座間峠 パスハンティング
連休ですね?
まあサービス業の方は勿論、大手の10連休の煽りを受けている中小企業も多い訳で...
僕もGW前半は仕事をしていたので、仲間とのライドはお流れ。
後半戦に入りお休みを頂いていますが、地元のトレイルは連休になれば各地からゲストライダーが多く訪れる。
なので、こんな時は普段行けない場所へ行こう!
常設コースも良いですが人が多そうなので、上州にパスハンティングに行くことにしました。
桐生市 梅田 ~ みどり市 東町座間に抜ける古の峠、座間峠です。

上州と言うと近所なので?朝も嫁にコーヒーを入れて貰い、のんびりと出発。
しかしGWなんですよね(汗)、車をデポする予定の公園の駐車場渋滞に巻き込まれる。
おまけに臨時駐車場に誘導されてしまい、夕方5時にはゲートが閉まると。
いや~今日はのんびりと走ろうと思ってたのですが、時間に制限が出来てしまいライド中終始縛られる羽目に...
色々ありましたが桐生市内を出発して県道66号を進み、梅田方面へ。
途中、左折して県道343号に入ります。
しばらく民家はありますが自販機等は全くありませんので、補給は市内で済ませましょう。

道路脇に道祖神を見付けたので、この旅の安全を祈りました。

県道343号は、高沢川と並走して登って行きます。

夏に訪れると涼しそうですが、今日も最高気温は熊谷では28℃だったとか...
昨年4月に、磐梯吾妻スカイラインを走った時は福島市内で30℃だったんだよな(笑)。

道路脇に、イノシシ用の罠が...
「流石、グンマー」と言いたい所ですが、僕の住む秩父よりも群馬の方が開けている気がするから言わない(笑)。
僕は群馬好きですね。
そして僕にとっては武州・上州・信州エリアが近いので、自転車乗りとして本当に幸せです。

電柱が無くなり最後の集落だと無言で知らせると、堰を切ったように斜度が上がり林道規格の道になって行きます。

ガードレール代わりの柵の支柱は、良く見ると森林軌道のレールでしょうね。

このエリアは林業が盛んなようで、新たな林道が開削されていました。
まだ開通していないようで地形図にも反映されていないが、立派な林道でした。
ここで林業関係者の軽トラに抜かされたんだけど、直ぐに戻って来て「どこまで行くんだい?」と。
僕が「座間峠まで登って、草木ダムに下ります」と言うと、「自転車は押上げになるぞ、気を付けてな」と。
どうやら、心配して戻って来てくれたようでした。

ここから、 高沢林道になるようです。
路面もグラベルになります。

座間峠までの登山道の入り口までは、林道を進みます。
大規模な伐採が行われているようで、とても開放感のある林道です。

林道の右側に、座間峠の標識が。
因みに林道自体は、この先も続き分岐しますがピストン林道のようです。
さて、ここからは登山道になります。

この登山道は峠直下まで、沢沿いに遡上します。
数え切れないくらい渡渉しますが丸太橋は殆どが流されているので、気になる方はゴアのシューズをお勧めします。

下調べで、梅田側は倒木が酷いとの情報を得ていましたが、綺麗に処理されていました。
踏み跡が消えかけているという情報もありましたが、植樹帯の踏み跡は明瞭でした。

鬱蒼とした植樹帯を抜けると、明るい広葉樹の森に。

この雰囲気がたまりません!
日本の古道は、本当に綺麗ですよね。
但し、植樹帯と違い踏み跡が不明瞭になるので、慣れない方は注意が必要です。

昔この峠道は、とても重要な道だったそうで。
人々の往来も、かなりあったようです。
何をするにも便利な世の中になりましたが、古の道を辿ると現代の有難味を感じると同時に、もしかしたら引き換えに失っている物も有るのかも知れないなどと、考えさせられるのです。

「綺麗な滝だなあ」と撮った写真ですが、良く見ると石積みの堰堤が写っていました。

この辺りは自転車を担いでジグザグに沢を登るのですが、少しキツかったな~。
見た目以上に、斜度がキツいんですよね。
「山サイは自転車界の総合格闘技だ」って聞いたことがあるけど、あながち間違いではないと思いました。
地図読み、山歩きの技術、自転車を操る技術等、言わば総合力なんだよね。
勿論、万人が楽しいと感じるものではないと思いますが。
僕にとっては、トレイル探索の延長なんだけどね。

ここは、落ち葉が膝下まで積もっていました。
「座間峠の南側は、落ち葉が深い所では腰丈まである」なんて聞いたことがあるけれど、それだけ広葉樹の深い森ってことだよね。

本当に、素晴らしい雰囲気の道です。
但し、MTBの里山ライド気分で訪れると面を食らいますので、興味のある方は必ず山サイ経験者同伴をお勧めします。

道が沢から離れると、峠の直下です。
視界の上の方に、鞍部が見えて来ました。

ようやく到着しました、座間峠です。
途中の大滝登山口やコツナギ登山口には登山者の車が沢山停まっていたので、縦走ルートを歩く方が居るかと思いましたが僕だけでした。

峠の鞍部は広く、お弁当を広げても喧嘩にならずに済みそうです(笑)。

これから下る東町座間方面ですが、見えているのは東町神戸の集落かも知れませんね。

峠で大休止と思っていましたが、思いの外風が強いので小休止で下ることに。
座間峠の楽しみは、北側斜面の下りですね。

山を走り慣れている方なら、乗車率は100%でしょう。
但し、切り立った崖のトラバースもありますので安全に下りたいものです。

座間峠からは見えませんでしたが、次第に草木ダムが見えて来ます。
いや~、苦労して登って来た甲斐があります!

因みに草木ダムには、星野富弘美術館に訪れた際に寄ったことがあります。
遠く後方に見えるのは、足尾の山々ですかね。

こういうライドであれば、フルリジッドの方が機動力に勝ると思う。
実は今までカーボン・フォークを使っていたんだけど、スチール製のフォークに換えたら剛性が上がってガンガン走れるようになったんだよね。
「どうせリジッドフォークにするなら軽い方が正義でしょ」とか思っていたんだけど、多少重くなってもこういう用途ならスチール製のフォークの方が全然使い勝手が良いって今更気付いた。

下りを気持ちよく走っていると、地形図には反映されていない林道と交差します。
登山道は麓まで続いているのですが、実は事前情報で「この先は自転車は荷物にしかならない険悪な道」だと。
「自転車なら林道で下った方が楽しめる」との情報だったので、怖いもの見たさはあったけどタイムリミットも抱えているので素直に林道を下ることにします。

林道はグラベルで路面は少々荒れている場所もあるけれど、MTBなら余裕な感じです。
まだ、桜が咲いているのかな?

林道なのに、この落ち葉の深さって(笑)。

この後は舗装林道と合流し、東町座間の童謡ふるさと館脇に出ます。
ちょっとハンガーノック気味だったので、童謡ふるさと館で軽食を摂りました。
実はこの後、当初は林道 三境線を通って桐生市に戻ろうと計画していたんですよ。
林道 三境線と言えば、300m以上あるのに照明が無いという三境トンネルがあるので大光量のライトも持って来たんですけどね。
ただ、この時点で林道 三境線経由で戻るとタイムリミットに余裕が無さそうなので、今回は渡良瀬渓谷沿いを走る国道122号を大間々まで走り桐生市に戻ることにしました。
距離 56km 累積標高 2214m のライドでした。
距離・累積標高だけ単純に見ると、やっぱりMTBよりもグラベルロードの方が楽な気がしますね(笑)。
座間峠は、とても良い雰囲気だったので、そう遠くないうちに再度訪れられると良いな♪

上記で少々触れましたが、将来的にはフルリジッドの山サイ用自転車を作りたいと思っていて、リジッド・フォークを作ってくれそうなビルダーさんを探していました。
Tumblr の方には以前リブログしましたが、醍醐漫さんのイエガーを作ったヤナギサイクルさんが得意としているようです。
コチラ → MTB用リジッドフォーク

(via: yanagicycle.blog.fc2.com)
まあサービス業の方は勿論、大手の10連休の煽りを受けている中小企業も多い訳で...
僕もGW前半は仕事をしていたので、仲間とのライドはお流れ。
後半戦に入りお休みを頂いていますが、地元のトレイルは連休になれば各地からゲストライダーが多く訪れる。
なので、こんな時は普段行けない場所へ行こう!
常設コースも良いですが人が多そうなので、上州にパスハンティングに行くことにしました。
桐生市 梅田 ~ みどり市 東町座間に抜ける古の峠、座間峠です。

上州と言うと近所なので?朝も嫁にコーヒーを入れて貰い、のんびりと出発。
しかしGWなんですよね(汗)、車をデポする予定の公園の駐車場渋滞に巻き込まれる。
おまけに臨時駐車場に誘導されてしまい、夕方5時にはゲートが閉まると。
いや~今日はのんびりと走ろうと思ってたのですが、時間に制限が出来てしまいライド中終始縛られる羽目に...
色々ありましたが桐生市内を出発して県道66号を進み、梅田方面へ。
途中、左折して県道343号に入ります。
しばらく民家はありますが自販機等は全くありませんので、補給は市内で済ませましょう。

道路脇に道祖神を見付けたので、この旅の安全を祈りました。

県道343号は、高沢川と並走して登って行きます。

夏に訪れると涼しそうですが、今日も最高気温は熊谷では28℃だったとか...
昨年4月に、磐梯吾妻スカイラインを走った時は福島市内で30℃だったんだよな(笑)。

道路脇に、イノシシ用の罠が...
「流石、グンマー」と言いたい所ですが、僕の住む秩父よりも群馬の方が開けている気がするから言わない(笑)。
僕は群馬好きですね。
そして僕にとっては武州・上州・信州エリアが近いので、自転車乗りとして本当に幸せです。

電柱が無くなり最後の集落だと無言で知らせると、堰を切ったように斜度が上がり林道規格の道になって行きます。

ガードレール代わりの柵の支柱は、良く見ると森林軌道のレールでしょうね。

このエリアは林業が盛んなようで、新たな林道が開削されていました。
まだ開通していないようで地形図にも反映されていないが、立派な林道でした。
ここで林業関係者の軽トラに抜かされたんだけど、直ぐに戻って来て「どこまで行くんだい?」と。
僕が「座間峠まで登って、草木ダムに下ります」と言うと、「自転車は押上げになるぞ、気を付けてな」と。
どうやら、心配して戻って来てくれたようでした。

ここから、 高沢林道になるようです。
路面もグラベルになります。

座間峠までの登山道の入り口までは、林道を進みます。
大規模な伐採が行われているようで、とても開放感のある林道です。

林道の右側に、座間峠の標識が。
因みに林道自体は、この先も続き分岐しますがピストン林道のようです。
さて、ここからは登山道になります。

この登山道は峠直下まで、沢沿いに遡上します。
数え切れないくらい渡渉しますが丸太橋は殆どが流されているので、気になる方はゴアのシューズをお勧めします。

下調べで、梅田側は倒木が酷いとの情報を得ていましたが、綺麗に処理されていました。
踏み跡が消えかけているという情報もありましたが、植樹帯の踏み跡は明瞭でした。

鬱蒼とした植樹帯を抜けると、明るい広葉樹の森に。

この雰囲気がたまりません!
日本の古道は、本当に綺麗ですよね。
但し、植樹帯と違い踏み跡が不明瞭になるので、慣れない方は注意が必要です。

昔この峠道は、とても重要な道だったそうで。
人々の往来も、かなりあったようです。
何をするにも便利な世の中になりましたが、古の道を辿ると現代の有難味を感じると同時に、もしかしたら引き換えに失っている物も有るのかも知れないなどと、考えさせられるのです。

「綺麗な滝だなあ」と撮った写真ですが、良く見ると石積みの堰堤が写っていました。

この辺りは自転車を担いでジグザグに沢を登るのですが、少しキツかったな~。
見た目以上に、斜度がキツいんですよね。
「山サイは自転車界の総合格闘技だ」って聞いたことがあるけど、あながち間違いではないと思いました。
地図読み、山歩きの技術、自転車を操る技術等、言わば総合力なんだよね。
勿論、万人が楽しいと感じるものではないと思いますが。
僕にとっては、トレイル探索の延長なんだけどね。

ここは、落ち葉が膝下まで積もっていました。
「座間峠の南側は、落ち葉が深い所では腰丈まである」なんて聞いたことがあるけれど、それだけ広葉樹の深い森ってことだよね。

本当に、素晴らしい雰囲気の道です。
但し、MTBの里山ライド気分で訪れると面を食らいますので、興味のある方は必ず山サイ経験者同伴をお勧めします。

道が沢から離れると、峠の直下です。
視界の上の方に、鞍部が見えて来ました。

ようやく到着しました、座間峠です。
途中の大滝登山口やコツナギ登山口には登山者の車が沢山停まっていたので、縦走ルートを歩く方が居るかと思いましたが僕だけでした。

峠の鞍部は広く、お弁当を広げても喧嘩にならずに済みそうです(笑)。

これから下る東町座間方面ですが、見えているのは東町神戸の集落かも知れませんね。

峠で大休止と思っていましたが、思いの外風が強いので小休止で下ることに。
座間峠の楽しみは、北側斜面の下りですね。

山を走り慣れている方なら、乗車率は100%でしょう。
但し、切り立った崖のトラバースもありますので安全に下りたいものです。

座間峠からは見えませんでしたが、次第に草木ダムが見えて来ます。
いや~、苦労して登って来た甲斐があります!

因みに草木ダムには、星野富弘美術館に訪れた際に寄ったことがあります。
遠く後方に見えるのは、足尾の山々ですかね。

こういうライドであれば、フルリジッドの方が機動力に勝ると思う。
実は今までカーボン・フォークを使っていたんだけど、スチール製のフォークに換えたら剛性が上がってガンガン走れるようになったんだよね。
「どうせリジッドフォークにするなら軽い方が正義でしょ」とか思っていたんだけど、多少重くなってもこういう用途ならスチール製のフォークの方が全然使い勝手が良いって今更気付いた。

下りを気持ちよく走っていると、地形図には反映されていない林道と交差します。
登山道は麓まで続いているのですが、実は事前情報で「この先は自転車は荷物にしかならない険悪な道」だと。
「自転車なら林道で下った方が楽しめる」との情報だったので、怖いもの見たさはあったけどタイムリミットも抱えているので素直に林道を下ることにします。

林道はグラベルで路面は少々荒れている場所もあるけれど、MTBなら余裕な感じです。
まだ、桜が咲いているのかな?

林道なのに、この落ち葉の深さって(笑)。

この後は舗装林道と合流し、東町座間の童謡ふるさと館脇に出ます。
ちょっとハンガーノック気味だったので、童謡ふるさと館で軽食を摂りました。
実はこの後、当初は林道 三境線を通って桐生市に戻ろうと計画していたんですよ。
林道 三境線と言えば、300m以上あるのに照明が無いという三境トンネルがあるので大光量のライトも持って来たんですけどね。
ただ、この時点で林道 三境線経由で戻るとタイムリミットに余裕が無さそうなので、今回は渡良瀬渓谷沿いを走る国道122号を大間々まで走り桐生市に戻ることにしました。
距離 56km 累積標高 2214m のライドでした。
距離・累積標高だけ単純に見ると、やっぱりMTBよりもグラベルロードの方が楽な気がしますね(笑)。
座間峠は、とても良い雰囲気だったので、そう遠くないうちに再度訪れられると良いな♪

上記で少々触れましたが、将来的にはフルリジッドの山サイ用自転車を作りたいと思っていて、リジッド・フォークを作ってくれそうなビルダーさんを探していました。
Tumblr の方には以前リブログしましたが、醍醐漫さんのイエガーを作ったヤナギサイクルさんが得意としているようです。
コチラ → MTB用リジッドフォーク

(via: yanagicycle.blog.fc2.com)
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藪に阻まれ、勇気ある撤退
今月から相方と休日が合いそうなので、トレイル整備強化月間になりそうかな!
ってことで?その前に標高1600mまで登って、笹原のトレイルと落ち葉の古道を走って来ようと思いました。
アプローチに使う林道が11月下旬には冬季通行止めになってしまうので、そんな焦りもあったり?
午前7時に出発、気温は8℃。
流石にアウターを羽織らないと、寒くなって来ましたね。
まあヒルクライムし出すと、直ぐに脱いじゃうんですけどね(笑)。

今日は一旦1500m以上の峠まで登って、勿体ないけど反対側に下りて、今度はダート林道で登り返してからシングルを押し上げる行程。
先ずは距離にして16km、標高差900mのヒルクライムをやっつけます!
流石にキツイな~。
24インチのミッドファットタイヤだと、タイヤが唸るばかりで進みません(笑)。

ようやく標高1500m付近まで登って来ました。
山が幾重にも重なって、群青のグラデーションが素晴らしい。

峠の反対側は、カラマツが微かに色づいています。
苦労して16km登って来ましたが、一気にダウンヒル。
ダート林道の入り口を目指します。

峠を降りたところに、林道の入り口はありました。
再び登り返しですが、今度は標高差300m。
しかしダート林道なので、舗装路のようには行きません。
カラマツとシダ類の林道を進みます。

峠の取り付きのシングルまで、ひたすら登ります。
最初の峠で、かなり足を使ってしまったのでキツかったなあ。
でも最高のトレイルを走れれば、そんな苦労だって!

んが、しか~し、トレイルの入り口の藪が酷くルートが全く分かりません。
そっか~、ちょっと時期が早かったかな。
カラマツの林だから安心しきっていたけど、下草が枯れてからでないとね。
入り口は勿論、尾根に出てからも分岐が多いトレイルなので、安全を優先しました。
山は逃げません。
残念ですが、今回は勇気ある撤退となりました(涙)。

Monkey 98ST6 パスハン仕様ですが、ハンドルバーをフラットバーにしてみました。
悩んだ末にボトルケージを付けましたが、やっぱり邪魔になりますね。
登ったダート林道を再び下る羽目になった訳ですが、結構なペースで下ってもカーボンフォークは大丈夫でした。

フラットバーは昔使っていた1インチのバーですが、計ったら150gと意外に軽量でした。
んでも、ちょっと短すぎる気がするので(590mm)戻すか悩みチウ。

苦労して登った峠を、今度は反対側から登って再度峠へ。
峠にはモトバイクの方が居たのですが、暫しお喋り。
話すと、同じ地元の方でした。
さりげなくバッグからリンゴとナイフを取り出し、リンゴを半分に切ると下さりました。
盛岡のリンゴと言う事でしたが、峠を登った後には最高の御馳走でした♪
良い出会いとなりました。

今回はパスハン失敗だった訳ですが、一応覚書に。
距離48km、累積標高2549m。
モンスタークロスで距離120km 5000mUPの時と同じくらいキツかったなあ。
MTBで、この手のライドは「乗った感」がハンパないですね。

下草が枯れて、尚且つ林道が閉鎖される前となると限られてしまうのですが、機会があれば再度挑戦したいですね。
笹原のトレイルと、落ち葉の積もった古道、最高じゃないですか~♪

さ~てトレイルシーズンを前に、今月からはトレイルの整備を頑張るぞ~!!
ってことで?その前に標高1600mまで登って、笹原のトレイルと落ち葉の古道を走って来ようと思いました。
アプローチに使う林道が11月下旬には冬季通行止めになってしまうので、そんな焦りもあったり?
午前7時に出発、気温は8℃。
流石にアウターを羽織らないと、寒くなって来ましたね。
まあヒルクライムし出すと、直ぐに脱いじゃうんですけどね(笑)。

今日は一旦1500m以上の峠まで登って、勿体ないけど反対側に下りて、今度はダート林道で登り返してからシングルを押し上げる行程。
先ずは距離にして16km、標高差900mのヒルクライムをやっつけます!
流石にキツイな~。
24インチのミッドファットタイヤだと、タイヤが唸るばかりで進みません(笑)。

ようやく標高1500m付近まで登って来ました。
山が幾重にも重なって、群青のグラデーションが素晴らしい。

峠の反対側は、カラマツが微かに色づいています。
苦労して16km登って来ましたが、一気にダウンヒル。
ダート林道の入り口を目指します。

峠を降りたところに、林道の入り口はありました。
再び登り返しですが、今度は標高差300m。
しかしダート林道なので、舗装路のようには行きません。
カラマツとシダ類の林道を進みます。

峠の取り付きのシングルまで、ひたすら登ります。
最初の峠で、かなり足を使ってしまったのでキツかったなあ。
でも最高のトレイルを走れれば、そんな苦労だって!

んが、しか~し、トレイルの入り口の藪が酷くルートが全く分かりません。
そっか~、ちょっと時期が早かったかな。
カラマツの林だから安心しきっていたけど、下草が枯れてからでないとね。
入り口は勿論、尾根に出てからも分岐が多いトレイルなので、安全を優先しました。
山は逃げません。
残念ですが、今回は勇気ある撤退となりました(涙)。

Monkey 98ST6 パスハン仕様ですが、ハンドルバーをフラットバーにしてみました。
悩んだ末にボトルケージを付けましたが、やっぱり邪魔になりますね。
登ったダート林道を再び下る羽目になった訳ですが、結構なペースで下ってもカーボンフォークは大丈夫でした。

フラットバーは昔使っていた1インチのバーですが、計ったら150gと意外に軽量でした。
んでも、ちょっと短すぎる気がするので(590mm)戻すか悩みチウ。

苦労して登った峠を、今度は反対側から登って再度峠へ。
峠にはモトバイクの方が居たのですが、暫しお喋り。
話すと、同じ地元の方でした。
さりげなくバッグからリンゴとナイフを取り出し、リンゴを半分に切ると下さりました。
盛岡のリンゴと言う事でしたが、峠を登った後には最高の御馳走でした♪
良い出会いとなりました。

今回はパスハン失敗だった訳ですが、一応覚書に。
距離48km、累積標高2549m。
モンスタークロスで距離120km 5000mUPの時と同じくらいキツかったなあ。
MTBで、この手のライドは「乗った感」がハンパないですね。

下草が枯れて、尚且つ林道が閉鎖される前となると限られてしまうのですが、機会があれば再度挑戦したいですね。
笹原のトレイルと、落ち葉の積もった古道、最高じゃないですか~♪

さ~てトレイルシーズンを前に、今月からはトレイルの整備を頑張るぞ~!!
パスハンティング 星尾峠 ~ 田口峠
太陽フレアの影響で気が触れたので、パスハンティングして来ました。
佐久市内の運動公園を拠点に、出発です。
帰りに登り返しは御免なので、先ずは内山峠を目指して登ります。
家でウダウダしていたので、太陽が昇って来てしまった。

正面に見えるのは空母荒船じゃなくて、独特な山容の荒船山です。
今日は、あの山の南端まで登る予定です。
気が遠くなるな(笑)。

内山大橋の手前を左に逸れ、黒田の集落方面へ。
田舎道なので、落ち着きます。
暫くすると、内山大橋の下を潜ります。

舘ヶ沢の集落を抜けると、此処から林道 星尾線の始まりです。

ここから斜度がキツクなります。
舗装路ですが、アスファルトではなくコンクリートの舗装です。

数年前に大雨で沢が決壊して壊れた道も、綺麗に補修されていました。

姥百合(ウバユリ)の蒴果(さくか)。

林道の突き当りに、荒船不動があります。
森の中にひっそりと。

水場もあります。

澄んだ池の中に、石碑があります。
水に関係するものを、祀っているのでしょうか。

荒船不動の境内横まではダブルトラックが続きますが、一旦林道 星尾線はここで途絶えます。
ここからは完全に登山道になります。

登山道は良く整備されていますが、勿論乗車は出来ません。
押しか担ぎの、二択ですね(笑)。

倒木も歩きに差支えのない物は、勿論そのままです。
自転車が引っ掛かります。

だんだんと空が明るくなって来ました。
カーブを曲がると、向こう側が明るい!
あれっ?先週も似たような光景を見たような(笑)。

着きました、今日の目的地の星尾峠です。
古くから、パスハンティングを嗜まれている方達に人気の峠の一つです。
峠には5人のパーティーの、ハイカーさんがいらっしゃいました。
皆さんMTBに興味津々で、楽しいお喋りが出来ました。
スイスはゲレンデDHが盛んだったとか、最近 e-MTB が発売されたとか、結構情報通な方達でしたよ。

休憩がてら、峠の雰囲気を十分に堪能しました。
一体どれ位のサイクリストが、この峠を越えて行ったのだろうか...

さて星尾峠からは、線ヶ滝方面へと登山道を進みます。
実は数年前までは星尾峠から進んで直ぐ、道が崩落して通行止めになっていたのです。
しかし最近通れるようになったとの情報を得たので、やって来た訳です。
崩落個所は補修された風もなく、ロープで降下出来るようになっていました。
仕方なく自転車を担いで、片手でロープを保持して後ろ向きに降下。
先行きが不安です...

ここから沢沿いに下って行くのですが、大雨の影響か道は不明瞭です。
沢沿いに下るので迷うことはないと思いますが、地図を持たずに入るのは危険です。

道は不明瞭どころか所々で寸断しているので、ピンクテープと先人が積んでくれたケルンだけが目印です。
色褪せたピンクは緑の補色に近いのか、意外と目に付かないんですよ。
本当に、ケルンには助けられました。

途中、明瞭な踏み跡が現れました。
登山道から逸れそうだったのですが、少し進んでみると踏み跡がパッタリと消えました...
踏み跡を良く見ると、沢山の蹄(ひづめ)の跡。
そう、明瞭な獣道だったのです。
地図を持っていなかったり、判断力が鈍っていると導かれてしまうことでしょう...

凄くワイルドなトレイルでした...
荒船不動~星尾峠と違って、こちらは道標はありません。

威怒牟幾不動方面と今回進む線ヶ滝・田口峠方面との分岐で、初めての道標が。
この道標も倒木が伸し掛かっているので、何れは壊れてしまうかも知れません。

先ほどの分岐を過ぎると、一気に乗車率が上がります。
良い雰囲気のトレイルにテンションが上がります♪

しか~し、またも崩落。
画像右方向に迂回路がありました。

暫く進むと、線ヶ滝を経て星尾の集落に下りる登山道と、田口峠へ抜ける林道の分岐が現れます。
今回は田口峠に向かうので、右折します。
どうやら此処から、林道 星尾線が復活するようです。

ここからダブルトラックなので楽に走れると思ったのですが、甘くはありませんでした。
一面が雑草だらけなので予想はしていたのですが、大規模な崩落で道が消失している所が2か所ありました。

崩落箇所を超えたものの、林道は一面草ボーボー。
と言うことは、まだまだ崩落しているってことですね(笑)。

天気は良いんだけどな~。
土砂で道が塞がっているよ~。
変なテンションになって来ました(笑)。

お~!!立岩がこんなに近くに見えて来た。
と言うことは、田口峠も近づいて来たと言うことだ。

眺望の良い場所を過ぎると、路面も良好になって来ました。
24"ミッドファットは、実に快適に走ります。

そして暫くすると、田口峠へと続く県道93号が見えて来ました。
丁度、金魚のウンチみたいな九十九折れの上に出て来ました。

林道 星尾線、終点です。

此処からは県道93号を登り、田口峠へ。
ちょっとガスっていて、立岩は良く写らなかった。

田口峠からトンネルを抜け、再び佐久へと下ります。
実は前回田口峠を訪れた時には、積雪で佐久方面に下れなかったんですよね。
ですから”やり損ねた感”みたいなのが残っていたので、今日は此処を下りたかったんですよね。

そんな訳で?気合を入れて下り始めたのですが、まあ普通の山道でした。
日本で海から一番遠い地点、気になるけど今回はナシ(笑)。

綺麗なコバルトブルーの、雨川ダムの湖面。
ダム好きとしはダム本体を見たかったのですが、気付かなかっただけなのか見逃してしまいました。

川遊びをしている人達もいて、僕もドボンしたかったです。

峠を抜けると、一気に長野らしい景色に。
十石峠もそうだけど、長野県側は斜度がなだらかなんだよなあ。

県道120号とぶつかったら右折して富岡街道へ向かい、デポ地に到着です。
今日は八ヶ岳方面も、イマイチ良く見えませんでした。

距離39km 累積標高1553m でした。
星尾峠から線ヶ滝方面へ下る道は不明瞭な箇所が多数あります、初・中級者の方には進められません。
荒船不動から星尾峠へのピストンなら、問題ないと思います。

さて、来月辺りからシークレットトレイルの整備でも始めますか。
整備と言っても、道としての機能を維持するための整備であって、造り込むような整備ではありませんので悪しからず。
佐久市内の運動公園を拠点に、出発です。
帰りに登り返しは御免なので、先ずは内山峠を目指して登ります。
家でウダウダしていたので、太陽が昇って来てしまった。

正面に見えるのは空母荒船じゃなくて、独特な山容の荒船山です。
今日は、あの山の南端まで登る予定です。
気が遠くなるな(笑)。

内山大橋の手前を左に逸れ、黒田の集落方面へ。
田舎道なので、落ち着きます。
暫くすると、内山大橋の下を潜ります。

舘ヶ沢の集落を抜けると、此処から林道 星尾線の始まりです。

ここから斜度がキツクなります。
舗装路ですが、アスファルトではなくコンクリートの舗装です。

数年前に大雨で沢が決壊して壊れた道も、綺麗に補修されていました。

姥百合(ウバユリ)の蒴果(さくか)。

林道の突き当りに、荒船不動があります。
森の中にひっそりと。

水場もあります。

澄んだ池の中に、石碑があります。
水に関係するものを、祀っているのでしょうか。

荒船不動の境内横まではダブルトラックが続きますが、一旦林道 星尾線はここで途絶えます。
ここからは完全に登山道になります。

登山道は良く整備されていますが、勿論乗車は出来ません。
押しか担ぎの、二択ですね(笑)。

倒木も歩きに差支えのない物は、勿論そのままです。
自転車が引っ掛かります。

だんだんと空が明るくなって来ました。
カーブを曲がると、向こう側が明るい!
あれっ?先週も似たような光景を見たような(笑)。

着きました、今日の目的地の星尾峠です。
古くから、パスハンティングを嗜まれている方達に人気の峠の一つです。
峠には5人のパーティーの、ハイカーさんがいらっしゃいました。
皆さんMTBに興味津々で、楽しいお喋りが出来ました。
スイスはゲレンデDHが盛んだったとか、最近 e-MTB が発売されたとか、結構情報通な方達でしたよ。

休憩がてら、峠の雰囲気を十分に堪能しました。
一体どれ位のサイクリストが、この峠を越えて行ったのだろうか...

さて星尾峠からは、線ヶ滝方面へと登山道を進みます。
実は数年前までは星尾峠から進んで直ぐ、道が崩落して通行止めになっていたのです。
しかし最近通れるようになったとの情報を得たので、やって来た訳です。
崩落個所は補修された風もなく、ロープで降下出来るようになっていました。
仕方なく自転車を担いで、片手でロープを保持して後ろ向きに降下。
先行きが不安です...

ここから沢沿いに下って行くのですが、大雨の影響か道は不明瞭です。
沢沿いに下るので迷うことはないと思いますが、地図を持たずに入るのは危険です。

道は不明瞭どころか所々で寸断しているので、ピンクテープと先人が積んでくれたケルンだけが目印です。
色褪せたピンクは緑の補色に近いのか、意外と目に付かないんですよ。
本当に、ケルンには助けられました。

途中、明瞭な踏み跡が現れました。
登山道から逸れそうだったのですが、少し進んでみると踏み跡がパッタリと消えました...
踏み跡を良く見ると、沢山の蹄(ひづめ)の跡。
そう、明瞭な獣道だったのです。
地図を持っていなかったり、判断力が鈍っていると導かれてしまうことでしょう...

凄くワイルドなトレイルでした...
荒船不動~星尾峠と違って、こちらは道標はありません。

威怒牟幾不動方面と今回進む線ヶ滝・田口峠方面との分岐で、初めての道標が。
この道標も倒木が伸し掛かっているので、何れは壊れてしまうかも知れません。

先ほどの分岐を過ぎると、一気に乗車率が上がります。
良い雰囲気のトレイルにテンションが上がります♪

しか~し、またも崩落。
画像右方向に迂回路がありました。

暫く進むと、線ヶ滝を経て星尾の集落に下りる登山道と、田口峠へ抜ける林道の分岐が現れます。
今回は田口峠に向かうので、右折します。
どうやら此処から、林道 星尾線が復活するようです。

ここからダブルトラックなので楽に走れると思ったのですが、甘くはありませんでした。
一面が雑草だらけなので予想はしていたのですが、大規模な崩落で道が消失している所が2か所ありました。

崩落箇所を超えたものの、林道は一面草ボーボー。
と言うことは、まだまだ崩落しているってことですね(笑)。

天気は良いんだけどな~。
土砂で道が塞がっているよ~。
変なテンションになって来ました(笑)。

お~!!立岩がこんなに近くに見えて来た。
と言うことは、田口峠も近づいて来たと言うことだ。

眺望の良い場所を過ぎると、路面も良好になって来ました。
24"ミッドファットは、実に快適に走ります。

そして暫くすると、田口峠へと続く県道93号が見えて来ました。
丁度、金魚のウンチみたいな九十九折れの上に出て来ました。

林道 星尾線、終点です。

此処からは県道93号を登り、田口峠へ。
ちょっとガスっていて、立岩は良く写らなかった。

田口峠からトンネルを抜け、再び佐久へと下ります。
実は前回田口峠を訪れた時には、積雪で佐久方面に下れなかったんですよね。
ですから”やり損ねた感”みたいなのが残っていたので、今日は此処を下りたかったんですよね。

そんな訳で?気合を入れて下り始めたのですが、まあ普通の山道でした。
日本で海から一番遠い地点、気になるけど今回はナシ(笑)。

綺麗なコバルトブルーの、雨川ダムの湖面。
ダム好きとしはダム本体を見たかったのですが、気付かなかっただけなのか見逃してしまいました。

川遊びをしている人達もいて、僕もドボンしたかったです。

峠を抜けると、一気に長野らしい景色に。
十石峠もそうだけど、長野県側は斜度がなだらかなんだよなあ。

県道120号とぶつかったら右折して富岡街道へ向かい、デポ地に到着です。
今日は八ヶ岳方面も、イマイチ良く見えませんでした。

距離39km 累積標高1553m でした。
星尾峠から線ヶ滝方面へ下る道は不明瞭な箇所が多数あります、初・中級者の方には進められません。
荒船不動から星尾峠へのピストンなら、問題ないと思います。

さて、来月辺りからシークレットトレイルの整備でも始めますか。
整備と言っても、道としての機能を維持するための整備であって、造り込むような整備ではありませんので悪しからず。