武州・上州 最果ての林道 ~ 林道 上野大滝線 ~
そろそろMTBにも乗りたい所ですが、もう少し涼しくなったら集中的にトレイル整備をして、狂ったように楽しめるといいな。
狂ったようにとは言っても、心は熱く頭は冷静にね!!
今日は台風シーズンを前に、行きたかった林道に向かいました。
自宅からだと120km近い距離になるので、朝の4時に出発。
変速の調整が悪く、暗闇の中アジャスターを回しながら調整するもイライラしてしまい、フロント・ディレイラーのシフターを乱暴に操作して脱線、フロント・ディレイラーを曲げてしまった。
出発早々のトラブルで凹んだけど、暗闇の中手で強引に修正して復旧。
自分の自転車は、普段から自分で手を入れて居たいものですね。
ルート沿いのコンビニで朝食と補給食を調達して、気を取り直して出発です。

5時を過ぎて、大分明るくなって来た。
ひたすら山道を登り続けます。

滝沢ダムのループ橋を登る。
これまで小さな峠を何個か越えて来た影響か、左膝に痛みを感じ始めた。

滝沢ダムの堰堤。
歩行者と自転車は通行可能です。
滝沢ダムの左岸(R140)はアップダウンが多く交通量も多いので、右岸を走ろうと思います。

しか~し、なんと「冬季通行止め」のまま封鎖されており右岸の道路へは抜けられませんでした。
仕方ありません、左岸の道を進みましょう。
でも「冬季通行止め」って(笑)。

今日の自転車は、Giramondo です。
普段は舗装路メインなら 700x25c のタイヤ(ホイール)、グラベルがメインなら 700x52c を選択しています。
でも、「太くても細くても、あまり変わらないんじゃね?」と思い、モンスタークロス仕様です。
それと”兎に角走りたい”学生さんには、この自転車凄く良いと思いますよ。
そのままでもアドベンチャーロードとして十分に使えますし、太いタイヤにすればシングルトラックも楽しいです。

最近モンベルのネタばかりでアレなんですが、モンベルのボトルを気に入ったので使っています。
何が良いかと言うと、水に樹脂の臭い移りし難いんです。
この時期、水が温まると臭い移りした水は飲む気が薄れるんですよね、それが殆どありません。
それと、とても安価で色が奇麗なので。
ネガな点としては、僕の経験上透明な樹脂は衝撃に弱い可能性が高いので、落とさないよう気を付けること位かな。

国道140号線を離れ、中津川方面へ向かいます。
振り返ると、奥秩父もみじ湖が逆光で輝いていました。

中津川方面に舵を取ると、秩父の谷らしい景色になって来ます。
道路の温度計は、20℃を表示していました。
凄く快適に走れます。

トチの実が落ちていました。

ここまで入って来るのは、渓流釣りの人位いです。
車も殆ど通りません。

中津川林道へ向かう道と分かれ、県道210号を進みます。
道幅が狭くなり、あまり自動車では通りたくないです(笑)。
僕がここを通る時は、いつも自転車かモトバイクですね。

更に八丁峠へと続く県道210号と分かれ、林道 上野大滝線を進みます。
ここから今回の目的の林道ですが、出発してから既に56km。
足が売り切れなければいいんだけど...

そんな心配をよそに、ダートに入ったら元気になってしまうのが土系ライダーであります。
景色も素晴らしい♪

しかしこの林道、”開かずの林道”でもあるんです。
開通しても直ぐに土砂崩れで工事になってしまい、1年の殆どが通行止め。
ですから、台風シーズンの前に訪れたかった訳ですね。

年中工事をしている訳ですから、残念ながら舗装化も徐々に進んでいます。
埼玉県側は途中までダートが残っていますが、群馬県側は完全に舗装化されています。

隧道マニアにはたまらない、2連のトンネル。

ここも大規模な法面の崩落があったようで、工事中でした。

沢筋に沿っているうちは斜度も緩やかなのですが、沢筋から離れると勾配がキツくなって来た。
序盤に痛み出した左膝が痛みを増して来ました。
ふと看板を居ると、勾配は14%か...
見なきゃ、良かった(笑)。

気付けば、いつのまにか植生が変わりカラマツが多くなって来た。
気温も20℃を下回っていそうで、少し寒い位い。
この辺りで両足が攣りました(涙)。

有馬峠の”だまし峠”のようにピークを過ぎて一旦下り、再び登り返すと景色に似合わない立派な橋とトンネルが。
山吹橋と山吹トンネルです。

山吹トンネルを過ぎると間も無く、武州・上州の境となる天丸トンネルです。
県境がトンネルと言うのも味気ない気がするけど、この辺りは割と多いんですよ。

山で食べるハンバーガー is 最高!

天丸トンネルを抜けると上州。
西上州の山並みが迎えてくれました。
残念ながら、ちとガスってましたが。

途中で右折して、林道 奥名郷線を進みます。
この奥名郷線、結構な斜度でして下りで良かった(笑)。
暫く下ると、奥名郷の集落なのかな?
何時間ぶりかに人を見掛けました。

激下りの後に何か焼ける匂いがすると思ったら、ステンレス製のディスクローターが飴色になっていました。
いやいやロード的な使い方でも、結構ディスクの温度上がりますよ。

野栗沢の古い町並み。

そして走り慣れた、国道299号線に合流です。
後は秩父に帰るルートですが、志賀坂峠、土坂峠、神流湖湖畔を通る十石峠街道の3ルート。
今回はお腹もすいたので道の駅で昼食をとり、土坂峠で秩父に抜けることにしました。

最後のひと踏ん張りで土坂峠を登り切れば、トンネルの向こうは秩父市です。
ここも県堺なのですが御多分に漏れずトンネル、隣の志賀坂峠もね(笑)。

今日のルートは、距離118km 獲得標高5561m でした。
最近あまり距離を乗っていなかったので、足が攣ったりキツかったかな(笑)。
でも、とても良いルートだと再確認しました。


それと今回太いタイヤ(700x52c)を履いての感想だけど、確かに漕ぎは重いけど、それ以上に乗り心地に優れているし、落石が多い場面でも神経質にならずに走破出来るのが魅力と感じました。
僕の楽しみ方が、スピード重視ではないからね。

狂ったようにとは言っても、心は熱く頭は冷静にね!!
今日は台風シーズンを前に、行きたかった林道に向かいました。
自宅からだと120km近い距離になるので、朝の4時に出発。
変速の調整が悪く、暗闇の中アジャスターを回しながら調整するもイライラしてしまい、フロント・ディレイラーのシフターを乱暴に操作して脱線、フロント・ディレイラーを曲げてしまった。
出発早々のトラブルで凹んだけど、暗闇の中手で強引に修正して復旧。
自分の自転車は、普段から自分で手を入れて居たいものですね。
ルート沿いのコンビニで朝食と補給食を調達して、気を取り直して出発です。

5時を過ぎて、大分明るくなって来た。
ひたすら山道を登り続けます。

滝沢ダムのループ橋を登る。
これまで小さな峠を何個か越えて来た影響か、左膝に痛みを感じ始めた。

滝沢ダムの堰堤。
歩行者と自転車は通行可能です。
滝沢ダムの左岸(R140)はアップダウンが多く交通量も多いので、右岸を走ろうと思います。

しか~し、なんと「冬季通行止め」のまま封鎖されており右岸の道路へは抜けられませんでした。
仕方ありません、左岸の道を進みましょう。
でも「冬季通行止め」って(笑)。

今日の自転車は、Giramondo です。
普段は舗装路メインなら 700x25c のタイヤ(ホイール)、グラベルがメインなら 700x52c を選択しています。
でも、「太くても細くても、あまり変わらないんじゃね?」と思い、モンスタークロス仕様です。
それと”兎に角走りたい”学生さんには、この自転車凄く良いと思いますよ。
そのままでもアドベンチャーロードとして十分に使えますし、太いタイヤにすればシングルトラックも楽しいです。

最近モンベルのネタばかりでアレなんですが、モンベルのボトルを気に入ったので使っています。
何が良いかと言うと、水に樹脂の臭い移りし難いんです。
この時期、水が温まると臭い移りした水は飲む気が薄れるんですよね、それが殆どありません。
それと、とても安価で色が奇麗なので。
ネガな点としては、僕の経験上透明な樹脂は衝撃に弱い可能性が高いので、落とさないよう気を付けること位かな。

国道140号線を離れ、中津川方面へ向かいます。
振り返ると、奥秩父もみじ湖が逆光で輝いていました。

中津川方面に舵を取ると、秩父の谷らしい景色になって来ます。
道路の温度計は、20℃を表示していました。
凄く快適に走れます。

トチの実が落ちていました。

ここまで入って来るのは、渓流釣りの人位いです。
車も殆ど通りません。

中津川林道へ向かう道と分かれ、県道210号を進みます。
道幅が狭くなり、あまり自動車では通りたくないです(笑)。
僕がここを通る時は、いつも自転車かモトバイクですね。

更に八丁峠へと続く県道210号と分かれ、林道 上野大滝線を進みます。
ここから今回の目的の林道ですが、出発してから既に56km。
足が売り切れなければいいんだけど...

そんな心配をよそに、ダートに入ったら元気になってしまうのが土系ライダーであります。
景色も素晴らしい♪

しかしこの林道、”開かずの林道”でもあるんです。
開通しても直ぐに土砂崩れで工事になってしまい、1年の殆どが通行止め。
ですから、台風シーズンの前に訪れたかった訳ですね。

年中工事をしている訳ですから、残念ながら舗装化も徐々に進んでいます。
埼玉県側は途中までダートが残っていますが、群馬県側は完全に舗装化されています。

隧道マニアにはたまらない、2連のトンネル。

ここも大規模な法面の崩落があったようで、工事中でした。

沢筋に沿っているうちは斜度も緩やかなのですが、沢筋から離れると勾配がキツくなって来た。
序盤に痛み出した左膝が痛みを増して来ました。
ふと看板を居ると、勾配は14%か...
見なきゃ、良かった(笑)。

気付けば、いつのまにか植生が変わりカラマツが多くなって来た。
気温も20℃を下回っていそうで、少し寒い位い。
この辺りで両足が攣りました(涙)。

有馬峠の”だまし峠”のようにピークを過ぎて一旦下り、再び登り返すと景色に似合わない立派な橋とトンネルが。
山吹橋と山吹トンネルです。

山吹トンネルを過ぎると間も無く、武州・上州の境となる天丸トンネルです。
県境がトンネルと言うのも味気ない気がするけど、この辺りは割と多いんですよ。

山で食べるハンバーガー is 最高!

天丸トンネルを抜けると上州。
西上州の山並みが迎えてくれました。
残念ながら、ちとガスってましたが。

途中で右折して、林道 奥名郷線を進みます。
この奥名郷線、結構な斜度でして下りで良かった(笑)。
暫く下ると、奥名郷の集落なのかな?
何時間ぶりかに人を見掛けました。

激下りの後に何か焼ける匂いがすると思ったら、ステンレス製のディスクローターが飴色になっていました。
いやいやロード的な使い方でも、結構ディスクの温度上がりますよ。

野栗沢の古い町並み。

そして走り慣れた、国道299号線に合流です。
後は秩父に帰るルートですが、志賀坂峠、土坂峠、神流湖湖畔を通る十石峠街道の3ルート。
今回はお腹もすいたので道の駅で昼食をとり、土坂峠で秩父に抜けることにしました。

最後のひと踏ん張りで土坂峠を登り切れば、トンネルの向こうは秩父市です。
ここも県堺なのですが御多分に漏れずトンネル、隣の志賀坂峠もね(笑)。

今日のルートは、距離118km 獲得標高5561m でした。
最近あまり距離を乗っていなかったので、足が攣ったりキツかったかな(笑)。
でも、とても良いルートだと再確認しました。


それと今回太いタイヤ(700x52c)を履いての感想だけど、確かに漕ぎは重いけど、それ以上に乗り心地に優れているし、落石が多い場面でも神経質にならずに走破出来るのが魅力と感じました。
僕の楽しみ方が、スピード重視ではないからね。

スポンサーサイト