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RTB

カレンダーでは3連休でしたが、あり得ない量の仕事をブチ込まれ、まともに休めませんでした(涙)。

お預かりしている Monkey 98N7 PLUS3.0 に、ノリさんより帰投命令が出たのでRTBします。
その為、仕事の前に近所の林道で少し乗って来ましたよ。

そうそう、皆さんお彼岸のお墓参りは済ませましたか?

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取りあえず登ります。
林道のピークでガッツポーズ!

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今日で、コイツともお別れです。
帰投命令が出たのには理由がありまして、このN7をベースに更なる改良プランが決まったとのことで返却する運びとなりました。

詳しいことは書けないのですが、ブースト規格のフレームに通常幅のタイヤの組み合わせで次期フレームのジオメトリを導き出すとのこと。

ヒロ君がアイデアを出して、高井さんが「形」にするという新世代最強タッグですね!
本当に感心するけど凄いよな~、飽くなき探求心ってヤツですね。

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この林道は、もともとシングルトラックだった道を拡幅して林道にしているのでグネグネしていて楽しいのです♪
太いタイヤ独特の「ゴフゴフ」と言うノイズを発しながら走ります。

無題

家に帰ってから、お返しする前にと軽く洗車しました。
ノリさん、どうもありがとうございました。

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日曜日は半日ほど時間が取れたので、70km程ポタリングして来ました。
ちょっと気が滅入っていたので...

ジムニー乗りは、ワイルドですね。
僕なら、「増水したらどうしよ~」って落ち着かないですね(笑)。

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通り掛った道の駅で、何やら賑やかなので覗いてみると10台くらい屋台が出ていました。

道の駅川場名物の「山賊焼き」がありました♪
去年か一昨年、わざわざ食べに行ったのですが、ここでまた食べられるとは!

自転車乗りが、ひっきりなしに訪れていました。
自転車乗りは肉好きが多い?

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たっぷりマスタードが掛かっていて、とても美味しかったです。
この休みの贅沢と言えば、これくらいか。

あっ、でも家族には内緒なのでココだけの話ってことで(笑)。

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tag : MTB林道ロードバイクポタリング山賊焼き

ライディングスタイルとフレームサイズの関係

今日は午前中は曇りの天気予報だったので、早起きして山へ向かいました。
陽が出ちゃうと、流石にね~。

お借りしている自転車と言うこともあり僕には少々大きなフレームサイズ(440mm)なのですが、下りは兎も角「登りは大き目なフレームでも大丈夫だろう」と思い登り始めたのですが、やっぱりサイズが合わないと体に負担が掛るようで腰と背筋が痛くなってしまいました。

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身長172cmの僕は410mmサイズ若しくはそれよりも小さなサイズ(オーダーフレームになりますが)が好ましいと個人的には感じているのですが、僕とほぼ同身長のT.Jは440mmサイズの方が乗り易いと言うことで身長はあくまでも目安でライディング・スタイルに依るところもあるのかと思います。

この動画を見て戴けると分かるかと思いますが、トレイルライドでのジャンプの姿勢に「それ」が現れています。
リアで踏み切ってフロントで着地する正調なジャンプをするT.Jに対し、リアで踏み切ってリアで着地する所謂「棹立ち」姿勢の僕のジャンプ(動画 0:14~0:16、0:48~0:50)



僕は第一次MTBブームの頃はMTBに乗っていましたが、その時にMTBを買った自転車屋さんが今のショップの店長のように「遊び方」を教えてくれなかったので直ぐに飽きてしまいまして...

その後はBMXで街乗りをしていまして、カッコ良く今風に言うとストリート・ライドなのかな。
コンクリート相手でしたから前転を避けたり、リジッドフォークの衝撃を避けるためにリア着地が基本でした。

まあ早い話がテクは身に付かずに「変なクセ」が染みついたと(爆)。

昔のBLOGは、こんなに小さな画像を使っていたようです↓
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一般的にはトライアルライダーがデュアル・トライアルとかスピード・トライアル等のスピード系の競技に出ると、ジャンプの姿勢が棹立ちになるライダーが多いのは良く知られた話ですよね。

そういうジャンプをするには人間の体の中で最大の筋肉である大腿筋を使うのですが、マニューバ・スペースが重要なんです。
体を低くタメを作って一気に伸び上がると共にハンドルを引き付けると、拡げていたハサミを「パチン」と挟むように上方向へのベクトルが生じる訳です。

なので僕がフレームサイズ特にスタンドオーバーハイト(SOH)に異常に敏感なのは、特殊な事例であることをご承知願います。

※MTBフレームの場合は特に、フレームサイズの基準がシートチューブ長であったりトップチューブ長であったりとメーカーにより考え方が異なる場合があるのでご了承願います。


さて、トレイルヘッドに到着しました。
山の上の方は霧が掛かっていて、何とも幻想的な雰囲気でした。

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トレイルは先日の「風台風」の影響で、落ち枝が凄かったなあ。
あとは蜘蛛の巣が凄くて、ライド中は写真を撮る気にはなりませんでした。

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この 98N7PLUS3.0 は275+用フレームですが、基本的にはタイヤ外径が同等になる29"ホイールも履ける訳です。

モンキーさんは過去に 98ST9 と言う29インチフレームもリリースしているのですが(コチラは275+には未対応)、98ST9 はリアセンターを短くする為にシートチューブをベントさせていたんですよね。

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しかし 98N7PLUS3.0 ではベントさせずに、ストレートなチュービングになっています。
この辺りも興味のある所なのですが、実際にライドしてみて旋回性能に不足は感じないので言わずもかなって感じなのかな。

実際に旋回性能はリアセンターだけでなく、フロントセンターやBBハイトその他諸々も影響して来ますからね。

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あと今日気付いたのは、WTB RANGER は絶対的なグリップには優れるけど、漕ぎの軽さはSPECIALIZED の方が軽く感じました。
RANGER は僕自身も26+で使っているけど、結構柔らかめなコンパウンドを採用していますよね。

対する SPECIALIZED のタイヤは、コチラも24+で僕自身も使っているんだけどコンパウンドは最近のタイヤとしては固めなコンパウンドの気がします。

プラスタイヤは接地面積の大きさである程度グリップは稼げるので、後はコンパウンド等でキャラクターを際立たせることも普通サイズのタイヤよりも出来そうですよね。

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ノーブランドの1-1/8"コンバータークラウンレース。
テーパードヘッドにOS(1-1/8")コラムのフォークを取り付けるためのクラウンレースですが、通常と異なるのは「割り」が入っているタイプです

「あったらいいな」と思っていたのですが、所謂中華メーカーから発売されたので試しに手に入れてみました。

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1pcだと思っていたのですが実際には2pc構造で、単品で1.5"用のクラウンレースとしても使えるようです。
構造的には1pcの方がトラブルは出難いと思いますが、良く考えられていますね。

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ヘッド周りの異音の原因として、割りの入ったクラウンレースが時に原因になることがあります。

長く自転車をやっている方には良く知られたことですが、「割り」の方向を12時若しくは6時の方向(進行方向と平行)を避けると、異音が無くなることが多いです。

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10年位前に切削加工の同業者が中国に進出して工場を建てたらしいのですが、NC加工機も中国製を入れたそうでした。

FCD材を切削していたらしいのですが、NCのベッドに焼きが入っていなかったらしく硬度の高い黒皮がベッドとターレットの間に挟まり1年でガタガタになって使い物にならなくなった、なんて話も一昔前はありましたけどね。
黒皮対策で、荒挽きは重切削だったろうし。

因みに僕は、重切削には「iscar」のチップを使っていました。
SANDVIC や国産のチップよりも強靭だったけど、イスラエル製と言うこともあり情勢が不安定になると供給に難があったりしたな。

中華というとあまり良くないイメージ?ですが、現在の切削物の加工は殆ど中国製でしょ。
まあ、たまにチョンボもあるみたいですがね。(笑)。

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Bike to Canyoning

先週は、あんなに涼しかったのが嘘のような残暑ざんしょ...

今日は久方ぶりにT.Jと休みが合ったんだけど、僕が昼間に用事があったので残念でした。
んでも、この暑さでは山も登りがねえ(汗)。

そうそう、いつも僕のオヤジギャグをクールにスルーするT.Jですが、ずっと僕に憧れを持っていたようでグラベルバイクを組んだようです。

ん~も~!ツンデレなんだから~!

僕もそうなんですが彼も根っからのMTBerなので、MTBコンポで組んだグラベルバイクになっているようです。
店長曰く、変〇バイクって言ってました(笑)。

此方でも近々紹介出来ると思いますので、ゴリゴリのMTBerが組んだグラベルバイクをお楽しみに♪

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グラベルバイク仲間と言えば、今日はエロロ君が2018第33回マウンテンサイクリングin乗鞍ヒルクライムに出ていたのですが、こんな写メが送られて来ました!

え~!モンティーの20インチのトラ車で登った人が居るのかよー!凄~い!
僕は乗鞍はスカイライン側からしか登ったことがないけど、見た所ギヤ比もトラ用のままだしシートは勿論ナシですからね。

もはや空気椅子状態でヒルクライム!

いやはや、ファットバイクで登る人も居るようだけど、もはやノーマルですかね?
いやいや畳平までではなく、剣ヶ峰まで担ぎ上げて雪渓を下ったファットバイク乗りの方は立派な変態さんですが。

モンティーで乗鞍出れるなら、Krisさん来年出れるんじゃね!?

写真
(photo by eroro-sergeant)

ってことで家の用事を済ませてから、夕方に夕涼みを兼ねて林道に走りに行きました。
出先で買ったカップに入ったチーズケーキ、ズッシリと重いんだけど食べるとメレンゲみたいにフワフワで美味しかった♪

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ちょっと脱線しましたが、今日はあまりに暑いので麦藁帽子で走ります。
今日はライド自体が目的ではないので、お許しを。

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足元も、クロックスとフラぺの組み合わせ。
因みに、SPDサンダルは未だ持っていない。

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夕方とは言え、気温は未だ34℃ありました。
日中は38℃位あったから少しは涼しくなっているけど、まだまだ暑い。

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今日の目的は林道を走りキャニオニングと言うと大袈裟なのですが、沢で涼んで至福の時間を過ごそうかなと。

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showやnamiを連れて着たら喜びそうだけど、まだまだ無理だな。
アプローチの林道が厳しいので、そう簡単には行かない。

この林道はエンジン付きの車両は殆ど見掛けないし、自転車乗りも山サイ研の人達位しか訪れていない穴場だ。

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着いた、早くビ〇ルが飲みたい!
いやいや、ノンアルコールですから勿論。

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いつも林道を走っていて、此処は暑い時に気持ちよさそうだなあと、ずっと思っていたんですよ。
水が長い年月を掛けて、一枚岩を削った天然の滑り台ですね。

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ヤッホーイ!!

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ノンアルだけど、おつまみも食べたいイキフン!

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僕が使っている小刀。
速い話が切り出しだけど、単純に片刃の方が研ぎやすいから。

安物だけど、使い易いように色々と改良して使っています。

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鞘に納めた状態でも、ロープは切れるようにしてある。

因みに僕は、釣りはやらない。
友達と一緒に行くと、直ぐに「煩い!」と怒られるから(笑)。

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今日の相棒は、モンキー98N7 PLUS3.0。
プラス規格のバイクはトレイルライドだけでなく、林道を走っても楽しい。

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エアー低めでフワフワした乗り心地が、なんだかハッピーな気分にさせてくれると感じるのは僕だけだろうか?

どうですか?こんなバイクでハッピーな気分になってみませんか?

無題 - コピー

調子に乗っていたら、藤の実に頭を「コツン!」とやられた。
これが痛いんだ!!

ゴールデンカムイのストゥ(制裁棒)かよ(笑)。

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平成最後の夏が過ぎて行く。
ついでに残暑も連れて行って下さい...

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僕は自転車でもモンベルのパドリングトランクスを愛用しているんだけど、凄いから動画で超耐久撥水加工見て見て!!



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日本の夏 ドボンな夏

今日は、リバートレイルを走って来ました。
沢筋は気温が5℃以上低く涼しい、でも湿度が高いから汗が出だすと蒸散しないから夏と言えば夏!

沢筋のトレイルは土に覆われたトレイル部分もありますが、沢床のような路面も多いのでセミファットのタイヤだと走り易い。

ファットバイクと言えばスノーやサンドが得意というイメージですが、トライアルのスキルを持っている方であれば(僕にはありませんが)、このような場所もファットバイクの得意とする路面と言えるんじゃないかな?

MTBerであれば水しぶきを上げて走ったり、滝つぼにドボンしたい気持ちは多くの方が持っているはず。
まあ今回はお借りしている大事な自転車なので、ドボンしませんけどね(笑)。

ドボンは気持ちいいのですが、現実はその後が大変...

「俺は、そんなこと気にしないよ!」と言う漢な方は別にして、各回転部のベアリングに漏れなく水気が入ってますからメンテのことを考えると気が重いのが正直な所。

でもアレですよね、その場のノリって凄く大事(笑)。

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もう21世紀なんですから「水の侵入なんて気にしなくて済むベアリングが無い物かね」と検索すれば、工業用途に色々出てはいるんですね。

自己潤滑作用を利用した樹脂ブッシュや、セラミックや樹脂を使ったボールベアリング等
因みに樹脂ブッシュを使ったペダルは毎日使っていますが、今の所問題はなく使えています。

フレームの素材は錆びや腐食に強い材料は揃っていますから、各パーツにも耐水性の高い物を使い潤滑材は生分解性の物を使用、完全に錆を気にしなくて済む自転車が出来たら楽しそうって思うのは僕だけでしょうか?

あら、僕だけですか(汗)。

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(via: kashima-kagaku.com)

サーリーのパグスレイが出た時の当時の記事で、「ファットタイヤは水に浮くので非常時には浮き輪になる」と言うのを見て、僕的にはファットバイクで川を走りたいと思ったんですよね、何せ自宅から3分で川に入れるので。

家の下の川はナメ床ではないのですが、ナメ床の川を走ったら気持ち良さそうですよね♪
今年は分からないけど、来年はナメ床ライドやろう!!

因みに、パグスレイが浮く証拠の動画です ↓


(via: youtube.com)

日本の夏 ドボンな夏

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Monkey 98N7 PLUS3.0 ディテールチェック

台風一過とは行かない日曜日でしたね。

午前中は降ったり照ったりの繰り返しだったので、「道の駅あらかわ」の「鈴ひろ庵」にソフトクリームを食べに行ったり。
兎に角ソフトクリームのバリエーションが多くて、悩むのです。

相方は牛乳ソフトクリーム、僕は最後まで”行者にんにく”と”キウイ”とで悩んだものの無難に?後者を選択。
キウイはソフトクリームの甘さとキウイの酸味で間違いなかったけど、次回は行者にんにくを食べてみたい。

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夕方に涼しくなってからグラベルバイクでダムまで走ろうと思ったものの、途中でパンク。
心が折れて、暗くなって来たし引き返しました(トホホ)。

しかしフレームポンプは大きいだけあって、普通のインフレーターよりも空気を入れるのが大分楽ですね。

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そんな休日でしたが、そろそろ本題に。
Monkey 98N7 PLUS3.0(以下N7)のディテールをチェックして行きたいと思います。

N7はモンキーの正調275プラス・ブースト規格フレームとして、国内TIG溶接のオーダーフレームとなります。
フレームの製作を手掛けるのは、Co-Creation。

Co-Creationは、サンライズの高井さんを筆頭にBYOBのメンバーで構成されるフレームビルダー集団。
主にショップオリジナル・フレームを手掛け、空井戸さんのカルトスターも同門ですね。

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実験機の 98ST7 PLUS3.0 PROTO(以下プロト)とのフレーム構成上の大きな相違点は、N7が昨今のムーブメントであるフロントシングルギアを想定していること。

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プロトのBBシェル幅は83mmでしたが、N7は73mmを採用しています。
トレイルバイクとしてはクランクの選択肢も多く、好ましい選択ではないでしょうか?

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タイヤのクリアランスは、WTB RANGER 27.5x3.0" でも十分なクリアランスを確保。
因みにリムは WTB アシム TCS で、35mm幅です。

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フロント・チェーンリングのクリアランス。

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現在32TでギリギリOKって感じですが、30Tなら全く問題ないでしょう。

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それでは、フレームの造形を見て行きましょう。

ヘッドバッジはネジ止め式、しかもマイナス・ネジと言うサンライズっぽさ。
因みにレディーメイド・フレームにヘッドバッジを取り付けて貰う場合は、ロウ付けとなります。

ヘッドチューブは他のモンキー製フレームとは異なり、所謂44ヘッドを採用しています。
従って、ヘッドパーツは別売りとなります。

余談ですが、モンキーのレディーメイド・シリーズにヘッドパーツが付属するのは、より求めやすい価格にするためにノリさんが奔走して独自にTANGEのヘッドパーツを手配して下さって居るからなのです。

TANGEのカタログを見ても、この組み合わせが存在しないのはその為なのですが、各スモールパーツは別個に購入可能なのでご安心を。

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ガセットプレートの形状も独自の物です。

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TIG溶接のビードは、一瞬ナメ付けかと目を疑ったくらい繊細な?ビード。

溶け込みを確保しつつも出来るだけ入熱を少なくする為だろうけど、一体何ミリの溶加棒を使っているんだろう。
MIGの0.6mmのワイヤーでも使っているのかもね。

一般的には、溶接する板厚よりも細い溶加棒を使うのがセオリーです。

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シートチューブは、440mmサイズはパイプの都合上で延長されているようです。
内径部はしっかりとリーマが通されていて、全く問題はありません。

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TIG溶接フレームですが、エンドプレートはロウ付けでした。

これは推測するに、シートステイ&チェーンステイの端部のフタをロウ付けで施工している関係と思われます。
故にエッジが強調されて美しいし、微かに残るヤスリ目が愛おしい(笑)。

因みに台湾TIG溶接フレームは、チューブの端部は潰し加工が施されているのでTIG溶接となります。

面白いのは、ライジン製のロウ付けフレームにはエンドプレートのシートステイ&チェーンステイ差し込み部に溶接接手はなかったんですよ、当然ロウ付けですから。

しかしレディーメイドの台湾TIGフレームから、TIG溶接の為に溶接接手を設けたんですね。
このフレームのエンドプレート部はロウ付けですから、その辺りも経緯を知っていると楽しめる訳です。

この辺りを詳しく知りたい方は、Monkey 98ST プロトタイプ 長期レポートを読んでみて下さい。

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そしてサンライズテイスト出まくり?なのが、スルーアクスル台座部分。
レーザーでカットされたステンレス・プレートが、3本のキャップボルトで固定されています。

内側のプレートは、ホイール着脱の際にブレーキ・ディスクでチェーンステイを削ってしまわぬよう後方に抜き差しするためのガイドで、この方式はレディーメイド・フレームにも施工方法は異なりますが採用されている優れた方式です。

言うまでもありませんが、エンド幅はブースト規格である148mmx12mmアクスルになります。

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このように、ステンレス製のプレートでサンドイッチする構造です。

アクスルの座面を硬度の高い素材に替えるのはMAGURAのフォーク等も採用していますし、理にかなったものと思います。
(ハブの胴付部はスチールです)

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以下は、アッセンブルされていたパーツ等。

フロントフォークは、27.5インチ ブースト規格用のSR-suntour Auron。
スタンチオン径はφ35mmの、所謂エンデューロをターゲットとしたフォーク。

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クリアランスは、勿論問題ありません。
(タイヤはリアと同じ)

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面白いのはエンデューロ用なので、フェンダーが標準で取り付け可能なこと。
やっぱりあった方が便利だし、副次的にダストシールの寿命も延びると思うしね。

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僕には勿体ない装備ですが?ブレーキ・キャリパーは、SAINT の4ポッドでした。

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季節柄なかなか満足にライド出来なさそうですが、しっかり乗り倒したいと思います!!

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tag : MTBワークショップモンキー98N7PLUS3.0SR-suntourAuron

プロフィール

Danny T

「首都圏の秘境」と呼ばれる地を走る、雑食系バイカーのBLOGです♪

過去に腰椎骨折、椎間板ヘルニアでも、楽しく乗ります!

Author:Danny T


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