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MASI GIRAMONDO

トレイルのオフシーズンはトレイルを十分に休ませて、秋口から集中的に整備をしてシーズンイン!!
ってなのが、ここ数年のパターン。

オフシーズンはオフシーズンで、トレイルや林道の探索をしたいし、パスハンティングもしたい。
ってなことで、ずっと欲しかった遊び道具を手に入れました。

MASI GIRAMONDO
スペック的には、モンスタークロスの定義にも当て嵌まります。

当初はMTBベースのオーダーフレームを作って頂き、このようなコンセプトの自転車を組む予定でした。
しかし、僕のイメージを具現化したような自転車を見つけてしまったのでした。

未舗装路をロードバイクで走るのは神経を使うので、丈夫なクロモリフレームが欲しかったというのもあります。
またタイヤは700x40Cが標準ですが、29x2.1"のタイヤまで履けるみたいです!

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このような新世代のツーリングバイクは数多くあれど、MTBのドライブトレインを採用しているモデルは少数です。
実装している Deore は、トレッキング用のコンポの Deore ですが。

何故MTBのドライブトレインが必要かと言いますと、僕が楽しんでいる地域の林道は勾配がキツイ。
オンロードならダンシングも可能ですが、ダートではタイヤがスリップしてしまうのです。

そう、未舗装の急こう配の林道を登るのであれば、低いギヤでシッティングでのぺダリングが必須なのです。

シマノ縛りでロードのクランクで可能な組み合わせは、F:34t R:32t が最小でしょう。
このギヤ比では、シッティングで登れないからこそなのです。

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前途したMTBのドライブトレインは、Microshift のバーコンで制御。
フロントメカはノンインデックス、リアメカはMTB10速用インデックスです。

速さを求めない僕には十分です。

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クラシカルなフレームに合いそうな、KING CAGE のボトルケージを選択してみました。

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近年ハイプレッシャー且つエアーボリュームの大きなタイヤが増えてきたこともあり、小型のインフレーターでは大変だしCO2ボンベでは容量が足りなかったりと、フレーム・ポンプが見直されているようです。

ヘッドチューブにはフレーム・ポンプ用の、ポンプ・ペグが付いています。

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ブレーキは PROMAX のメカディスクですが、期待はしていなかったのですが Avid BB5 よりも効くかも...
まあブレーキは最初に交換するパーツになりそうなので、特に気にしていません。

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余談ですが付属のFローターが変形していたということで、店長がシマノ製のディスクをサービスしてくれました。
店長、いつもありがとうございます♪

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もう一つ交換するとしたら、リアメカがスタビライザー付きでないんですよね。
SHADOW+ だったとしたら、完璧でしたね。

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先週末の合間に70km程しか乗れていないんだけど、かなり好感触です。

MTB未満の走破性、ロードバイク未満の高速巡行性能と捉えるか、
ロードバイク以上の走破性、MTB以上の高速巡行性と捉えるかは人それぞれだし、乗り手次第。

早速ダート林道も走ってみたけど、ロードバイクに毛が生えた程度かと思っていたら予想を裏切られました。
リアディレイラーは早めにスタビライザー付きにしないと悩まされそう、それくらいよく走りますね。

このフレーム、ヘッドチューブとトップチューブが長めでスローピングも強く、MTB寄りのスケルトンです。
身長172cmの僕はSかMサイズか悩みましたが、Sサイズを選択して正解でした。

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モンキー 98ST7 組み上がりました♪

僕の新しい自転車、Monkey 98ST7 が組み上がりました♪

先ずは、コレを待っていたですよ!
SURLY DirtWizard 26x2.75" 120TPI です。

今回の自転車は、この26+(Mid-Fat)タイヤが肝です。

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そしてタイヤ自体の重量があるので、チューブレス化しました。
SunRingle ChargerPro に付属していた、チューブレス・レディーキットです。

難題と思われたビード上げですが、フロアポンプでも問題なく出来ました。

フロアポンプで駄目ならエアーコンプレッサーも有るのでと思っていたのですが、一度チューブを入れてビードを上げ、チューブを抜いて片側だけ上げるようにしたら大丈夫でした。

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そして組み付けの前に、オーダーペイントしたフレームに、ステッカーの貼り付けです。
オーナー自ら貼り付けるのが儀式みたいで、毎度ワクワクします。

フレームの両サイドでズレないようマスキングテープでマーキングし、リタックシートの状態で位置決め。
ここで電話が掛かってきたら最悪ですね(笑)。

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以前ポストした、EPIXONを組み付けたり、ドライブトレインやブレーキ類を取り付けて完成です!!
ワイヤーの引き回しが出来るだけスムースになるようワイヤリングしたり、組み付けは楽しいです。

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今回は、ヘッドバッヂの取り付け工作を依頼しました。
あの偉大なビルダー、サンライズサイクルの高井さんがロウ付けして下さいました。

両面テープやリベット止めはあっても、ヘッドバッヂのロウ付けをやっているのは、モンキーさんくらいではないでしょうか?

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それとフレームの色ですが、塗装をお願いしたZ-WORKSさんに僕のフレームが2本同時期に入っていた為、今泉さんが微妙な塗り分けを指示して下さって、2本とも綺麗な色に塗って頂けました♪

今泉さんによると、98ST7 は往年のカワサキグリーン、A-10 は近年のカワサキグリーンのイメージです。

僕としても、今回の 98ST7 の色は落ち着いた色で、凄く気に入りました!!
寒色系が多くなってしまったので、暖色系のサドルを注文中なのですが、カナダから未だやって来ません(笑)。

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組み付け時の拘り?としては、シフトケーブルのキャップは金属製で。
長年自転車をやっている人は皆そうだと思うんだけど、樹脂のキャップは必ず割れるので。

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今回の肝のDirt Wizard ですが、28mm幅のリムと組み合わせています。
この組み合わせで、タイヤ幅の実測は69mmでした。

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本来50mm幅のリムで組むことを想定したタイヤなので、性能は活かしきれないかも知れません。
一番ネックになるのは、ワイドリム程エアーを低圧に出来ないことでしょうね。

しかし既存のホイールを流用出来たと言うことと、チューブレス化が容易だったことは利点でしょうか。

ドリルド・リムをチューブレス化するには、ゴリラ・テープで目張りしたりと手が掛かるようですから...
それでも ドリルド・リム + チューブレスが、ファットタイヤを活かす上で理想だと思いますが。

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Dirt Wizard 26x2.75 を履いた時の、98ST7のクリアランスです。
先ずは、シートステイ側。

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チェーンステイ側のクリアランス。
因みにチェーンラインですが、フロントシングルでリアのスプロケットがローで、このクリアランスです。

シートステイ・チェーンステイ・チェーンライン共に余裕があり、運用には何ら差支えがありません。

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最高の相棒が完成しました♪
ワークショップ・モンキー 今泉さん、タカハシサイクル 高橋店長、ありがとうございました。

乗り味の感想なども、追々書いて行ければと思います。
初乗りはハードな山サイだったので、極端な感想しか出て来ない(笑)。

余談ですが、僕が見ているBlogやSNSがたまたまそうなのかも知れないけど、
ご自身でフレームの設計をやられるている方は、26+ に可能性を見出している方が多いみたいなんですよね。

しかし本当に良い物でも、それが直接マーケットに繋がることは稀、多くの場合はメーカーやメディア、トレンドを生む仕掛け人たちによって扇動されて”流行”が生まれる。

だから流行らなくてもいいから、26+の魅力に気付いたコアなファンによって、根付いてくれると嬉しいですよね♪
パーツが無くならないよう、需要があるとメーカーさんが認識してくれる程度でいいから(笑)。

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~ こぼれ話 ~

今回使用したリムなのですが、以前スポークを折った時のニップルがリムの内部に入ったまま行方不明(笑)。
チューブレス化するのに際し、頻繁にタイヤを外したくないので行方不明のニップルを念入りに探したんですよ。

ところが探し出すと、どこかに挟まってしまって位置が分からない。
ニップル用の穴から、細い棒で念入りに突っついてみたのですが結局出て来ませんでした。

まあ挟まったままなら気にならないし、作業を続行して組み上がりました。
しかし試走し出して直ぐ、挟まっていたのが外れたようで再び「カラカラ」と...

もう、気になって仕方がない(笑)。

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皆さんも、スポークを折った時はニップルの行方にお気を付けを!!

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ヘッドチューブにクラックが入る

世の中、ちょっとばかり気になることってありますよね。
自分の体調とか、仕事で「あちゃ~、やっちまったかな?」とか。

自転車でも、気になるか気にならないか位の異音とか、嫌ですよね。
何処からともなく聞こえてくる「コツコツ」音を、コツコツと1か所づつ潰して見つけて行く。

大概は、ボルトの増し締めや、グリスアップで解消。
「心配させんなよ、このヤロー!」ってな、パトゥーンが多いですが。

世の中、それで解決しないこともある訳で...

「あれっ?ヘッドチューブにクラック入ってない?」。

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いやいや、塗装のひび割れデショ?
アレレ、やっぱりクラックでした(涙)。

う~んインテグラルだと、逝く時はこうなるよね。
昔から CHRIS KING のスチールセット最強、なんて聞くしね。

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逝ってしまいました、Model-C フレーム。
ついでに隅々まで見たら、身に覚えはないのですがシートステイも潰れていたり。

フルリジッドでシングル・スピード、壊れる所が無いじゃん!!なんて安心しきっていましたが、壊れるパーツが無ければフレームが壊れる。

世の中に、壊れない物はないのです。
メガストラクチャーでさえ、重力子放射線射出装置の前では破壊されてしまうのです!!

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う~ん、ストリートの親分も鳴りを潜めてしまったし、僕自身も腰を壊して乗っていないから問題ないと言えば問題ない。
でもストリート出身の身としては(大袈裟)、ストリート用のバイクが無いのは寂しいような。

まあ時間を置いて、どうしても乗りたくなったとしたら、幸いにも日本にはTUBAGRAがありますから。
BMXエンド(110mm/14mmアクスル)で、Vブレーキ仕様なんてのをオーダー出来るなんて幸せな事だと思います♪

その親分と、Mozu。
※ストリートライドとは言ってもクローズドな場所で乗ります、念のため。

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Hoffman Bikes Royalty 6

腰を大分悪くしてしまったのと、40過ぎたら20インチのクイックさに付いて行けないので...
友達のヒロシに、Royalty 6 を譲りました。

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今はもう皆引退しちゃったけど(笑)、一晩中Street遊びしたり、結構思い出のあるバイクでした!!

なにか動画にまとめようと思ったけど、以前は自分撮りをすることがあまりなかったので、こんなもんでした。
下らなくて、スミマセン...

そして、ありがとうRoyalty6。




自転車ネタとは関係ないけど、こんなドキュメンタリーが作られて、放映されていたなんて知らなかった...
見たかったなあ(涙)。

DVD化されていないかなあ...



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モンキー A-10 シェイクダウン!!

Monkey A-10 組み上がりました。

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"A-10"って聞くと、米軍の対地上攻撃機 リパブリック A-10 サンダーボルトⅡを連想して個人的には大好きな航空機だけど、ゴツイとかイカツイというイメージです。

一足先にPinkBikeに画像をUPしたところ、「she is brilliant!」というコメントを頂いた。
そう高剛性フレームながら、どこか女性っぽいラインをこのフレームは描いている。

しかしながら、8月に肋骨を折り右肩亜脱臼が治りきっていない僕には、手強いお嬢さんでした。

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このフレームも良く見ると、ワークショップ・モンキー今泉さんのこだわりが満載だ。
テーパード・ヘッドやフォームド・ダウンチューブ、D断面のパイプを使用したリアバックを始め、細部にもこだわりが見える。

98STもそうだがシートクランプの割りは、繰り返し応力によるクラック防止のために応力緩和用の丸穴の周りはダボが付き、肉厚になっている。

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DJフレームという性質上、リアをウイップさせながら着地することも想定してか、コンベンショナルな135mmバーチカル・エンドで出来る策として、エンドにズレ防止のツブシが入れてある。

余談だけどブラックマーケットのMalice、仲間のヨッチが乗っていて凄く良いフレームなんだけど、回転系の技をやるとホリゾンタル・エンド故にアクスルのズレが気になるところだった。

しかし翌年、ブラックマーケットはエンドプレートをテーパー形状にして、アクスルのズレを防止して来たのには、個人的に凄く感心した覚えがあります。

ともにフレームの設計者・開発者が、実際に乗っているという証であると思う。

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まだまだ、レバーの位置とかサドルの位置とか、直接体に触れる物のセッティングしかしていない状態ですが、
シークレット・トレイルで、少しだけ乗って見ました。

感想を一言で言うと、良い意味で「手強い」ですかね。
勿論乗っていて、凄く楽しいのに変わりはないんだけどね。

これから乗り込んで、A-10に隠された”モンキー・ロジック”を解き明かせて行ければと思います。

動画も少し撮って見ました。
怪我が治ったら、もっとアクティブに乗れるといいな。

そうでなきゃ、A-10が可哀そうだな...



最後に、ワークショップ・モンキー今泉さん、タカハシ・サイクル高橋店長、いつもありがとうございます。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。

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tag : MTBモンキーA-10ワークショップモンキートレイルライド

プロフィール

Danny T

「首都圏の秘境」と呼ばれる地を走る、雑食系バイカーのBLOGです♪

過去に腰椎骨折、椎間板ヘルニアでも、楽しく乗ります!

Author:Danny T


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