モンキー 98ST 29er プロトタイプ レポート

Monkey 98ST 29er プロトタイプ レポート
06 /02 2012
こんばんは、Dannyです。
昨日に引き続き、Monkey 98ST 29erレポートを、お送り致します。

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まずは1点、修正です。
先日の記事で、チェーンステイのブリッジのパイプ径について触れましたが、
これは、試作フレーム故の部材の都合上のことと、今泉さんより教えて頂きました。
このフレームは、試作の試作的なフレームということで、その辺りはご了承願います。

それでは試乗後の感想は、「Monkey 98ST 29er良いですよ♪」。
このフレームは、29erとしての29erを目指しているのではなく、あくまで98STなんだと思う。

適正身長は172~180cmということですが、
下限である172cmの僕にも十分に振り回すことができる上に、29er特有の走破性も備える。
長身の方が、98STの大きいバージョンとして乗っても、全く違和感がないんじゃないだろうか。

また、以前試乗させて頂いたTREK Superflyとはベクトルが異なるバイクだけど、「モンキーらしさ」が楽しい☆

「モンキーらしさ」なんて言うと、語り始めたら一晩では足りないくらい語れると思うのですが(笑)、
僕の認識としては、こんな感じ...

モンキーのバイクって、ベントしたトップチューブや綺麗な円弧を描くシートステイ等、外観では強烈な個性を発しているけど、
跨ってみてバイクが個性を主張するかと言えばそんなことなくて、むしろライダーをサポートしてくれる奥深さを持っている。

だからモンキーに乗っていると、自分が獣になって山の中を走り回っているような錯覚を覚えることがある。
しなやかな足を持つ、ネコ科の獣だな(笑)。

要はSuperflyには「乗せられてる感」があったけど、Monkeyはあくまでも乗り手が主役だ。
ありきたりな言葉だけど、人馬一体がシックリ来る(笑)。

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さて、詳しいことはバイクラ誌でプロのライターさんがレポートを始めたので、詳しいことはそちらで(笑)。
以下は、僕が気になった点など。

下りで若干ブレーキを引きずりながらコーナーに入ると、ブレーキングによりホイールが立とうとする訳だけど、
26インチと比較してジャイロ効果が大きいので、バイクを寝かしたいのにバイクが立ってくる感じが大きい。
まあ、速度を落として進入すれば問題ないけど、そういうクセがある方は違和感を感じるかも?

どうしてもハンドル位置が高くなるので、下りでの前輪荷重が不足してアンダーステア傾向がみられました。
ただこの辺りは、僕みたいにアップライトなポジションを好む場合、セッティングのサジ加減になってくると思います。

Superflyに乗った時にも感じたけど、登りのダブルトラックとかは最高ですね。
26インチでインナー使う坂も、ミドルでグイグイ。

特徴的なリア3角が生むウイップ、26インチ程は感じないんだけど、たしかに漕ぎは軽い。
ここはちょっと意外だったけど、体の3点とリアタイヤの位置が若干違うので、そう感じるのかもしれませんね。
因みに店長にアドバイスを頂きましたが、26インチよりもサドルは前寄りにセッティングすると、シックリ来ました。

それと今回履いていたタイヤ、見た目は殆どセンタースリックだけど、転がりの良さとグリップのバランスには驚きました。
赤土の登りでも、バイク自体のトラクションの良さにも助けられて、29”とベストマッチでしたね♪

もっと下りで攻めたいなら、フロントだけでもグリップの良いものに変えるといいと思います。

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あと意外だけど、26インチに乗っているとフロントフォークの動きが気になるんだけど、
29インチだとフォークのことなんか忘れちゃう(笑)。

ホイール自体が走破性が高いからかな?リジッドでも十分かな?なんて...
あっ!でも、フォークはちゃんと仕事してました(爆)。

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もう乗り慣れちゃうと、26インチとか29インチとか、「呼び方」なんてどうでもよくなりますね(笑)。
得意不得意はあるとしても、やっぱどっちも楽しいし、フレームの個性くらいにしか感じない。
要は、自分が何をしたいかで決まってくるのだと思う。

自転車界の中でもマイノリティなMTB、29”とか650Bとか盛り上がっていますが、
来るぞ来るぞと言われ続けて、来ない24”は、どうなっているんだ(爆)。
まあ、さらにマイノリティなことを悦に感じている節はありますな、24”Love!!

ちょいと脱線しましたが、ホイールの径が違うからと言って、身構える必要なんて全くない。
勿論、モンキーらしい遊び心溢れる走りだって、なんの問題なくできちゃいます☆
僕なら、BANSEEのPARADOXや、KonaのHONZOと似たような使い方をしたいですね♪

新緑の緑掛かった光が差し込む赤土のトレイル。
想像以上に、コントラストの強い映像になりました。
このバイクならダブルトラックは勿論、シングルトラックでも振り回すことができますね♪

ライド2.5時間、編集30分の駄作ですが...
オマケの転倒シーン、完全に29インチとか意識してませんでした(笑)。



最後に、このような機会を与えてくださった、ワークショップ・モンキー様、タカハシサイクル様、
ありがとうございました。
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モンキー 98ST 29er プロトタイプ

Monkey 98ST 29er プロトタイプ レポート
05 /31 2012
こんばんは、Dannyです。

先日載せた画像、鋭い方はお気づきになったかもしれませんが...
お世話になっているショップ、タカハシサイクル様、ワークショップ・モンキー様のご厚意により、
Monkey 98ST 29er のプロトタイプを、お借りしちゃいました♪

今月号のバイシクルクラブの172ページで、スミサキさんと写っているバイクそのままです(笑)。

R0014608.jpg

ところで29er、今泉さんは以前からこのプロジェクトを進めていた訳ですが、
思い出せば今泉さんは昔から、98SHに700Cのホイールを履かせていたり、
俗にいう69er仕様にカーボンフォークとか、面白いことをお会いする度にやっていたなあ。

それも、このプロジェクトの延長線上にあったなんて、ただ面白がって見ていた僕は気が付かなかったケド(笑)。


でわでわ、今回はディテールや、このバイクの仕様などなど。

リムはALEX A-CLASS SC2で、タイヤはPanaracer Driver29erPRO 29×2.2”(590g/本)。
物理的にタイヤの接地面の大きくなる29erは、グリップよりも転がりの軽さを優先させることが多いそうです。
あまりゴリゴリのタイヤだと、29erとは言え漕ぎが重くなるみたいです(笑)。

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フロントフォークはSRサンツアーの RAIDON X1、29インチ専用フォークで9mmQR仕様。
ストロークは120mmで、エア・スプリング、ロックアウト、リバウンド調整付。
インナーチューブもアルミ製になり、年々上位機種からの技術的・品質的移行がなされているようです。

因みに29”は特に、フォーク、ホイール周りのアッセンブルの仕方により、印象がガラッと変わるそうです。
これは大径タイヤ故に、フォークのレッグは勿論、スポークも長くなり、リムも大径化して26”と比較すると物理的に剛性が落ちやすい要素があるからです。

ですからホイール周りも好みにもよりますが、シッカリした剛性を有している物、
またフォークも、9mmQRよりは15mmスルーの方が良いかもしれませんね。

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取りあえず、僕の98ST 26インチフレームと並べて比較してみました。
手前と奥に並べてあるので、パースペクティブがあることはご了承願います。

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前から見ると、こんな感じ。
26インチは140mmストロークのフォークですが、29インチの方がハンドルバーが高くなっていますね(笑)。
僕のスタイルからしてアップライトなポジションを好みますが、下りでの前輪への荷重の掛かり具合に興味があります。

R0014665.jpg

ジオメトリをどのように変えてあるかは企業秘密だと思うのですが(笑)、
BBハイト等、微妙に味付けを変えてありそうです♪

また、大径タイヤを収めるために必然的にリア3角が大きくなり、各チューブも長くなっていますから
ウイップの感覚等も、きっと違って感じるはずです。

僕が気づいた点は、チェーンステイのブリッジのパイプ径が、26インチフレームと比較して細くなっています。
コレはチェーンステイの剛性コントロールというよりは、BB周りの剛性を調整しているのかもしれませんね。

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チェーンステイの工作は、見た感じでは26インチとの差は分かりませんでした。

R0014620.jpg

ダウンチューブは26インチフレームと比較して、若干大径化しているようです。

でもね面白いの、「ここのチューブが同じ径で長くなっているから、こうだろう!」って推測して、
乗って正解なら勿論嬉しいし、予想を裏切られてもコレまた楽しい(笑)。

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リアセンターを詰めるために、シートチューブは大きくベントしています。
真横から見ると、結構曲がっていますね!

R0014611.jpg

最後に、以前今泉さんより送って頂いた、裸の状態の画像。
セクシー過ぎて、鼻血デマスタ(笑)。

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次回は、ライドのレポートなどなど。