディスクブレーキのアダプターは6穴用しか存在しないのでセンターロックのハブには使えません。
しかし上の画像のようなカラーを使えば、キャリパーを内側に3mmオフセットさせることで対応可能です。
自転車オタクは旋盤を買え!
※メーカー推奨外での使用は自己責任で、問題が生じても当方は責任を持ちません。

自転車オタクを自称するなら、規格を超越しろ!


(via: catlander.com)
久しぶりに、皆とワイワイ乗りたかったなあ。
でも今日、妻が軽トラ(MT)の運転の練習がしたいと言うので付き合っていたら、ハナーBrosの兄を見掛けました。
ネオンイエローのHTフレームが凄く目立っていましたが、妻は前園社長に似ていると言っていました!
今日は午前中に、3本のトレイルを走って来ました♪

今週はSNSで、MTBを始める方にフルサスを薦めるかHTか?が話題になっていましたね~。
初心者でもライド自体を楽しむ余裕が生まれるフルサスを薦めると言うのも、勿論賛同出来る!
しかしMTBを始めるには、先ずMTBを買うという儀式がある訳で...
例えば、凝り性で予算に余裕がある方であればフルサス一択だと思いますが、「楽しそうで始めて見たいけど、続くか心配...」って方も多いのではないでしょうか?
後者のような方にはHTなら同じコンポを採用していてもフルサスと比較して安価だし、もしMTBに飽きてしまっても通学・通勤にも使えて無駄にならないかも。
また最近の27.5"+ や29"でちょい太めのタイヤを履く様なHTは、旧来の26"MTBよりも遥かに操安性も向上しているので、MTB沼に嵌っても十分に楽しめるんじゃないかな?と言うのが個人的な感想です。
今年は上記のようなモデルが豊作で、特にRockyMountainのGrowlerなんて最高だと思うな。
あとは、初心者からステップアップをして行きながら楽しむことが出来る、多彩なトレイル等の環境。
これが一番重要でしょ。
そして、みんな良く知っていると思うけれど、MTB沼に嵌れば結局フルサスもHTも両方欲しくなりますから(笑)。

あと、日本でHTが人気の理由についてですが...
日本の急峻な山を担ぎ上げる為とか、アプローチの林道でのペダリング性を考慮してとか色々な理由はあると思うけれど、僕個人の理由としては先ず単純に「楽しい!」というのと(笑)、ランニングコストもあるのかな。
僕の周りの奴らは息をするようにトレイルを走っているから、MTB遊びの性質上壊れたり消耗品も必然的に多くなる。
僕は決して裕福な訳ではないけれど、自宅も建てたし車も2台所有しているから、自転車に全てを捧げるような世捨て人ではありませんし、やっぱりランニングコストは気になるよね。
フルサスに乗っていた時は1年ごとにベアリングを打ち換えて居たし、リアユニットのカンもヒットさせて凹んで泣いたしね。
その点HTはパーツ点数が少ないし、何より稼働率が高いのは年中乗っているMTBerには案外重要なのかもね。
ってことで?日本の地形・環境や、リアルMTBerのお財布事情が理由ってことで(笑)。
※上記は、あくまでも個人的な考察です。

現在、リアハブにはSunRingle DEMON HUB を使っています。
もともとはDJ用のヘビーデューティーなハブなので、10年選手なタフな奴です。
ところがどっこいリアは、135mmx12mmスルーアクスルと言う不遇な奴なんです。
現在主流の148mmx12mmや前規格の142mmx12mmも、長く君臨していた135mmx10mmと比較したら確実に短命だろうと言われていますが、135mmx12mmの不遇さと言ったら比じゃないよ(号泣)。

でもね、スルーアクスルって意外と?拡張性があるんです。
ハブの胴付寸法とディスクブレーキの座面の寸法さえ把握していれば、何とかなることが多い。
例えば、画像下段のアダプターを挿入すれば135mmx10mmQRとして使えるし、外径12mm内径10mmのパイプを加工すればM10の貫通ボルト止めも可能になる。
画像中段はフロントの100mmx15mmスルー・ハブに挿入してQRとして使う物だし、画像上段はフロント15mmスルー・ハブに挿入して12mmスルーとして使えるように加工したアルミパイプです。

今では個人消費者向けに、規格パイプの寸法指定で切り売りしてくれる業者さんも増えて来ていますしね。
因みに、このアルミパイプはネットで寸法指定で購入したもので、メンテナンス・スタンドを改造するのに使いました。

あとはベンチレースでも十分なので旋盤があれば、大概の事には対応出来るのではないでしょうか?
バイトも端面、V溝、突っ切り、面取り、芯押し台にドリルチャックがあれば十分でしょう。
画像は僕が使っていた旋盤だけど、こんなの必要なくて、ベンチレースさえあれば夢が広がりますね!
但しスローアウェイは別として、ハイスのバイトはデフォルトでは切削出来なくて"すくい"を入れる&2番を逃がす等加工が必要なので、双頭グラインダー出来れば片側はダイアモンドの付いた物が必要になります。
また現在は、個人向けに持ち込みでアルミにアルマイト処理や、スチール系ではガス軟窒化処理等してくれる業者さんもありますから、自作派の人には良い時代になりましたよね。

これは、僕の工具箱の中に入っていたカラーの一部です。

んで135mmx12mmの両側に3mmのカラーを入れて、142mmスルーのフレームに使っています。
実際には141mmなので片側0.5mmづつ狭いですが、クロモリフレームなら問題ないしキャリパーも調整範囲内で問題ないです。

148mmx12mmスルーのBoost対応フレームに142mmx12mmスルーのハブを使う際に使うアダプターもアマゾン等で購入出来ますが、ディスクブレーキのアダプターは6穴用しか存在しないのでセンターロックのハブには使えません。
しかし上の画像のようなカラーを使えば、キャリパーを内側に3mmオフセットさせることで対応可能です。
自転車オタクは旋盤を買え!
※メーカー推奨外での使用は自己責任で、問題が生じても当方は責任を持ちません。

自転車オタクを自称するなら、規格を超越しろ!


(via: catlander.com)
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