回帰?それとも? ~ エアサスよもやま話 ~

自転車 全般
09 /07 2017
MTBでは昨今の流れとして、AM(オールマウンテン)用のフロントフォークやリアユニットに、コイル・スプリングが見直されている動きがありますよね。

素材などの進歩で、重量面でもエアー・スプリングに”トータル面で”対抗出来るようになったからかも知れませんね。

まあ、チタンスプリングとかの飛び道具を使ったものは少ないので、設計面での努力も大きいのだと思います。

そんな中、僕は勉強不足で知らなかったんだけど、モトクロッサーのフロントフォークは、エアースプリングの採用が普及し出しているのだとか。

Showa_TAC_1-750x1000.jpg

MTBにフロントフォークが標準装備になり始めた頃、モトクロッサーからの技術的なフィードバックがあったことは疑いようのない事実ですよね。

ですから、あの頃はモーターサイクルのサスペンションを得意としているメーカーが、MTBのフロントフォークにも多く参入していた。

その後は「似て非なる物」と言うことが分かって来て、独自に進化して現在に至る訳ですね。

特に人とマシンの重量の関係や、MTBの場合はペダリングロスも考慮が必要だったり特殊だし、一番は市場規模がモーターサイクルよりも遥かに小規模と言うのも要因だと思いますが...

ところがどっこい、エアースプリングのサスペンションでリードしていた?MTBから、今度はモトクロッサーへと派生した訳ですよ。
まあ僕の勝手な想像で、真偽のほどは分かりませんが(笑)。

h1_sff-air.jpg

SHOWA Separate Function Front fork Air

SHOWA のサイトを見ると面白いですね。
MTB用と構造は変わりませんが、名称が微妙に違ったり。

例えば、ネガティブ・スプリング用のチャンバーのことを、バランスチャンバーと呼んだり。
でも構造さえ理解していれば、意味はしっかり分かると言う(笑)。


しかし何故、モトクロッサーにエアースプリングが受け入れられたのでしょうか?
以下は僕の勝手な持論ですが、先ずはMTBでコイルスプリングが回帰している流れにヒントがあるような気がします。

軽量化で重量面のハンディキャップが縮まったとしても、物理的にコイルスプリングの方が重いことには変わりないでしょう。

それでもコイルスプリングを使う理由は、エアースプリングの特性と、その構造から来る「初期動作のフリクション」を嫌ってのことではないでしょうか?

エアースプリングは構造上気密性が重要になるので、シール材の抵抗が付きまといます。
摺動抵抗が一番大きいのは、動き始める時なのです。

車重の軽いMTBは、この初期動作のフリクションが如実に感じられる訳です。
この辺りは、最新のエアーサスペンションがネガティブ領域のボリュームを増やす傾向にあることからも伺い知れます。

逆に車重が人間よりも重いモトクロッサーでは、この初期動作のフリクションがMTB程は問題にならないのかも知れませんね。

そしてそれ以上にエアースプリングのメリットである、軽量さとスプリングレートを自在に調整できるメリットが大きいのだと思います。

しかしセッティングの幅が広いと言うことは、セッティングの迷宮に陥る可能性もある訳で、専用アプリもあるようです。

この辺りは、MTBと同様ですね(笑)。

h1_sff-air_support.jpg

なんだか面白いことになって来ましたね~。

個人的にはオーリンズUSAのように、エアースプリングの技術を武器に新規参入もしくは再参入してくれるメーカーさんがあると嬉しいですね♪

オーリンズUSAの場合は、スタッフの中にMTB好きが多いとか。
他のメーカーさんの中にも、熱烈なMTBファンの方が居ることを願いたいですね♪


今後サスペンションは、どんな風に進化して行くのでしょうかね?
将来的にはアキュムレータを内蔵して、アクティブサス的なものも出て来るかも知れません。

アクティブサスと言えば、BOSE のこの動画が有名ですよね。

特に注目すべきは、1:10秒からの映像です。
車がバニーホップをしています(爆)。

バニーホップが出来ない方も、サスペンション任せで1mオーバー飛べる日が来るかも知れません。
飛べない人が飛ばされたら、逆に危険だけどね。



またリアサスの反発力を有効に使える、トライアル車なんて出て来るかも知れませんね。

勿論、コンペには出場できないかも知れないけどね。
流行りの、メカニカル・ドーピングって奴でしょうか(笑)

下の画像は伝説のフルサスのトライアル車ですが、リアサスの反発のタイミングとシンクロするとリジッド以上に高く飛べたそうです。

10257990_243295039196023_8294199211136239117_n.jpg

スポンサーサイト

連休早々、出鼻を挫かれる

自転車 全般
08 /12 2017
お盆休みに入りました。

連休初日は仲間と、野沢温泉スキー場のMTBコースに行く予定でしたが、天気が優れずに断念。

いきなり出鼻を挫かれました(涙)。

今月一杯なんだよな~野沢のコース。
行きたかったけど仕方ないね、残念。

今年は天候不順?ですよね...
まあ、家の周りの草むしりには良いと思います(トホホ)。

草むしりの後は、鎌(カマ)を研ぐついでに鉈(ナタ)を研いだり。

IT機器を使いこなすのもそうかもしれないけど、刃物を研ぐことが出来るのも大人の男の必須条件だと思ったり。

僕は未だ、親父のように上手く研げませんが...

DSCF4879.jpg

先週末に乗鞍でSPDシューズがズブ濡れになったので、暫く乾かしていました。

皆さん、ビンディングを固定するためのプレート部は、どうしているんだろう?
何もしないと、水や泥が入り放題だからね。

DSCF4884.jpg

僕は、養生テープを貼っています。
剥がしてもノリが残り辛いし、泥は勿論水の侵入も多少は防げます。

何より安いしね(笑)。

DSCF4882.jpg

貼る面積は出来るだけ少ない方が、インナーソールが滑らなくて良さそうです。
僕は大雑把なので、あまり気にしませんが。

DSCF4885.jpg

チェーンステイの傷防止に、テニスラケットのグリップテープを巻いてみました。

古タイヤチューブでも変わらないけど、本当は茶色の”本革っぽい”テープを巻きたかったのよ。

でもね、予想以上に高価で断念して、1巻150円位の安物を巻いた訳です。

そうだよ、妥協だよ!

んでも、ピッチリと気持ち良く巻けました。
結構、いいかも♪

DSCF4892.jpg

因みにフラットランドをやっている方は、ハンドルバーに直接グリップテープを巻いたりするよね。

手が小さくて市販のグリップでも太いと感じる方は、MTBでも使ってみるといいかもね。

P9200001.jpg

書店に頼んでおいた、国土地理院の地形図が届きました。
お盆休み中にパスハンに行きたいと思っていたので、間に合って良かったです。

なんでも国土地理院の地形図、以前よりも納期が掛かると書店の店員さんが言っていました。
地図も電子化が進んで生産を絞っているのかな?今回は3週間ほど掛かりましたよ。

電子化云々と言っても、現地では紙媒体で使うのだと思うのですが。
それとも地図は持たず、GPS機器オンリーって場合もあるのでしょうか...

DSCF4889.jpg

もう一つ、ライフハックネタで...

足の裏に消毒用のエタノールを吹きかけると、蚊に刺され辛いというのをネットで見ました。

本当かどうか分からないけど、草むしりで試したら効果ありのような気もする。
まあ暑い時は、蚊も出て来ませんからね(笑)。

是非ともパスハンティングの際に、効果を確認してみたいと思います。

※画像のエタノールは、トランギアに入れていたので色が付いています。

DSCF4886.jpg


柳サイクルさんで製作されているパスハンターが、実に興味深いです。

なんと、24x2.5"タイヤの仕様も想定されているみたいなんです。
24インチの太いタイヤによる、不整地でのトラクションの向上を狙っているようです。

世の中には、面白いことを考える人が居るよな~。
そしてアイデアだけでなく、実際に”形”にしていることが凄いと思います。

また、オーダーフレームが造られて行く行程が分かりやすく書かれているので、興味のある方はコチラ。

HG JAGER 制作記 ~ 前三角編
HG JAGER 制作記 ~ 後ろ三角・小物編
HG JAGER 制作記 ~ フォーク編

HG_disk_jager_v5_435_24inc-001.jpg
(via: yanagicycle.blog.fc2.com)

今年のハンドメイドバイシクル展に出展されるといいな~。

Bike to なにがし

自転車 全般
07 /04 2017
昨今、「Bike to ○○」と言うワードを耳にするようになりました。
まあ簡単に言えば、自転車+他のアクティビティーを組み合わせた遊びの、呼び名でしょう。

勿論、自転車と他の遊びを組み合わせた楽しみ方は昔からある訳で、自転車で登れるところまで登って登山とか、自転車で山を登って天然の温泉に入ったりも同じだよね。

要は、お洒落な方達がやればお洒落になる訳ですね(笑)。

Bike to SKI ?
tumblr_olgw00vtPJ1qzix2jo1_1280.jpg
(via: bikepacking.com)

「じゃあ、お前は何やってんの?」って聞かれたら、Bike to adventure でしょうか(笑)。

機動性の高いMTBで移動して...

RIMG0007_201707042020153ef.jpg

岩登りして...

RIMG0041.jpg

滝を見て...

RIMG0032_2017070420221866e.jpg

飯を食らう(笑)。

RIMG0067_20170704202317707.jpg

ちょっと前にネットで「グラベルロードバイクよりもMTBの方が面白い」と言う呟きが、話題になりました。

あくまでも個人的な意見ですが、自転車に乗る行為そのものに楽しみを見出すのであれば、その通りかも知れません。

しかし、グラベルロードを楽しんでいる方の多くは、そうでない魅力を感じているのだと思います。
例えばグラベルに辿り着くまでの行程を楽しむことも、一つの楽しみでしょう。

またMTBではイージーなルートであっても、余計なデバイスの付いていないシンプルな自転車では難易度が増し、別の「操る楽しみ」も生まれることは確か。

広い視野で見れば、どちらの方が楽しいなんて優劣は付けられないのかも知れません。
その人が楽しいと思った方が、きっと正解なのでしょう。

Bike to SK8 ?
tumblr_o6f8ndP76T1rcsvhko1_500.jpg
(via: rosko-cc)

競技指向の方は、タイムを削る為にトレーニングをしたり、ストイックにテクニックを磨くのも、きっと楽しいでしょう。

難しいことは考えず、仲間とワイワイ走るのも最高に楽しいでしょう。

お気に入りのパーツを買って、カスタムするのも楽しいはずです。

また、自転車はあくまでも有効な移動手段と割り切った遊びも、楽しいかも知れません。
自転車の機動性は、とても優れていますからね。

自転車の楽しみ方は、実に多様です。
(他人様に迷惑を掛けない範囲という前提で)

Bike to hunthing ?
tumblr_oaig5uDTEt1tscw1po1_500.jpg
(via: unknown)

で、何が言いたいのかと言うと、e-bike市場からガラパゴス化している日本にも、いよいよ波が来るのかなと...

パナソニックが電動アシストマウンテンバイク「XM1」発売

l-jn170704-1-1_0.jpg
(via: cyclesport.jp)

e-bike が普及したら、自転車に乗るという行為に留まらず、様々な遊びに発展する可能性が高いでしょう。
今まで体力的にハードルが高かった遊びの難易度が、大幅に下がる訳ですから...

正に「Bike to なにがし」のプラットフォームとして、活躍するかも知れません。

Bike to surfing ?
tumblr_oq96lkpJvG1qzix2jo1_1280.jpg
(via: theradavist.com)

ただ、それが何を生むかは未だ分からないけど、期待と不安の両方ですかね。

MTB乗りとしてはデメリットが気になるけど、あえて書きません。
僕も高齢になったら、お世話になるかも知れないしね(笑)。

ヘルメットを被ろう!

自転車 全般
05 /26 2017
いつもお世話になっているショップ、タカハシサイクルさんの Tweet からの転載です。

秩父市が『自転車ヘルメット着用促進事業』をはじめました。安全基準を満たした自転車用ヘルメットを市内の販売店で購入すると補助金¥2000-が受けられます。子供からお年寄りまで、秩父市民全て対象です!もちろん弊店も協力販売店です!

ヘルメットの着用は何より自分の為、家族の為。
自転車を楽しむ方は、これを機にヘルメットを購入して被りましょう♪

DAuSJPPVwAATXJe.jpg
(via: twitter.com)

僕が思い出したのは10年位い前だったかな?、ダートジャンプやパークライドでもヘルメットを被ろうと言う動きがあった時。

個人的な見解だけど、BMXって自転車と言うよりはSK8等の”横乗り系”との結び付きが強いですから、スタイルでヘルメットを被らない人も多かったんですよね(僕もでした)。

そんな中、ヘルメットの着用を推進して行く上で「ヘルメットを被らない方がカッコ悪い」という意識改革?があったんですよね。

これは実際にイメージ戦略だけでなく、ヘルメットを被っていれば防げた事故を、被っていなかったことで自分だけでなく回りにも迷惑を掛けると言う、現実的な考え方でもあった訳です。

現在では、スポーツサイクルを楽しむ際のヘルメットの着用が当たり前になりつつありますが、このような推進事業で更に「当たり前なこと」になると良いですね♪

ファットバイク試乗会に行って来ました

自転車 全般
02 /12 2017
今日は、モトクロスインターナショナル主催のファットバイク試乗会に行って来ました。
年末から残業地獄だったので、少しはリフレッシュしたいしね。

R0017575.jpg

飛騨牛食べ放題付きのコースもあるので嫁と一緒に参加する予定でしたが、仕事が忙しく都合が付かず結局一人で行きました。
まあ群馬県嬬恋村なら、2時間ちょいで着きますから。

軽井沢を過ぎると道路に雪も出てきますが、スタッドレスタイヤを履いていれば全く問題ないですね。
浅間山が綺麗でした。

R0017553.jpg

流石に会場となる”無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場”に近くなると、圧雪路になりましたが。

R0017555.jpg

センターハウスで問い合わせると、もう少し奥に会場があるということで更に奥に進むと会場がありました。

画像だと伝わらないと思いますが、本当に寒い。
なので最初はスキーウエアで試乗していたのですが漕がないと進まない自転車、段々暑くなりいつもと変わらない格好になっていました(笑)。

具体的には、インナーの上にパールイズミのウインター用ジャージ、アウターはモンベルのライトジャケットで十分でしたね。

R0017583.jpg

そして今回の目玉が?凍結したバラキ湖の上に特設された氷上コース。
こんな体験、なかなか出来ないですからね!!

ロングコースは昨晩の雪で埋もれてしまい、試乗可能なのはショートコースだけだったのは少し残念だったかな。

R0017578.jpg

SURLY と Salsa のバイクは片っ端から試乗させて貰いましたが、一番楽しかったのは SURLY WEDNESDAY のSサイズかな。

ICE CREAM TRUCK も試乗したけど、WEDNESDAY の方が軽快で楽しかった。

R0017580.jpg

それと、このバイクにはもう一つの目玉である、45NRTH のスパイクタイヤが装着されていたんですね。

昨晩の雪が予想以上に降り氷の上に積雪してしまい本領発揮とはならなかったようですが、滑りだしてからの安定感は十分に感じることが出来ました。

R0017561.jpg

泥(雪)掃け性に優れた、同じく 45NRTH のペダル。

パウダースノーなのでソールに雪が付かないので効果は分からなかったけど、ウインターブーツで跨っても違和感はなかったです。

R0017562.jpg

もう一台気に入ったのは、Salsa mukluk 。
フロントサス付きモデルで、Rockshox Bluto 装備です。

R0017579.jpg

起伏のないコースなのでサス本来の効果は分からないけど、リジッドフォークよりも前後の荷重移動を過剰に行えるので、カッティーのような遊びは楽しいですね♪

それとこの寒さの中でも、bluto の動きは良かったです。

剛性面でイマイチの評判な bluto ですが、実際にコジるような乗り方をしてみないと分からないですね。

R0017572.jpg

今回は普段経験できないことを沢山体験できたので、楽しかったです。

また、26+タイヤである DirtWizard 26x2.75 も、引き続き生産して欲しいと要望して於きました。

体格的に本国では26+ の需要は少ないそうで、難しいかもしれないということでしたが、頑張って要望して戴きたい。


誤字修正: シュートコース → × 、ショートコース → 〇 。

次回は、飛騨牛食べ放題も...